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ノルくんの大冒険---自由からの逃走 2015-05-02 [猫たちや生き物]

先日、ノルくんに外の世界を体験させました。
に続く冒険第三弾!
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裏のテラスから出して、建物沿いに裏側をぐるっと前進。
こちこちになって、ぼくの声も耳に入らないくらい緊張。
立てかけていた謎の車輪を無理やり潜ろうと足掻いています。
自分の身体の太さを認識できていないもよう。
何とか潜り抜けてUターン。 
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トイレのマンホールで、眼の前の波トタンの壁に立ち往生。
方向感覚を混乱。本当に帰途がわからなくなったもよう。
気を取り直して右折。 
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写真だけ見ると虎のような迫力。
実際はビビってパニクっていました。
 
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ぬいぐるみみたいに太い脚。
建物沿いに歩けば戻れるのに、きょろきょろウロウロ。
 
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ジャングルを掻き分けている気持ちなんだろうなあ。
 
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途中、排水路に入って足裏が汚泥で真っ黒に(;_;)
ノルくん、パニック。
雨樋も今の彼には行く手を阻む障害。
勇気を奮って雨樋を乗り越え(^_^;)前進。 
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一歩一歩、猫とは思えない鈍く重い足取り。
やっとテラス入り口に辿り着きました。

自由を手に入れた近代社会は、それと引き換えに孤独を引き受けねばなりませんでした。その孤独の不安に耐えられない大衆は自由からの逃走を望んだとエーリッヒ・フロムは分析。ノルくんも、せっかく体験した広く自由な世界を楽しむ術(スベ)を知らず、不安に襲われて惑いつつ逃げ帰るのみ。庇護の下に育った生き物に本当の自由は重荷なのでした。この日のノルくんに、都市文明の巨大システムに組み込まれてしか行きることのできない現代日本社会に暮らす人々の姿を見ました。こりゃあ、排水路に落ちないように鉄柵が要るわ。ノルくんはぼくが責任を持って守るけれど、ノルくん的都市人を守ってくれる飼い主は誰なのでしょう。ぼくは飼われるのも飼うのも一抜けたのであります。

このあとノルくんは足を拭いてもらって(^_^;)室内に帰還。
ベッドで興奮を鎮めつつ眠りにつきました。 
 

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