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もつ鍋と菊芋、「言いたい放題」は祝少子化と山本五十六の言葉 2015-12-22 [好きな言葉や拙見]


寒波から一転、雨、そして晴れ、明日はまた雨。
と、猫の目のような師走の空です。
昨朝、畑池畔のツツジに紫の蕾が膨らんでいるのを発見。
植物も越冬か迎春かと惑っているもよう。
 
わが家のノルくんも、
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ヒーター入りのぼくのベッドに入り浸っていたのが、
昨日から出たり入ったり、住所不定猫に。
夜はぼくの左腕枕で身体をくっつけて眠ります。
こっちが小便で起きるとき、起こさないようにそっと頭を外してやります。 

ところで、菊芋(キクイモ)を昨日初めて食べた。
子供の頃から家の周辺に半分雑草の風情で生えていたのだけど、大人たちがこんなものは救荒作物じゃと小馬鹿にしていて、食卓に上がることは無かった。世間から見捨てられた物なら、たぶんぼくに合うはずと、ずっと気になりながら口にする機会が無いまま50年、昨日、老母と美咲町物産センターにコシヒカリとひめのもちを出荷に出かけた際、菊芋がたくさん詰められた袋80円!?!を発見、宿願を果たすべく購入。
ある方のブログで気になっていた生食に挑戦。
クックパッドで調べると、菊芋は今や糖尿病の療養食に昇格していた。
先ず、菊芋と玉葱を細切りにして、山葵とマヨネーズと麺ツユで和えてみた。
美味い(*^^*)
ポリポリと食感が心地良い、微かな風味が食欲を唆る。
糖尿病に良いということは、栄養価は無い^^;のだろうが、身体には優しくて良さ気。
結局、昨日、4塊も食べた。 
 
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今春、菌を植え付けた椎茸の原木(何回か紹介した朽ちた原木ではないほう)から12月になって続々と生えてきた。何種類かの椎茸菌を植えていて、来年、原木毎にいろいろな椎茸が生えるのが楽しみ。 
 
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前の住人の方の枯れた盆栽の鉢に見事な苔玉が。
完全放置でしたが、愛しさが湧いてきました。
偶にはこんな写真もありかなと。 
 
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前回に続いて、朝日を浴びる玄関の南天も載せておきます。

今夕はFissler鍋インテンザ一杯のもつ鍋(=^ω^=)
牛の小腸(カナダ、アメリカ産、安い)、大根、豆腐、大蒜、葱、人参、玉葱、糸蒟蒻、唐辛子を味噌、味醂、どぶろくの粕で煮ただけ。
これも美味い(*^^*)
飯を炊き忘れていた^^;ので、鍋に都一の中華そば麺を投入。
ホルモンの出汁を吸った麺は酒肴としても優秀。
満腹〜(=^ω^=)

と今夜はojioji流クッキングでした。 
 
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朝、ノルくんを起こさないようにそっと抜け出して撮った写真。
寝姿を見ていると、わが子のような気持ちになります。
この穏やかな日がもう暫く続きますように。


付録
ojiojiの言いたい放題(=^ω^=)

現役時代は仕事柄、カーネギーからコーチングまでいろいろ読みましたが、現代のものは要領よくまとめてあるけれどお手軽すぎて、マニュアル社会そのものの感。古典に如くは無しでした。
山本五十六の、
 やってみせ、言って聞かせて、させてみて、褒めてやらねば、人は動かじ
 話し合い、耳を傾け承認し、任せてやらねば、人は育たず
 やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず
に集約されている感。


「毎日かあさん」、塾時代の愛読書で自習室に並べていました。勝谷誠彦氏目当てで「鳥頭紀行シリーズ」(アマゾン編やタイ編やサイコウ(^O^))を楽しんだ流れで「毎日かあさん」へ。故鴨志田穣氏のアル中は他人事の気がしません。明日はわが身です、ぼくの場合は咽喉か食道がやられると予言。リエゾーさん(追記:西原理恵子)が家族に隠れて夜中に蟹を食うところが、一人暮らしのぼくには出来ない悦楽で、好きです。お祖母さんもいい味・・・などなど、一時はまっていたせいもあって、映画化は嬉しくもありイメージが壊れたらと心配でもあり、録画を見始めて、脳内の美しいものが変質しそうで、確か数分で中止、削除(^^;)してしまいました。今回のレビューを読むと、最後まで観ても良かったかなあとちょっと後悔しています。


今後の目標候補は小麦の糖化と醸造です。蒸留酒は手間がかかるのと、買うほうが早いので、手づくり醸造酒を模索してみます。全国の皆さんもがんばりましょう(^o^)。財務省よ、税収を増やすことに無い頭をしぼらず、どうせあなた方は頭脳の働きだけならコンピュータに凌駕されるのだから、知恵を働かせて、予算を削りまくりましょう。民度が上がるほど無政府主義で行けるのに。ただし、今の日本はまだまだまだですが。


専門知識の無いぼくですが、興味深い記事に惹き込まれました。
福岡伸一博士はその著書の内容から共感することが多く、動的平衡の考えを広めた功績は大きいと思います。そこに、団まりな博士の「細胞の意思」が続くと、わくわくしてしまいます。生き物、特に小型淡水魚や熱帯魚飼育とハーブや野菜作りの経験を通じてSTAP細胞的な現象の起きうる可能性が大きいと今も思っているぼくには。根性のある細胞や組織(^O^)は存在するのだと普通に感じております。今西進化論で印象に残っている細胞の生命、組織の生命、無機物にも生命を認める考えが、後のドーキンスや団まりな博士の考えにつながっているのでしょう。脳の思考の産物だけを意思と呼ぶことが傲慢であり偏狭なのでしょう。むしろ臓器の生命や種の生命などを並列的にとらえるほうが、生きているだけで意味があるという「夜と霧」でフランクルが述べた生の哲学と合致すると思います。などと、整理できないまま恥ずかしいことを書き込んでしまいました。ところで、団まりなさんはあの血盟団テロで犠牲になった團琢磨氏のお孫さんなのですね。従兄弟に作曲家の團伊玖磨氏。


ぼくも旬派です(*^_^*)
旬産旬消とか身土不二なんて言葉もありますものね。
というか、ぼくの場合、旬のものしか無いのが真相(^_^;)
わが家のブロッコリーは植え付けが遅かったため、まだ花蕾が出来かけ。
食べられるのは年明けかも。(追記:12/18初収穫出来ました)
カリフラワーは花蕾すら出来ていません。(追記:年内に収穫出来そうです)
青虫くんたち、まだまだ元気ですよね。
お写真の子、とても可愛く撮れてますね(*^_^*)
今年はテデトールを駆使しております。


この数十年来、野菜の見栄えと流通を配慮しすぎて来たことが、やっと見直されている気がします。青虫が混入していただけで客激怒、店お詫び交換なんて当たり前の頃も。そのため過度に外葉を剥いて不必要にラッピングして売られたり。胡瓜が曲がっていたら病気と思っている人がいたり。農家がそれらに対して、青虫は安全の証明、胡瓜の曲がりは垂れさせるか地這いか栽培法によって異なるんだよとか、きちんと消費者を啓蒙すれば良かったのに、迎合してせっせと見栄え重視、流通させ易さ重視の野菜にしてしまった感。そういう意味では、人間も見栄え重視で、人間臭さが薄まった気がしております。(追記:若手俳優に性的な魅力以外の人間的な魅力をちっとも感じません。日本映画の衰退の原因のひとつでしょう)


ぼくの夢は、日本の第三次産業の衰退です。
今の日本の産業構造は生物として無力に過ぎます。
生産・製造する人より転がす人のほうが良い目を見る社会はおかしい。
だから、サービス業が淘汰されまくってほしいのです。
そして失業したサービス業従事者が皆んな、ガーデニングの延長の米作りを、共同作業を交えて行う。公的扶助を受けずに太陽の下で健康的に日焼けして明るく生きていく、美しいじゃあないですか。
大新聞がどう書くか見ものです。
大新聞の記者たちが路頭に迷って、農業や漁業を始めて、懺悔する日が来るのが楽しみです。


円高だろうが円安だろうが、その時々で潤う人もいれば失う人もいる。
ぼくの場合も、一昨年までは外国の珍しい酒や食品(缶詰・瓶詰)類があんなに安く購入できたことを喜び、今は銀行預金の代わりに組んだ外貨建ての変額保険が15%も増大したことを喜ぶ。ありゃ、どっちも良いことばかりだ(^o^)


少子化についてもっともっといろいろな考えがやりとりされて良いと思うのですが、少子化対策というと赤ちゃんを生む話になるのが本当に不思議です。十五年近く前のこの議論の初期にはもう少し私のような意見も印刷物の隅に載っていたのですが。
少子化対策とは、人口減になっても上手く回る社会システムに変更していく、それだけのことでしょう。もちろん、今までと同じというわけにはいかないのは当たり前。我慢することも出るでしょうが、恩恵に浴せられることも多々(^_^)、すでに一人っ子家庭の食生活などは飛躍的に向上しておりますし。子どもたちは、幸せかどうかは微妙ですが、物理的飼育環境としては至れり尽くせりの感です。
戦争や疫病によらないで自然に上手く人口減になっている日本社会は人類のお手本なのに、何を焦ったり困ったりしているのだと言いたいです。
そりゃ目先の、現行制度が破綻するのは当たり前で、設計当時と人口構成が変化したのだから。但し、年金制度で言えば、こうなることはバブルの頃からわかっていたわけだから、担当省庁や関係者の責任は大です。
でも、生物としてのヒトはいろんなかたちで生きていけるので、現行制度なんてどうでもよいと、皆んな笑い飛ばせば良いのに(^o^)。
それを朝日新聞の今日のニュースでは、
年金消え、穴埋め負担あと30年。64歳「詐欺みたい」
などと、企業年金が積み立て不足で解散になったのを「詐欺」などと報道、???。
無恥な大衆を煽ってどうするのだ。国からの基礎年金と厚生年金はちゃんともらえていて、企業年金の一万円ほどが減るだけ、それは仕方ないやん、その人の厚生年金基金が解散したのだから。株で損をして訴訟を起こす幼稚な愚か者たち(追記:こいつらを我利我利亡者と呼ぶ。地獄に堕ちる哀れな人々)と同じ論理。金が無くても食い物や猫がいればいいじゃあないかと慰めてあげろよ、朝日新聞よ。そのうちパチンコで大負けしたのを返せと裁判を起こすのを朝日新聞が応援したりして(^o^)。 
 
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指定席のふーちゃん「隠者だと言ってるくせに、世の中に文句ばかり言ってるね。記事が長いと読む人がたいへん、ojiojiは匙加減を覚えたほうがいいよ」

ojioji「大きなお世話だ。そこに山があるからさ」(意味不明です^^;、実は「神々の山嶺」が下町ロケットの阿部寛で映画化されることを知り、楽しみと不安とで惑惑なのです。『そして謎は残った 伝説の登山家マロリー発見記』で、1999年に発見されたジョージ・マロリーのマネキンのような質感の死体を見たときの衝撃が甦りました)
 

わがままではなく、ありのままに
都市の方も食材の自給を楽しみましょう
読んでくださってありがとうございます(=^・^=)
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