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清爽な木槿の花、生物多様性保全に疑問 2014-09-16 [自然と農]

底紅の木槿の花。
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実家に上がる途中の畑の傍に夏の間、ずっと咲いていた。
何とすがしき花かと見惚れながら、例によって名前がわからぬまま秋を迎えた。
これが木槿ムクゲかと知ったのはつい先日。

名前を知ると尚更、この花が好きになり、調べてみた。
木槿ムクゲはアジア西南部原産のアオイ科フヨウ属の低木。
奈良時代、中国から伝来。
同じアオイ科のオクラの花が芙蓉のような優雅な美しさなのに対して、
木槿の花は爽やかで清々しい気品を感じる。
芙蓉が、働かないで家事もお手伝いさんがやってくれる嫋やかな女性の衣裳(ひらひら系(^^))のイメージとすれば、木槿は「カーネーション」の安田美沙子扮する小原聡子がテニスをやめてからのイメージ、わかるでしょうか、まさに爽やかで清々しい。

亡父が朝鮮半島南部を旅したときにいたく気に入って、植えたとのこと。
大韓民国の国花なのですね。
そういえば、朝鮮女性の民族衣裳チマ(裳)とチョゴリ(襦=肌着)の本来の姿は木槿の花と似通っている気がします。現在目にするチマチョゴリは原色を使った派手な印象ですが、元々、朝鮮民族は「白衣民族」と自称してきたように、庶民の普段着は白一色でした。
日韓併合で色服が奨励されるようになった歴史があります。


昨夜、ブルーベリーとホワイトリカーを2:1の超贅沢仕込みで漬けた。砂糖無し。
早くもブルーではなくて薄紅に色づき濃醇な風味。
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ブルーベリーも醸造してみる手もあったか。来年の課題。
酔ってもいないのにみうめちゃん、いつもの仰向けヒト形ポーズ。
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みうめもいつのまにかアラフォーの仲間入り
ヒトの女性と同じく、オヤジなでしこ化が酷すぎる。
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ノルくんも呆れ顔。
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ノルくんはもうアラフィフか。
「老猫の入り口。だんだんと眠る時間が増えて1日中寝るようになる。
歯が抜けはじめる。毛つやがなくなり白髪が出たり抜けるようになる。
すばやく動けなくなる。食事と便秘に注意。病気になりやすくなる。」と書いてあります

3日目の葡萄酒。ほんのりとピンク色に濁っています。
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パン焼き用のドライイーストだからか、パンの匂いが混じっている気がします。
酒精度はビール程度の感じ。甘味が消えて、辛口の赤ワインの味に近づき中。

爽やかな葡萄のカクテル風を望むなら、葡萄を潰してチューハイと混ぜるだけのほうが余程美味しいでしょう。ワインはあくまでお酒の旨さ。

此の頃、影の薄くなった収穫たっぷり。
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庄屋大長茄子と珍しく調理用トマト2つ。
ミニトマト少ないけれどとても甘い。
インゲンついに40本と半減。終了近し。

木槿の他にも実家で撮った写真を紹介します。
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緑のカーテン。
四葉胡瓜、苦瓜、朝顔、メロン?・・・いろんな蔓が這い上がっていました。
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その緑のカーテンの地面には美しく色づいた鬼灯が。
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あまりに美味しそうなのでひとつ失敬して食べてみると不味い。
食用ホオズキと違って観賞するのみか。

老母の飼育しているメダカたち。これは親メダカの水槽かな。
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孵化用の稚魚水槽(といっても盥ですが)が5つも6つもあって、稚魚がうじゃうじゃ泳いでいました。楊貴妃やダルマや商品価値のあるものもいるのですが、亡父の介護で管理できなくなった昨秋から混生させたそうで、今年は雑種だらけ。

ちなみに、ぼくは生物の多様性保全の思想には違和感を抱いています(と、復た言わなきゃあよいのに書きます^^;)。ヒトの交雑(混血)を国際化と称え、有用な動植物の交雑によるハイブリットF1産出を利用しまくっておいて、自然界の生物については多様性の危機を叫びその保全に国家レベルで当たる、愚かなり。ならば、F1一代交雑種や組織工学の研究とか禁止すればよいのに。
地球温暖化防止騒動と同じく金儲けの手段にされる気がします。ヒトが驕奢飽食の暮らしを手放さないまま、ああだこうだと自分都合の虫のよいことを言っても神様は聞いてくださいません。

棗ナツメが実っていました。品種改良されたのか、大きな実にびっくり。
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帰郷して感じたのは、子どもの頃よりも花や観賞植物がめっきり増えていたこと。
かつては、二宮金治郎よろしく有用な植物だけを植えていたのが、実家に取材すると、木槿、様々な桜、巨大柱サボテン、百合の女王カサブランカ、30年物のブルーベリー、早生温州みかん、臘梅、山茶花、びっくりグミ、様々な椿、山茱萸、栃の木、花梨(榠樝)、胡桃などが新しく(と言ってもこの38年間で)植えられていました。

豊かな自然を知り、ますます何処にも出かけたくなくなったぞ。

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品紅の木槿も咲いていました。
こちらは「カーネーション」の新山千春扮する小原優子のようだ。

それがしも其の日暮らしぞ花木槿 小林一茶

みうめ「わたしも木槿の花の下で遊びたいわ」
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それでは皆様、
あ 有難いなあ
し 幸せだなあ
た 楽しいなあ

都市生活者も食材の自給を楽しみましょう(^_^)v
お年寄りや社会不適合者(儂のこと)や生活保護受給世帯よ、
天然農法で幸せな自給自足の生活を(=^ω^=)
読んでくださってありがとうございますm(__)m
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コメント 4

cooper

伺っていると健康で長生き出来そうですね。
冬はどんな様子になるのですか?
by cooper (2014-09-17 16:23) 

ojioji

cooperさま、長生きはどうだかわかりませんが、野菜が潤沢で都会暮らしの頃より体調は良いです。が、それに甘んじての飲み過ぎと、精神的ストレスが無くなって、楽しいけれども短い余生と相成りそうです。

冬も比較的温暖かと。雪遊びが出来る日は一冬に二、三度ではないでしょうか。と四十年前を思い出しつつ。
by ojioji (2014-09-17 22:03) 

ちゅんちゅんちゅん

おはようございます!
ブルーベリー・・・いい色ですね~✿
手作りの果実酒は 何もかも濃くて身体にも(目にも)良さそうです(^^)
にゃんこたち みんにゃ元気で過ごそうね~!!
by ちゅんちゅんちゅん (2014-09-18 06:34) 

ojioji

ちゅんちゅんちゅんさま、にゃんこたちに伝えておきます。ありがとうございます。
by ojioji (2014-09-19 17:20) 

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