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屋根上のメドューサとの闘いと「言いたい放題」は自己決定の尊重 2015-12-26 [好きな言葉や拙見]


今朝も大霜。寒いけれど良い天気だったので、今度は腹拵えをしっかりしてから、年内最後(の予定)の野良仕事に勤しんだ。畑の土の世話や溝浚えを片付けて、さあ、今日のメインイベントはキウイの枝切りだ。

離れの屋根に暴れ龍かメドューサの髪のように蔓延ったキウイの蔓。テラス部分の屋根はポリカーボネート、その奥の母屋部分の屋根は瓦棒葺き。キウイの蔓がポリカの屋根全面を覆い尽くして、瓦棒葺きの屋根に這い上がっている。このまま放置すると建物が壊れる。たった一年半でこの有り様。恐るべし、キウイフルーツの生命力。

下から高枝切鋏で蔓を切断してまわるが、屋根の上には届かない。退治するためには屋根に上って作業するしかない。実家の瓦屋根なら子供の頃に雀の巣から卵を取る^^;のによく登っていたが、ポリカ屋根の上を歩くのは初めて。

脚立から屋根の垂木を頼りに足を掛けて、身体を屋根に転げ上がることに成功。初めはキウイの蔓が這いまわり枯れ葉が敷き詰められているので安心感があった。用意した鎌を使って蔓をひたすら刈る。ひと通り切断された蔓を、モハメド・アリ戦のときのアントニオ猪木のように屋根に腰を落として足で蹴落とす。勢い余って屋根の無いところを蹴って何度かドキッとした。雪下ろし作業中に落ちて亡くなるニュースを実感できた。

屋根の上があらかた綺麗になると、高所に慣れるどころか、スースーしてよけいに恐怖を感じる。最後に、雨樋の中や屋根のゴミを掃除して、さて、降りる段になって、あれっ、脚立の足場が見えない(^^;)。

屋根にしがみついて上半身を残し、脚立を足で探る。なかなか上手く行かない。ひとりでやる作業ではなかった。ロッククライミングで、登るときよりも降りるときのほうが難しいというのが実感できた(^^;)。やっと脚立を捕捉。土の上に立てたときは、ふーっと安堵の大声が出ていた。

時計を見ると夕方4時半、3時間も屋根の上にいたのか。
時間の経つのも小便に行くのも忘れていた。
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右)年の瀬の大冒険に昂っているぼくと対照的に、その間もずっとアンモニャイト化していたノルくん。
気持ち良さそうだなあ。
 
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9月26日に植え付けたカリフラワーの初収穫(*^^*)
10日程前はまだこんなに慎ましやかだった花蕾がこんなに大きく。
今回の収穫たっぷりは、 
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そのカリフラワーの大玉と実のよく締まったブロッコリー。
きちんと栽培しているほうの椎茸二本。 
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kontentenさまに触発されて椎茸の生食にトライ(^^;)
カリフラワーは去年教わって、以来何度も生で美味しくいただいておりますが、椎茸の生は初めて。薄く切ってポン酢とマヨネーズにしてみました。
 
う~ん、食べられるけれども椎茸の匂いや歯応えが無い。
加熱をお勧めします(^^;)


付録
ojiojiの言いたい放題(=ΦωΦ=)

フランス・パリのテロについての記事、勉強になりました。
フランスのシリアへの空爆はすでに一年前から始まっており、しかも国連議決もなく勝手に他国に領空侵犯するという国際法違反の空爆によって、シリアの一般の人たちが大勢亡くなっている事実、シリアの人たちの感覚では一年前からすでに戦争状態だというご指摘に、日本の報道の偏り(と言ってもネットのニュースの見出しからだけの印象ですが)を感じます。記事コメントにありました「違いを認めてお互い敬遠するという共存」、同感です。


谷川岳を登られたのですね。すごい。山の本(小さい頃から宇宙や南極から身体内^^;まで冒険本大好き)が好きで、「谷川岳に逝ける人々」とかいろいろな本で魔の山谷川岳に憧れています。多くの若者が命を落とし、森田勝氏などさまざまな登山家たちが若かりし頃腕を磨いた山。
「神々の山嶺」、徹夜で読んだ頃が懐かしい。主人公羽生丈二。スケートではなくて将棋の羽生善治七冠全盛期(今も最強)。谷口ジローの漫画のほうも後から読破、イメージ壊れず。それが映画に!?! TRICK以来大好きな阿部寛が羽生、すごい。岡田准一は先日、榮倉奈々様目当てで見た図書館戦争のスペシャルドラマで初めて知って、なかなか好印象。映画化を知ることが出来て、こちらの記事に感謝。
マロリーの遺体回収にまつわる「そして謎は残った」も好著。「狼は帰らず」を始め一連の佐瀬稔氏の山モノ好きです。「残された山靴」で読んだ彼自身の癌闘病記が切なかったです。


外郎売り、舌が回りません(^^;)
米作りと重なる荏胡麻油から、米作りと重ならない菜種油に移ったのが江戸時代の中途と言われていますが、外郎売りの口上「あれこそ本の真胡麻殻」で、当時すでに移行していたことがわかるわけですね。勉強になりました。


今回の記事を読むと、韓国の日本への言動なんて実に穏健で女々しいものだという気になりました(^^;)
地元中学の中1地理の中間テストで、国境線が真っ直ぐな地域がある理由を問う出題で、山や川、湖、海などの自然的国境に対して、植民地に由来する緯線・経線を利用した人為的国境について答えさせていました。まさに机上で線を引いたんだなあ、住んでいる人たちの暮らしなど思いも遣らず、その自覚も無いex.フランスたち、罪深いことだなあと悲しくなりました。


所詮わたしたち人間は生物界の消費者に過ぎず、生産者たる植物に全面的に依存して命をつなぎ、分解者たる微生物のお蔭で元素に還って循環できている存在。謂わば、サービス業の中の虚業のようなもの。ヒトと言い第三次産業と言い、そんな鬼っ子が大手を振っていちばん威張っているというのが今の世の中なのでしょう。早く一万年後の人類の消えた地球を見てみたいものです。


チャッピー君とムー君、三枚の写真にしびれました。
まさに「最強のふたり」(追記:2011年仏映画)ですね。
タイの王様ポーンサッの前ではムー君も従順。
ところで、黄色い花はセイタカアワダチソウでしょうか。
アレルゲンになるような花粉ではないのに、ブタクサと混同され濡れ衣を着せられているのが気の毒。今秋、門先のセイタカアワダチソウを観察した結果、花粉は殆ど飛散しないで下に落ちる感じです。むしろいろいろな薬効があるそうで、インディアンは喉の痛みや歯の痛みを抑えるためにセイタカアワダチソウの葉を噛んでいたそうです。


抗生物質の効き目ってすごいですよね。薬や現代医療を極力頼まないぼくですが、ペニシリン以来抗生物質が妙によく効く身体みたいで、いつからか薬局で抗生物質入りの薬が買えなくなったのが残念です。プラシーボ効果かも知れません。
セイタカアワダチソウ、子供の頃は岡山県山間部まで広がっておらず、本物を見たことがなくて、ヒメジョオンやハルジオンで代用^^;し、NHK「みんなのうた」で十朱幸代さんが歌う「セイタカアワダチソウ」に憧れたものです。あれから40年、帰郷して目にしたのは此処彼処に広がる背丈3m近い黄色い群生、感動して写真に収めた程です。確かにこの群生を見ると鼻がピクピクするのも頷けます、これもプラシーボ効果でしょうか。


「新・牡丹と薔薇」見ましたよ(*^^*)、小沢真珠さん、西村和彦医院の看護師役で大河内奈々子さんと共に第一話と二話だけの友情出演ですが、あの舞台的な独特の上手いのか下手なのかわからない台詞回しで存在感ばっちし(^O^)。彼女を1998年だったか大阪の近鉄劇場での中島らも「こどもの一生」で初めて見たのですが、当時から存在感抜群でした。あの舞台、生瀬勝久、古田新太、入江雅人、升毅、中村有志、芳本美代子と今から思うとすごい役者たち。
「牡丹と薔薇」で水枕をお腹に巻いて妊婦腹を装い神保悟志を騙そうとした怪演が強烈だった川上麻衣子さんまで出て来て、つかみは大サービス。さらに中島丈博御大に常連の山口いづみさんも熱演。そのため新編の人物たちの影が薄い(^^;)。鰐淵晴子さん怖そう、馬渕晴子さんなら可愛いのに。伊藤かずえさん、「相棒」で覚えました、田中美奈子さんは昼ドラ「幸せの時間」で見ました。俳優さんたち、だいぶわかるようになりました(^^;)


進物は私の場合、農作物か手作りの物を基本としています。
今は変人視されているかも知れませんが、だんだん浸透させられたらと思っております。不祝儀とか神社への初穂も、お金ではなく農作物を供えるようにしています。
金銭資本主義に染まりきらずに、賄える範囲で物々交換の復活を心がけようかと。
田舎ほど原点に還り易いのに、田舎ほどお金に執着している感、残念なことです。 

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ノルくん「ojiojiは無収入になったのだから、あまり壮語しないほうがいいんじゃあないかな。それと、膀胱炎で腎臓がだいぶ傷んだけれど、終末期は高額治療は受けないから、緩和医療だけラン動物病院(院長先生の生き物観を信頼)で頼むね」
 
ojioji「わかった、約束しよう。ぼくも、可能なら、自分で安楽死(尊厳死)を遂行したく、その場合は尚更 終末期医療の世話にはならないつもりだよ」
 
立花隆氏も週刊文春でノルくんと同じような考えを書かれていました 。
(追記:昨日、子供の頃から可愛がってもらっていた叔母が手術。何箇所か転移し、取り切れないほど大きくなっていたそうですが、切除できる範囲で切除して抗癌剤治療とのこと。QOLを大切にしたいぼくには、手術を勧める医師の姿勢が疑問。介護の基本でもある「個人の尊厳」と「自己決定」を尊重したいものです。追記の追記:拳大になった卵巣や胃の周辺など大量の肉塊を切除。ご本人が抗癌剤治療を望まない意思を表示したため医師が困惑しているとのこと。残された日々をご主人と安らかに過ごされんことを。ひとり言でした)
 

わがままではなく、ありのままに
都市の方も食材の自給を楽しみましょう
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