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アメメの聾の原因、耐震強度偽装マンション(^_^;)、安全だった姉歯物件 2015-06-21 [猫たちや生き物]


昨夜、西の空で月・金星・木星が三角形をつくる天体ショーが見られるとゆうのすけさまから教わって、早速、真夜中零時半頃に外に出て、夜空を見上げました。
が、あれっ、
月がどこにもいません!
太陽系に異変が!
此の世の終わりです。

脳猫化症もここに極まれり。
三日月は宵のうちに沈むのでした。
小中学生に「月の動き」を教えていたというのに。
きちんと時刻まで書いてくださっていたというのに。

アメメの耳が聞こえていないことを前回の記事で書きました。
その原因を探るお話しを今日は。
 
[2007.7.28 アメメの最古の写真、既に頭がデカい(^_^;)
アメメ070728.jpg
アメメは京都市のペットショップで売れ残っていたアメショー。
初めての出会いは2007年1月9日、彼が1歳10箇月のとき。

キャンキャン吠える犬の隣に置かれたケージの中に、仏頂面して眼光鋭く虚空を睨むアメショーがいました。

そのペットショップを訪れるといつも、彼はケージの中で所在なさ気に尻尾だけバタンバタンと動かしており、その動きに隣の犬が吠え続ける喧騒の中で、相変わらず虚空を睨んでいました。

販売価格も会う度に下げられていました。
が、ぼく以外のお客さんたちは、どんどん入れ替わる子猫たちの陳列ケージの前に集まって、誰も成猫のアメショーに見向きもしません。
彼の相手をしているのはぼくだけみたい。
ケージ越しに指で触ってやると、甘えて転がるようになっていました。

そして、出会いから半年後の2007年7月10日、彼が2歳4箇月のときに自宅マンションに迎えました。

この経緯はこちらの記事にも書いております。

幼くして母猫から引き離されて、ペットショップの吠えまくる犬たちの傍のケージで過ごした二年間あまり、アメメの難聴はこの間に発症、進行した感音性難聴であると考えられます。

あるいは、アメメが生まれつき耳が聞こえなくて、それを知っていたペットショップが、だから、犬の吠えまくる隣にアメメのケージを置いていた可能性も考えられます。確かに、いくら犬の鳴き声がうるさくても、耳が聞こえなければ虐待と言うわけにもいきません。

何れにしても、そのお蔭でぼくはアメメに出会え、ぼくの五十代はアメメと一緒に暮らせているわけです。「ペットフリーク」に感謝です。

[2007.7.28 自宅のケージにてノルくんと。クラシックタビーが綺麗] 
ノルとアメメ.jpg
耳の遠いアメメは他の猫たちと上手く付き合えません。
耳の遠いぼくも他の人たちと上手く付き合えません。
似たもの同士、時が満ちて天に帰るその日まで一緒に暮らします。

盲は人と物とを遮断する、聾は人と人とを遮断する
             (イマヌエル・カント)

今日の収穫たっぷりは、 
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雨後の胡瓜(^_^)と茄子とナスタチウム(金蓮花)の葉。
四季なり苺は端境期で、ひと粒だけ。
 
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左)庭池畔のピンクの紫陽花。
右)表参道の柱サボテンの隣の青い紫陽花。
 
【段ボールマンションの建設】
mitsuya家を見習って、やっと段ボールマンションをつくることにしました。 
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テラスに放置していた猫砂などの段ボール箱をせっせと和室に搬入。
設計図は、箱を組み立ててガムテープで補強、
建物内部に猫の潜れる穴を開けて、覗き窓も設置。
などと構想は壮大だったのですが、
中学生の期末テスト勉強が立てこんでいて時間が取れず、と言い訳。

それでも、ちゃとらんとふーちゃんが早速、住み着いてくれました(^_^) 
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マンションから降りようとしたふーちゃん、危うく墜落の危機。
どうも強度が不足しているもよう(^_^;)
 
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ふーちゃんが何やら怪しい行動。
立ち姿が有尾人のようです。 
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Amazonの箱に御執心のふーちゃん。
マンションの壁を破壊中。 
 
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無茶な!
入り口を設置するまえに不法侵入。
 
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立て籠もったふーちゃんを救出するために、カッターナイフ(^_^;)で穴を開けてやりました。
何やら異変を察知したちゃとらんが、屋上からの脱出を試みます。
自重に潰れかけたマンションから奇跡のダイブ!
身体が存在するか存在しないかどちらでもない状態になったちゃとらんの量子力学的に貴重な映像(^_^;) 
 
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再びマンション壁の登攀を試みるふーちゃん。
開口部に興味津々。

そして数十分後に戻って見ると、
 
【耐震強度偽装マンションの倒壊】 
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マンションは昔日の雄姿を留めること無く倒壊(;_;)
住まいを失って呆然と彷徨う三頭の住猫たち。
形あるものは必ず壊れることを知った日。
 
ところが、
【姉歯物件は東日本大震災を立派に持ちこたえた】
今から十年前のこと。ヒューザーの小嶋進社長が、そうでなくても悪人顔なのに、いかにも世間の反発を買うような態度で「姉歯さんという1級建築士とともに作ったマンション。詐欺などをしたつもりはない」と持論を展開。さらに、1級建築士の姉歯秀次氏が「計算上、急に倒壊するとか、そう言った設計にはなっていません。耐震に関してはかなりの強度を保っておりますし、震度7や8にも十分耐えられるはずです。そもそも基準自体がかなりの厳しめのものになっているだけで…」と語ったところ、マスコミが袋叩きに。曰く「姉歯殺人物件!」「ヒューザー耐震偽装マンションの深い闇!」と。

専門家(こいつらがクセモノ)たちは「このままでは震度5か6でパターンと倒れますよ、パターンと!」とコメント。
 
社会的な大事件に。

黒幕と報じられた姉歯氏、ところが、超豪邸と書かれた自宅は普通の家で、愛人にマンションを与えた事実も無く、隠し預金が何億もどころか実際は保釈金を払えなかったくらい。長年病気に苦しんでいた姉歯氏の奥さんも、フランス料理店で食事したことがありブランド品を所持していただけで、ブランド品を買い漁り高級フランス料理店でグルメ三昧と書き立てられたが、「ごく普通の地味な主婦だった」とのご近所の声。この奥さんはマスコミによる私刑の只中にマンションから飛び降り自殺。夫が逮捕されたのはそのひと月後のこと。(逮捕されたから自殺したのではない)

そして、2011年3月11日、東日本大震災。関東地方にある姉歯物件はビクともしなかったとのこと。姉歯氏の言ったとおりだったのでした。

ああ、わが家の段ボールマンションもヒューザーに建ててもらえば良かった。あの後、倒産されたそうで実に気の毒です。

世界は人間無しで始まった。そして、人間無しで終わるだろう。
                   (レヴィ・ストロース)
 

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