「レンタネコ」より「牡丹と薔薇」、「さくら心中」の思い出 2015-04-03

ひねもす雨模様。

桜の写真をもっと撮っておけば良かった。

 

昨日はアメメくんの意地汚い姿を紹介したのですが、にもかかわらず、温かく受け入れてくださる方々がいらっしゃり、つくづく彼は幸せ猫です。 

今日は今日で、食卓に置いていた戴き物のひよこ饅頭を食べようとすると、ふたつとも上部が破られて食い荒らされていました。

偏食のノルくんはお菓子など見向きもしないので、みうめちゃんの仕業。

しかし、姿が見当たりません。 

　

テレビの裏に隠れていました。

頭隠して尻隠さず(^_^;)

でも、 

こんな幸せな顔を見ると叱れません。 

 

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昨日、楽しみにしていた「レンタネコ」の録画を見ました。

上映時の宣伝に惹かれて、ぜひ見たかった映画。

襟を正して視聴開始。

んっ？

ゆるいなんてものじゃあないぞ。

猫と暮らす家や庭にリアリティが感じられず、

かと言って、メルヘンでもファンタジーでもない。

小林克也のおばあさんに至っては、ドリフのコントレベル、白ける。

何より、猫が描けていない。

リヤカーに蓋のない箱を並べて、その中に一頭ずつ猫を入れて「レンターネコ。ネコ、ネコ」は無いだろう。

最初の5分で脱落しかけたが、いや、あんなに話題になっていたのだから何か急展開するはずだと、イライラしながら微かな期待を頼りに見ること一時間、レンタカー？の受付女性のくだりで視聴中止、録画消去。

ああ、５分で止めときゃ良かった。

猫虐待映画に人生を一時間も浪費した自分の優柔不断さに嫌気が差した。

襤褸滓に書いたので監督名などは伏せておきます。

 

これがヒットしたなんて、いろんな感性の人がいるんだなあ。

というか、だからこそ、皆んな自由に生きようよ。

（馬鹿に、もとい、周囲に合わせる必要無し） 

気を取り直して「牡丹と薔薇」の再放送を録画することにしました。

脚本家 中島丈博氏のファンなのです(^_^;)。再会は笛木優子さまの「さくら心中」、2011年大津波の年の2月の火曜日（塾時代の非番の日）、30年近く前のシャープのテレビが置き物と化していたのですが、地デジしか見られなくなるというので、三菱の地デジ対応テレビを購入、電化ショップ北村のご主人とチャンネル設定などをしていたときに、偶々放映していたのが「さくら心中」、神保悟志、松田賢二、いしのようこ、小野真弓、木の葉のこ（懐かしい）、東海テレビの昼ドラでした。モー娘。の中澤裕子さまが「牡丹と薔薇」の川上麻衣子のような看護婦役で怪演していた回。なんじゃ、この世界は？と一発でハマりました。というわけで、新しいテレビでの最初の録画は「さくら心中」(^_^)。仕事を終えて平日の深夜、食事しながら見るのが楽しみでした。ドロドロの愛憎劇に文学の香りが漂っており、大津波で延期になった放送が待ち遠しかったものです。終章の主人公 林丹丹も、不評だったみたいですが、ぼくは大満足。

爾来、中島丈博氏をチェック。動画で「赤い糸の女」、「天国の恋」を完走。いつか「牡丹と薔薇」をと思っていたところ、今週から地元放送局で再放送(^^)v。DVDを入手しなくて済みました。

学生時代、一乗寺の京一会館で観た「津軽じょんがら節（1973年、ATG）」「赤ちょうちん（1974年、日活）」「祭りの準備（1975年、ATG）」も彼の脚本です。

みうめちゃんとノルくんもドロドロ劇(^_^;)

避妊猫と去勢猫なので、存分に楽しんでくれ(^O^)

 

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こんなニュースが 

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150402-00000014-kyt-l26

 

パトカー追跡でバイク転倒、アルバイト女性が骨折

京都新聞 4月2日(木)11時25分配信

今どきこんな見出しをつけるとは呆れます。 

真相は、２日午前３時４０分頃、大津市の国道１号で赤信号を無視したバイク２台とオートバイ１台をパトカーが追跡中に、18歳のアルバイト少女の運転するバイクが道路の段差に乗り上げて転倒、腕を骨折したという犯罪者の一人相撲。

少女の名前を報道して戒めにすべきなのに。

パトカーはよくぞ逃さず追い詰めた、えらい。 

京都新聞の記者さん、適切な見出しの例を教えてあげます。

 

信号無視のバイク、パトカーから逃走中に転倒、

運転のヤンキー少女が骨折！因果応報、ざまあみろ

 

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タグ：レンタネコ 荻上直子 市川実日子 牡丹と薔薇 中島丈博 笛木優子 中澤裕子 さくら心中 東海テレビ 林丹丹 赤い糸の女 天国の恋

コメント 18

まだ浅い人生経験ですが・・・もっと撮っておけば良かった
この気持ちが、写真上達の一番な心掛けと思います(^^ゞ
そんな気持ちで撮った作品、ペンタックスファミリーフォトコンテストで
久し振りに『入選』させて頂きました(^^)
　パトロールカー（短縮形が嫌いなので）に追われて怪我
無理な追跡って云われる事もありますが・・・難しいですね(><)
短縮形が嫌いと申せば『スマホ』とか『コンデジ』とか嫌いですが
何故か、ブログって言葉はよく使っております(-。-;)。
by kontenten (2015-04-03 21:52) 

さすがojiojiさん　見出しだけで内容が分かります＾＾
京都新聞の見出しは、パトカーが悪者みたいです＾＾；
by てんてん (2015-04-03 22:58) 

いやね、常々おかしいと思ってるんですよ。追いかけすぎて事故を起こして警察が非難されるでしょ？これって犯人逃してもいいよってことなんですかね(-_-;)
by mitsuya (2015-04-04 01:09) 

kontentenさま、フォトコンテスト入選おめでとうございます(^_^)
何のために撮るか、見てもらうため、思い出のため、記憶だけではだめか、何を撮るか、撮れなかったものは思い出ではなくなるのか、上手くなくても脳内補整できるか、見てもらうなら美しい写真にかぎるか、
写真、専門的なことは何も知らなくて、判断基準がよくわかりません。ぼくにとっての俳句と似ています。

省略言葉、ぼくもあまり使いたくありません。スマホとか世間に合わせて無理して使うって感じです。携帯電話もこのブログを始めてからケータイと表記。
パトカーはさすがにぼくの中では普通名詞になっています。
お盆とか五輪は盂蘭盆やオリンピックより好きかも。
マクドとマックとか、メルアドとメアドとか地域で異なるのもありますね。落語の題名にも「猫忠」とか「猫定」とか。

by ojioji (2015-04-04 07:57) 

てんてんさま、おっしゃるとおりですよね。
新聞の見出しはなぜかこのパタンが多いです。いつからなのでしょうね。新聞を読み始めた子どもの頃すでにそうだった記憶です。
正確には、ケース・バイ・ケースで、警察とは別途取材をして、パトカーが無茶をしたならば記事にすればよいのでしょうが、この事故の場合など疑問の余地無しの気がします。
by ojioji (2015-04-04 07:58) 

mitsuya さま、おっしゃるとおりですよね。
警察官による発砲についても、今世紀に入る前は、威嚇射撃だろうが銃器を持った相手への射撃だろうが、警官が発砲！と非難の見出しの時代が長かったです。とくに朝日新聞。

今世紀に入ってからでも、校則違反の茶髪の生徒を校門で注意して帰宅させたある公立高校側を「教育を受ける権利を奪った」というへっぽこ教育評論家の談話のかたちで非難する記事をよく憶えています。
（学者や評論家の談話のかたちで世を惑わす意見を流布するパタンも大新聞の得意技です、自社の記者の責任で書けよ。）
義憤にかられて洛西高校に励ましの電話を入れたところ、電話を受けた人から引かれたのが寂しかったものです(^_^;)。
当時、この高校は校門から出たとたんに制服のポケットから煙草を取り出して火をつける不良とかで、せっかく地元にある普通科なのに生徒を進ませるのが心配な状況があったのを、学校側にて果断な対策を始めたところでした。
何も知らない新聞社が「教育を受ける権利」などと言う心の通わぬ言葉を持ち出しての紋切り型の批判、ヤル気のある生徒の教育環境を壊す分子を排除するとき使う言葉じゃあないだろうと臍が茶を沸かしました。
左翼教条主義的で無責任な教育評論家も今世紀に入ってからだいぶ影を潜め、オネエ言葉とかで宗旨替えをされた方もいらっしゃるみたいです。
by ojioji (2015-04-04 08:03) 

ojiojiさんの
適切な見出しの例　に　大拍手！！！！！
by cooper (2015-04-04 08:57) 

いやー、みうめちゃんのラブラブ写真が、記事内容を圧倒してしまい、にんまりにっこりです。
by mayu (2015-04-04 09:32) 

にゃんこって知らない間に悪さして怒ろうと探すととっても可愛い表情をしてたり、ぐっすり幸せそうに眠ってたり・・・で結局怒れないんですよねぇ(^_^;)
評判になった映画、すごく楽しみに見て「え～(>_<)」ってがっかりすることの方がなぜか多いです(-.-)

by ニッキー (2015-04-04 11:26) 

今年は、満開になったと思ったら、春の嵐＆低気圧停滞･･･
見頃の期間が、あまりにも短かったですね(^_^;
レンタネコ･･･そんなにガッカリでしたか？　見てないけど･･･見ないでいいのね〜
by のらん (2015-04-04 15:22) 

cooperさま、温かく見ていただきありがとうございます。
普通なら、達観していればよいのでしょうが、こんなことにこだわりながら生きてまいりました。
by ojioji (2015-04-04 20:23) 

mayuさま、悔しいけれど、沈黙は金、雄弁は銀ですね。
ひよこ饅頭、みうめのお下がりをいただきました。
萌奈さん、元気とのこと、ホッとしました。
by ojioji (2015-04-04 20:23) 

ニッキーさま、ほんとにそうです。現行犯以外は叱れません。
虚空に向かって怒っています(^_^;)

ベストセラーの本と同様、大ヒットとかいうのは合わないときが多いです。自分がユニークなんだと良いように受け止めています(^O^)
レンタネコは、猫映画だけに悔しい。

by ojioji (2015-04-04 20:23) 

のらんさま、ぼくは今日、桜巡りの散策をしてまいりました。これから記事にまとめます。
レンタネコ、はい、特にのらんさまなら見る必要無しとキッパリ(^_^)
ぼへ猫さんたちとの２時間のほうが遥かに大切です、とキッパリ。
by ojioji (2015-04-04 20:23) 

「祭りの準備」「赤ちょうちん」時代だなぁ見ましたぁ。「おこげ」も中島丈博さんなのね。私は神代辰巳さん派（笑）「青春の蹉跌」「宵待草」忘れられない「一条ゆかり」「噛む女」も好き～。ドロドロ世界観もチャンスあったら見てみよう^^;
by sayu (2015-04-05 01:15) 

sayuさま、おお、同志よ！
神代辰巳監督、あまり意識したことは無かったですが、日活ロマンポルノも京一会館や弥生座？で見ていました(^_^;)
噛む女、見たことないのですが、題名だけでerect^^;、kontentenさまぜひどうぞ(^O^)
ドロドロと言いましても様式美に従った脚本、歌舞伎を彷彿させます。奇しくも、今月来月で、様式美を求めて、溝口健二監督を中心として、新・平家物語や地獄門や雨月物語や山椒大夫や弁天小僧や水戸黄門や近松物語などの映画を試聴する予定です。
by ojioji (2015-04-05 16:02) 

山椒大夫、見たい～。安寿と厨子王でしたっけ？近松物も好き。でも溝口監督物は見てません。面白そうたよね^^;
by sayu (2015-04-05 20:34) 

sayuさま、大津波の頃のNHKBS山田洋次監督が選ぶ日本映画100選のお蔭で、昔の良い作品を知ることができました。
あの企画がなければぜったい見る機会が無かったであろう作品が多々あります。愛染かつらとか、王将(^_^;)とか、本日休診とか...etc.
by ojioji (2015-04-05 22:45)