ノルくんに一足早いお年玉(^^)、日本の味覚は繊細or狭量? 2014-12-30 [日々の出来事]
一足早くお雑煮(^_^)
昨夜のみぞれ鍋(鶏腿肉、ナメコ、葱、白菜、大根、人参、豆腐、油揚げ、入れすぎ^^;)のゼラチンたっぷりの塩味スープに昨日ついた餅を入れました。
胡麻油も入れた塩ダレ風の雑煮、なかなか行けますよ。
今夜は、このスープに生まれて初めて片栗粉を溶いて入れてとろみをつけました。面倒臭いというだけの理由で何十年も避けていました。
こんなに簡単にとろみが付けられるなんて新鮮な驚きです。
暫くは調子乗って多用しそうです。
好事魔多しと言いますが、洗濯機を回していたのをすっかり忘れて、一晩経ってから干す羽目に。こういうのをまだら呆けと言うのでしょうか。
ノルくんの特発性膀胱炎が一進一退を繰り返しています。
身体を冷やさないようにホットマットを椅子の上に設置していましたが、温度調節が出来ないのとマット面が暖かいだけで背中側は寒いみたいで、利用しなくなっていました。昼間もぼくのベッドで寝ています。
冬はまだまだ長いので、身体全体を温めてやろうと、昨日、電気炬燵を購入。
地元津山ではペット用の炬燵が見つからなかったので人用にしました。
マイカヒーターという消費電力が比較的低いタイプの機種。9980円。
弱で使用すると消費電力60wh、電気代が1時間1.6円の優れもの。
廊下に設置している猫用炬燵(使用4年目)もマイカヒーターで故障知らず。
※マイカは雲母のこと。
箱を解いて、説明書を開かずに組み立て完了。(このプロセスに猫が絡む写真を載せるのがブログの王道でしょうが省略^^;)
値段の割にはどっしり重くて頑丈です。
設置場所は熟慮の末、ぼくのベッド(^_^;)の端に。
ここでみうめちゃん出演。
好い機会なので、猫部屋(ぼくの寝室が主だが)のキャットウォーク、キャットステップを久しぶりに紹介しておきます。
右上がいちばん長いキャットウォーク。左はエアコンの上も利用。
そのまま左回りに
エアコンを過ぎると段差のあるキャットステップ。
表サッシ側は、初めはカーテンレールの上を歩いていたが、カーテンに悪戯をするのでキャットウォークを設置。
手前はサンセイのキャットタワー(スリーキューブ)とカラーボックスを繋いだ。
さらに左に回ると、イケヤのキャットツリーを経由。
ノルくんやアメメには跳べない難関です。
最後のコーナーも運動能力が要ります。
みうめちゃんや塾猫たちの独擅場。
などの記事でも取り上げています。
さて、炬燵のほうは、
左)入っていた緩衝材のウレタンシートで炬燵の3方を断熱。
右)その上から炬燵布団を掛けました。猫とぼくの寝床と共存するための工夫。
まともに炬燵をセットするとぼくの寝床が犠牲になります。
炬燵の中はこんな感じです。
早速みうめちゃんが点検に。何の場所かすぐに理解したようです。
まだ塗料とかの化学薬品臭がしますが大丈夫そうです。
ノルくんも加わって不具合や手抜き工事箇所の厳しい点検。
お尻はみうめちゃんのものです。
電源を入れた状態。
馴染むのが早過ぎだぞ。
昼間は炬燵の上にぼくの掛け布団を重ねて、その上から毛布。
左を出入口にして24時間運転の予定。
ぼくが上手く寝られることを望みます。
不自由な場合は、此処を2頭に譲って、ぼくは潔く和室に引っ越そう。
ノルくんへの一足早いお年玉でした。
(そのわりにはみうめちゃんが妙に興奮)
「檀流クッキング」の解説文の筆者 荻昌弘氏(映画評論家として著名、学生時代ファンでした。そう言えば荻氏も檀一雄氏も六十過ぎで亡くなりました)によると、日本人の味覚はアミノ酸の微妙な差異に偏りすぎている狭量な感覚であるそうだ。味覚の世界はもっと広大なのにと。
確かに私たちは、出汁の取り方で生じる微かな違いを「やっぱりきちんと取った出汁は美味い」と愛で、日本酒の度数に違いはないのに旨味の僅かの差異を云々している。ビールのような飲み方では気にも留めない違いかも知れない。
しかし、それを荻氏のように狭量と呼ぶのは自虐に過ぎる、むしろ微妙な違いを味わえる繊細な味覚と呼ぶべきであろう。
ビールですら私は室温でちびりちびりと含み口の中で転がして飲む、すると、アサヒスーパードライが如何に肉体労働者あるいは女子どもの飲み物かがよくわかる。プレミアム・モルツの奥の深さも実感できる。よなよなエールを大口開けて喉越しで飲む虚しさを教えたくなる。
さらに荻氏によれば、大蒜と生姜と葱をベースに引き出す味は中国流であるそうだ。私はベースのひとつに胡麻油も加えたい。このやり方をすると大抵のものは美味しく食べられるようになる。
だが、それは素材の味を生かす日本料理と違って、調味料で強引に食わせるファストフードの食べ物に似ている気がする。アルコールさえきつくて酔えれば何でも飲むというアル中(アルコール依存症者)の論理ではないか。
などと日頃の料理の腕を省みもせずに綴ってしまいました。
年の恥は書き捨て
と申すことが許される年の暮れでございます。
それでは皆様、
あ 有難いなあ
し 幸せだなあ
た 楽しいなあ
都会の人も食材の自給を楽しみましょう(^_^)v
読んでくださってありがとうございますm(__)m
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