コンクリート護岸を壊せた川(^^)v、韮の花 2014-08-31 [自然と農]
何の花に見えますか。
大好きな韮の花が咲き始めました。
生命力溢れる白い花。
赤瀬川原平(尾辻克彦)氏も韮の花が好きで、ご自宅の屋根一面に韮を植えられていた写真を見た記憶があります。確か「新解さんの謎」の中で紹介されていたような。未確認ですが。
蕾を食べようと思っているうちにどんどん開いてきたので、慌てて鎌で刈って収穫。育てているうちの1/5程ですが、食べるには充分。
今朝の収穫たっぷり。
韮の花と固いその茎の半分は韮醤油に追加で漬け込んでおきました。
残りの蕾や花の美味しい食べ方をどうしようかなあ。
大蒜の茎のときのように茹でてお浸しにします。
連日の草刈りで家の周りが多少すっきり。
個人的には草茫茫で全然構わないというか、
そのほうが落ち着くのですが、
近所の皆さんが頻繁に草刈機で綺麗にされているので、
ぼくも姿勢だけ見せておこう(^O^)と、慣れない鎌で手刈り。
場所を変えて、顔ぶれは同じ2頭。
ふーちゃんは激しく動いてじゃらしをキャッチ。
アメメは例によって、のっしり。
アメメくん、どこを見ているの。じゃらしは上だぞ。
動のふーちゃん、静のアメメ、対照的な2頭
アメメもほんとはじゃらしにとびかかりたいのに。
入っていけない葛藤があるんだろうなあ。
【嬉しい取り組みを紹介】\(^o^)/
8.17の記事で、コンクリート護岸は取り返しがつかない国土破壊だと書きました。
それにしても、読み返すと、暴言を吐いていますね。面白いところもあるけれど、人によっては不愉快極まりない内容でしょう^_^;。
あの記事では、「諸民族の神様方どうか大洪水を起こしてコンクリート護岸を破壊し奉り給え。犠牲者が出たらこれは殺人教唆になるのでしょうか、実行犯は神様」などと、神頼みに走りましたが、世の中にはもっと前向きに実践されている方々がいらっしゃることを知り、嬉しきこと限りなしです。
(整備前の引地川)
整備直後の引地川(1993年)
どうです。
ぼくは感動しました。
1993年わずか200mの区間とはいえ、引地川のコンクリート護岸を剥がし、近自然工法による日本初の自然護岸を誕生させたのです。
剥がしたコンクリートの処理がいちばん大変で費用がかかったそうです。
すっかり自然の川に戻った引地川(2009年)
神頼みだった自分が恥ずかしい。
知行合一を見習わなくては。
洛西の小畑川にはもう関与できないので、地元の打穴川のコンクリート護岸を破壊する可能性を模索。
ケインズ先生によれば、政府が2兆円の税金を徴収して2兆円分の公共事業を行えば、国民の所得は2兆円増加し景気が上向く、これを乗数効果と言うそうです。ケインズ先生はさらに、この場合の公共事業の中身は何でも良いと仰言っています。例えば、穴を掘って、また埋めるような仕事でも、仕事が無くて失業手当を国が払うよりもずっと景気対策に有効だと。
なるほど、公共事業で「賽の河原の石積み」を行っても意味があるのか。
公共事業で行ったコンクリート護岸を公共事業で撤去する、中央建設さま大喜びでしょう。景気も良くなる(ハズ)。
西洋では、シーシュポスの岩the stone of Sisyphusと言うみたいです。
シーシュポスは罰として、タルタロスで巨大な岩を山頂まで上げるよう命じられた。シーシュポスがあと少しで山頂に届くというところまで岩を押し上げると、岩はその重みで底まで転がり落ちてしまい、この苦行が永遠に繰り返される。
不況の自治体や国は挙って、公共事業でSisyphean laborを行えばよいのです(^O^)v。
アメメ「乗数効果に付随してインフレが起きる気がするぞ」
ぼく「収入源の無い身として、それは困ります」
2014-08-31 17:43
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コメント(4)
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こんにちわ
いつも楽しく拝見させてもらっています
自然護岸私も大変好きです、子供の頃学校帰りに川原に下りて
草の釣り糸で小魚を釣るのが毎日でした、思い出します
コンクリート護岸で無い所も有るのですが様相がまるで変わっていますね
昔無かったヨシが覆い尽くし、大水が出ると石や土が運ばれ、
自然護岸をまもるために手入ればかりをしなければならない
何か本末転倒のような・・地球の気候が狂ってるのが原因なのでしょうね。
by お百姓 (2014-09-01 09:53)
お百姓さま、読んでいただいていたとは汗顔の至りです。
草の釣り糸というのは文字通り草でしょうか。
針は草の実とかでしょうか。
でもそれでは蛙釣りになるし。お教え下さい。
植生の変化、痛感してます。
威勢のいいやつらが覆い尽くしてしまう。
岸辺にかぎらず、田んぼの法面とか、山裾とかの様相が、四十年前とちがって、古き日本離れしてます。
by ojioji (2014-09-01 13:29)
こんな釣り遊び私たちだけだったのでしょうか
イネ科の雑草の芯、長さ60~70cmをゆり糸にして、餌は川の中の石を裏返して多分カゲロウの幼虫でしょう
それを草の先端に結び、岩の下にそっと差し入れると ピクピクと
そっと引き上げ帽子で受ける、ハゼの仲間やアカザでしょうか大物で12cm、すべてリリースしましたが
今時の子供たちこんな遊びさせてやりたいですが、危ないからダメとか、そもそも川の環境が無いですからね
by お百姓 (2014-09-02 08:56)
お百姓さま、なるほど、貪欲なアカザとかドンコみたいな魚だと咥えて離さないのですね。
似たような方法でイモリは釣ったことありました。
珍しい川遊びのお話しありがとうございます。
by ojioji (2014-09-02 10:57)