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荏胡麻(エゴマ)特集〜荏胡麻塩麹味噌仕込み、「言いたい放題」 2015-11-26 [好きな言葉や拙見]


仮眠から目覚めて食堂の時計を見ると午前五時(^^;)
えっ、夜中の一時頃かと思った。室内が明るくて時間感覚無し。
寝室の蛍光灯を消し忘れ。廊下からはふーちゃんたちが食事の催促。
和室の蛍光灯も明々。ふーちゃんが紐に飛びついたのか。
一晩中二部屋も点灯していたとは。わが家は不夜城。

嬉しかったこと。NHK杯将棋トーナメントの佐藤康光九段対宮田敦六段の対局を録画鑑賞、終盤戦の詰むや詰まざるやの局面で解説の松尾歩八段よりも先に1三角からの詰みに気づいたこと。正確には、1二玉と逃げられたら詰まないが先手勝ち。一年半の間、弛むこと無く脳内のアルコール消毒に励んだ賜。一層の精進を期せん。

もうひとつ嬉しいニュース。棋士の吉田正和五段(29歳)と競技かるた永世クイーンの渡辺令恵(ふみえ)さん(51歳)が結婚されたとのこと。吉田五段は、アマチュア時代から将棋一筋で人付き合いが苦手というか無器用で周りに配慮無しの発言が多い(←すべて褒め言葉です)我が道を行くところが気になって応援していた棋士。おふたりとも初婚とのこと。破れ鍋に綴じ蓋(^^;)、姉女房は身代の薬とありますように、二回り近い歳の差カップルを祝福します。

ところで、川崎敬三さんが亡くなられたことをいっぷくさまの「戦後史の激動」で知った。温かい眼差しで綴られた記事から、彼の人物や世捨て人のような後半生を知ることが出来て、ぼく自身の生き方の参考になりました。この記事に感謝。川崎敬三さんがいちばんお喜びになっていることでしょう。

そして、9月5日、神奈川県内の病院で原節子さんが肺炎で亡くなられていたとのこと。95歳。週刊誌で子供の頃以来何度か、謎の私生活とか邸内で行水をしているのを目撃されたとかの記事が載ったのを記憶。当時から伝説化されていた感。「お嬢さん乾杯」(昭和24年木下恵介監督、佐野周二)、「東京物語」(昭和28年小津安二郎監督)での、媚びやいやらしさを感じさせない抑えた演技から伝わる品や清潔感が印象に残っています。訃報記事では「日本人ばなれした美貌」とかの言葉が使われていますが、却って彼女の本当の美質が伝わりにくい表現かと。
 
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猫炬燵の出入口トンネルを占拠中のアメメ
暖気がお尻とお腹を温めてくれるのが心地よいみたい。

一方、ぼくの食卓iMac用の椅子を占拠中のノルくん 
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ルミナス・ラックでは寒くなったのだろうか。
かなり困るのですけど。 
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退いてくれないので、半分をノルくんに譲り、ぼくは半ケツ(^_^;)
ノルくん、かつては横綱の貫禄があったのに、痩せてきて骨がごつごつ。
糖尿病なのかなあ。なんか痩せるとみんな糖尿病の気がしてきた。

ところで、こんな食材を実家から分けてもらいました。
蕎麦殻? 押し麦?  
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正体は荏胡麻(エゴマ)パウダーです。
と言えばお洒落に聞こえますが、要するに荏胡麻から油を搾ったあとの滓。
しかし、これがなかなかの食材。
荏胡麻の成分が少し残っている上に、風味は濃厚で、さらに食物繊維の塊^^;。
レシピの材料でもよく目にするようになりました。

この一年、荏胡麻をおやつ代わりに食してみたところ、
大麻の実や胡桃に似た味で美味しい
食物繊維豊富でお腹の具合が頗る快調
物忘れには全然効かない(^_^;)
エゴマ油はとても高価だが、実は少し高い、搾り滓は安価
以上を体感しました。 

汗水流して(つくったのは実家です、私は一切汗を流していませんm(_ _)m)作っても収穫量が限られ、殻から小さな実を集めるのに手間の掛かる貴重品のエゴマ。同じシソ科の紫蘇の実の殻からあの小さな実を取り出すのを想像してみてください。

その実から搾るエゴマ油は、実の重さの1/4ちょっとしか搾れなくて、手間賃も含めると値段を実の5倍にしないと追いつきません。だから純正品油ならば高価なのは当然。ならば、実を丸ごとよく噛んで食べるか、すりつぶして食べるのがお得で自然でしょう。なお、エゴマ油は乾性油なので、菜種油とかと違って乾きます。
 
あと、今後、原料のエゴマが不足しているので、中国産(追記: や韓国産)が出回り、且つ、エゴマ油入りを売りにして、他のいろいろなもので増量した、例えばエゴマ・ドレッシングとかが高い値段で売られることでしょう。サントリーのセサミンとかと同様、ゴマのままを愛好するか、高いサプリになったものを購入するか、購入する側の考え方次第。

で、今回は荏胡麻搾り滓パウダー入り塩麹、略して、荏胡麻塩麹味噌(あんまり略されていない^^;)を仕込むことに。 
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 米麹450g、荏胡麻パウダーを同体積、塩120g
以上を手でよくほぐして混ぜる。
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左)50℃のお湯をひたひたに注ぐ。
手をベトベトにしたくないので、杓子でかき混ぜる。
このような状態で麹菌に委ねる。

右)一晩経った今朝の荏胡麻塩麹味噌。一日1回かき混ぜて麹菌に呼吸させてやる。このあたりはどぶろくづくりでお馴染み(^_^)
 
たぶん二週間後には旨味が出て来ると思うが、半年以上熟成させたほうが美味いはず。
去年、紫蘇の実と米麹と味噌とを混ぜてつくった嘗め味噌は、一年経って熟成され、甘味とお酒の風味の濃厚な味噌に育った。
完成したら、魚や肉に塗って一晩寝かせて焼くのが楽しみ(*^^*)


ojiojiの「言いたい放題」コーナー(=^ω^=)
(溜まっていたコメントを垂れ流し^^;)

あっ、この映画(「ザ・インタープリター」のこと)観ました。
ニコール・キッドマン綺麗すぎ。あの器量ならこんな人生にはぜったいならない(^O^)、ショーン・ペン好き~。
ニコール・キッドマン(国連通訳)がショーン・ペン(捜査官、シークレットサービス)に聞かせたクー族の言い伝え?の「憎んでいるやつが溺れているときお前は助けてやれるか」にどう反応するか。復讐は悲しみを産み出す、よく言われます。が、ぼくみたいに仇討ちに感動し復讐を尊ぶ人たちもいる。1999年11月馘首になった会社に合法的に復讐することに全力投球した数週間が懐かしい、大成功、会社はM&Aで消滅しました(^^;)(ぼくの蟷螂之斧のせいじゃあなくて神の御業・歴史の必然でした)。
ショーン・ペンは自分の妻を死なせた間男を溺れ死なせたいと言う。が、ニコール・キッドマンが家族のために果たしたい復讐を制止しようとする。
ニコール・キッドマンは、クー族では命を助ければ悲しみから解放されるとショーン・ペンに教えつつ、復讐のための暗殺に殆ど成功しかける。ほんとは彼女を応援していたのに・・・、ラストでカタルシス味わえなかったのが不満です。が、惹き込まれた映画です。ちなみに、映画の初めのほうがわかりにくくて、二回目で理解して楽しめました。脳猫化症です。


自転車操業を余儀なくされる資本主義経済、現役引退後だけでもそこから離脱して悠々自適の人生を送る喜びにもっと多くの人が気づいてほしいものです。在宅自然死を、老人医療の貧困だとか孤独死だとか否定的に報道するこの数十年で、自然の摂理を不幸と思い込む死生観が多くの人に摺り込まれた気がしております。


彼岸花と茶トラ猫、絵になりますね~。
「ごんぎつね」で、兵十のおっ母の葬式の日に彼岸花が真っ赤に咲き続いていた場面を思い出しました。


マハトマ・ガンジー師が資本主義七つの大罪で「道徳なき商業」を五番目に挙げておられます。貸すほうも貸すほうですが、借りるほうも借りるほうですよね。Amazonで検索すると、次のような巫山戯た題名の本が☆☆☆☆とかの評価に。「図解 借りたカネは返すな!―目からウロコの合法的“借金”帳消し術」「借りたカネは忘れろ!―誰にでもできる合法的借金帳消し術」「銀行にカネは返すな!―会計士・税理士では手に負えない会社を再生するテクニック」「借りたカネはやっぱり返すな!」「あなたの借金、返さなくていい!―借金は踏み越えろ!!ローン・サラ金・クレジット」中身はわかりませんが、最後の本のレビューをチェックすると、☆☆☆☆☆が10人、☆は2人。そりゃ国家財政赤字が1000兆円を超えるわけです。まさか、国はこれらの本を読んで赤字国債を償還しないつもりじゃあ(^O^)。まあよい、それも面白い、正々堂々とダイナマイトを巻いて国会議事堂か霞ヶ関に突入する理由が出来るから。子どもの頃飼ってた犬を保健所で殺されたから厚生官僚OBを刺殺するのとは違って、格好良いでしょう。


丸山圭子さん「どうぞこのまま」、確か京都の大学に出てきた年にラジオで聴いて気に入ってエアチェック。今はiTunesに。イントロから歌の初めの部分、ジョージ・ベンソン(カーペンターズ)のThis Masqueradeが浮かんで好きです。実は、今回YouTubeで彼女の歌う映像を初めて見ました。レコードよりもふらつく音程の箇所も独特の魅力に感じます。西島三重子さんの「池上線」も同じカセットに録音してました。良質の女性シンガーソングライターがたくさん出た時代なのですね。今も活動されても方も多いみたいだし。どうぞこのままを丸山圭子さんと研ナオコさんでリフレインさせながら書きました。


実兄(栽培の指導者のほうでブームの仕掛け人の側)に聞くと、栽培に興味を持つ人が増えているそうで、地元で開いたエゴマ説明会にも四十名もの出席者があったそうで、遠方からの方たちも。
ただ、物忘れには全然効きませんよ(^O^)。ぼくも去年からエゴマを胡麻の代わりにおやつや和え物とかで摂っているのですが、知識どころか実体験すら光速度で過去に消え去りました。と言いつつ、身体に良いです。毒々しいスナック菓子を食うより、エゴマをスプーンで口に放り込んでもぐもぐしているほうが幸せです。
小売価格が高いのですね、値段を見てびっくり。
ただ、栽培から出荷までの手間を見ていると、あの小さな実(エゴマもシソ科、紫蘇の穂から実だけ取り出すのを想像すると近いです)を取り出すので、耕作面積からの収穫量は驚くほど少しです。貴重品です。だからオイルにするより、ぼくなんかは実のままいただくほうが無駄がないと思います。クルミみたいで美味しいですよ。ちなみにカナリアとかの餌のエゴマなら人間用のよりヒト桁安いです。オウム真理教の毒検知に使われてた鳥の餌だから食べても大丈夫でしょう(^O^)


国や行政に面倒見てもらうのが当たり前の、不足や不満を行政にぶつける暴走老人にはなりたくないものです。
「福祉は麻薬と同じ」と言われることもありますが、京都市で長年暮らした経験から、まさにそのとおりだなあと思わされます。


原作を知らないまま(有川浩を男性と思い込んでいたくらい)、榮倉奈々さん目当て(あまり賢く見えないとは酷いです~)で録画を見て、キュンとするところは楽しめたのですが、「戦争」というか設定についてゆけなくて・・・。
今回の解説で納得です。先ず原作を読めですよね。
榮倉奈々さん、ドラマ「遺産争族」にも出ていて毎週会えるのが嬉しいです。


老人介護社会を迎えて、今まで対象として接していた年寄りに自分もやがてなるんだなあとしみじみ。学習塾を生業にしていたにもかかわらず、昔から子供よりお年寄りのほうが好きだったので^^;、高齢化社会は喜ばしいこと。ひとりでも多くのお年寄りが悠々自適に自助生活を送れたらと思っております。「ナポレオンの村」の限界は、村に都市から人を呼んで産業振興をとの発想。神楽村の人たちだけで自立自助の暮らしを送ればよいだけ。


バリカンのアタッチメント無しに初挑戦でした。というかバリカンの自刈り自体、6月が初体験。髪がクッションと言えば、中学時代、長髪を認めるかどうかという全校集会があって、「坊主頭は怪我をしやすい。長髪は頭を守る」と力説していたやつを思い出しました。時代変わって、今や、丸刈りは暴力団や右翼を連想させるとの理由で非推奨になってしまった感。受刑者や峯岸みなみみたいに謝罪するときの頭になっちゃいました。なお、女子受刑者の髪型は自由みたいですね。死刑囚も丸刈りにしなくてよいとか。五厘刈りにして10日、利点は洗髪がさらに楽になったこと、シャンプー不要に。欠点は頭を蚊に刺されまくるという珍しい事態になったことです。 


浅田次郎氏には「キンピカ」で大笑いさせていただき、
「蒼穹の昴」で感動の大泣きさせられました。
「プリズンホテル」も懐かしいです。
1990年代、彼の作品を読み漁っていた時期がありました。
それが今や、今年読破した小説は「後妻業」(黒川博行、傑作「国境」の作者)だけ、しかも数週間かけて(^^;)というテイタラクに。
ひたすらドラマ漬けのこの頃です。


古来、エゴマ油を利用していたのに、菜種油の普及で一旦捨て去り、忘れ去っておいて、韓国経由で(たぶん在日の方経由とかで)広まり始めると、まるで新しい食品の如く宣伝をするという、現代日本おなじみのパタンです。
サンチュ(かきチシャ)なんかも日本で普通に食べていたのに、西洋人の真似をして栄養価の低い結球レタスをもてはやし、一旦かきチシャを捨て去っておいて、焼き肉ブームに乗って韓国からの新しい野菜として広まった経緯と似ています。
古くからの良きものを平気で忘れ去る、アメリカへの原爆の憎しみも忘れ去る、日本人とはほんとうに「あっさり」したおめでたい人たちだなあ(^_^;)と痛感。韓国の反対ですね。韓国は憎しみや起源の主張(多くは悲しい勘違い)に拘りすぎて不幸だなあと思います。


そもそも現代中国が国家として平穏に存続することは難しい気がします。
多民族がひとつになるのにそれぞれの文化を無視した共産主義とは無茶です。
チベットに限らず、内モンゴル自治区の独立運動など、
他国のこととはいえ、応援したい気持ちです。
ところで、訃報欄とかで意外な人が満州生まれだったと知ることがあります。
なかにし礼さんや李香蘭こと山口淑子さんとか有名ですよね。
今、調べたら、91歳の赤木春恵さんや、赤塚不二夫(以下敬称略)、浅丘ルリ子、加藤登紀子、沢村忠、ジェームス三木、ちばてつや、藤原正彦、松島トモ子、横内正…etc、彼らにとっては満州が故郷であり日本であったわけか。


二度童子(にどわらし)って言葉があるそうですが、なんか仲好しの童子と童女のように見えます。穏やかな時間がゆっくりと過ぎているのでしょうね。どうか一日でもたくさんこんなこんな日が続きますように。
SWニコルさんって?と思ったら、C.W.ニコルさんが他人のヘーベルハウスの屋上でBBQやってたとは。「アファンの森」でやればよいのに。それじゃあCMにならないか。お元気な姿を見られて嬉しいです。彼のメッセージが好きだったぼくは、10年程前になんと彼のCD「WHISKY」をiTunes Storeで購入しました、あと「庄司船長」って歌も。自然はいいなあで終わらないで、私財を投じて、ブナやトチを植えて森を再生させている実践家としての彼が好きです。アファンの森に隣接する国有林が杉や檜の人工単層林の死んだ森なのが恥ずかしい。


わがままではなく、ありのままに
都市の方も食材の自給を楽しみましょう
読んでくださってありがとうございます(=^・^=)
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