幻の茸を発見か!茸料理完食 2014-10-24 [自然と農]
いきなり今日の収穫たっぷり。
美味しそうなキノコ、ついに採れました(^_^)v
なぜモノクロ?
昨日の生姜堀り、絶妙のタイミングと自賛。
今朝は今季いちばんの冷え込み、外気温5℃くらい。
生姜を畑に植えたままにしていたら駄目になっていたかも。
霧も今季いちばんの濃さでした。
雨後の低温。
菌(菌 キンとは元来、キノコのことで菌の訓読みが きのこ)が活発になる条件が揃った。
3度目の正直。奥山に幻の茸探しに出かけることに。
大谷池を見下ろす山に分け入る。
時刻は10時台、雑木林の中が明るい。
3週間前よりも落葉樹が葉を落としていて、少し寂しくなった林の中で常緑広葉樹の緑が目立つ。
暫く歩くと、あった!
白くて綺麗な茸。
別の場所にも、あった!
図鑑によるとドクツルタケ。超猛毒(;_;)。
英語でデストロイング・エンジェル(Destroying Angel)。一本食べただけで、嘔吐、腹痛、下痢、肝臓や腎臓の機能障害などの症状が出て死に至る。
一旦、袋に入れていたが、捨てた。
さらに登って松の多いエリアに。
今度こそ、あった!
松茸と言いたいところだが、ショウゲンジという食用茸。
傘が開き過ぎていて、食べるには不都合。
昔、性賢寺ショウゲンジという寺の和尚さんが、うまい茸を村人に教えず、内緒で食べていたところからこの呼び名に。
シャウゲンボウ(岡山県美作)、コムソウ(長野および広島)...etc.呼び名は地方で異なる。ぼくはコムソウと実兄から教わった。
10月も下旬のため、傘開きが多い。
おっ!良形を発見。
一瞬、松茸かと。
さらにその周辺にも、
やっと茸狩りらしくなってきた。
別の茸を発見。
何となく温和で優しい雰囲気。
名前のわからない、でも、食べられそうな茸。
毒キノコのところに載っていないので大丈夫と判断して採取。
松林のエリアを暫く探したが、お目当ての松茸には出会えず。
たぶん今シーズン最後のキノコ狩り。
来年の楽しみとする。
冒頭の写真がなぜモノクロだったか。
松茸が交じっているように見えないかなあとm(_ _)m
理想的な姿のショウゲンジ(コムソウ)。
こちらが謎の茸。図鑑で特定できず。
茎は縦に裂けなかった。
若干の不安有り。
さあ、茸料理タイム。
少しの量なので、酒蒸し(塩煮)にして酒肴にすることに。
汚れを洗って、
小さめのはそのまま、大きいのだけ縦に切り、鍋に入れる。
古い日本酒を贅沢にかけて、塩を適量いれて、
蓋をして5分間、蒸煮。
たったこれだけ^^;
のどごし生をコップに注いで、
いただきます。
香りは、松茸のような個性は特に無し。雑木林と土の香りとでも言うか。
ショウゲンジは、歯切れがよく、味は温和、食感が好い。
謎の茸は、歯応えが弱く、味は苦味と若干の辛味を感じた。が、不安な気持ちがあると酒が不味くなるので、食用、食用と自己暗示にかけたところ、肴に適した。
午後6時に食して、現在、10時。
何も異常を感じず。
正直に言うと、ホッとしました。