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落とした財布が戻る国、にっぽんバンザイ\(=^ω^=)/ 2015-02-18 [好きな言葉や拙見]

ざーざー降りの未明の空、せっかく珍しくお出かけを予定していたのに。
と恨めしく空を見上げながら、パソコンの前に。
(その後、雨は上がって爽やかな日差しが。無事お出かけできそうです)

mitsuya さまのブログ「た~なみちゃんてば、たなみちゃん♡」で良い記事に出会えました。あまりに私の体験や思いと重なって、気味がわるいくらい嬉しかったので取り上げさせてください。mitsuya さまの記事はこちら
コンビニに奥様が置き忘れた?サイフが無事手許に戻ったときの心温まるお話で、
ああ、にっぽんバンザイでございます」と優しい言葉で結ばれております。

もし見つからなかったときは「今後サイフは、ひもで首から掛けるようにと(奥様に)指示するつもり」になっていらっしゃったmitsuyaさまが、「ほっとしたら、どうでも良くなりました(^O^)」と笑顔になられるところに感動しました。
これこそが日本文化だと思います。
昨今の、何かのせいにしてすぐに対策を!という文化はどうも性に合いません。

ありゃ、文章が終わってしまいました。

私の体験を紹介したかったのに。強引に行きます。

あれは三十九年前、田舎から上洛した4月のこと、津山の高校の先輩が大学生活のアドバイスをしてあげるよと彼のバイト先の喫茶店で待ち合わせ。長時間、積もる話を交わして別れてからキャンパスで一日を過ごし、暗くなって帰宅しようとバス停に向かう途中で尻ポケットに手をやると、無い!愛用のサイフがありません。

てっきり大学構内か道路に落としたと思い、日の暮れた京都の街で路上を辿りました。当時は、国際会議場のある岩倉の奥のほうのアパート住まい、歩いて帰るには遠すぎます。ぽっと出の田舎の少年のこととて今と違って心細さにめげそうでした。

そのとき、地元の方と思しきお爺さまが声をかけてくださり、事情を話すと「これを使い」と500円札を出してくださり、後日お返しするのに連絡先をと言うと、そんなことせんでもええと去られました。感激して、どっと楽になり、頭も働くようになって、鴨川沿いの川端署に笑顔で届けを出しに出向きました。学生証も入ったサイフは警察に届けられていませんでした。

一旦は自業自得と諦めた数日後、先輩から「◯◯くん、サイフどうして取りにこないの」と怪訝そうな電話が。お会いした喫茶店の椅子の上にあったそうで、気づいてすぐに取りに戻るだろうと店で保管していたのに来ないので、先輩に託されたとのこと。何じゃ、その日の最初に落としていたとは。「のんびりしているんだね」と笑われました。地獄に仏(^_^)。都会もまんざらでもないやと嬉しかったのと、お爺さんは皆んな良い人に思え、以来、喫茶店には入らないようにしております(^_^;)。

月日は経って十数年前の早朝、マンションの電話がいつまでも鳴るので取ると「◯◯さんですか。サイフを拾って、開けさせていただいたところ免許証に連絡先がありましたので」と上品なご婦人のお声。散歩していたところ車道の端にサイフらしいものが見えて拾ってくださったとのこと。慌てて昨日のズボンのポケットを探ると、ありません。当時は自転車通勤で、落とした場所は道路がJRの下をトンネルで潜るようになっている場所。急勾配で車輪が跳ねやすく、それまでにもケータイを何度か落とした場所です。

現場近くの待ち合わせ場所に出向くと、足腰の伸びたお婆さまがサイフを手に立っていらっしゃいました。毎朝の散歩コースとのことで、電話をくださってからずっとその場所で待ってくださっていたのです。お礼にと五千円札か1万円札か、感激のあまり適当に^^;つかんで渡そうとしたところ、「そんなことをしていただこうと電話したのじゃあありません」と怒り出され、それでもと手に無理やり押し付けようとしたところ、驚きのスピードで走り去られました。毎日歩いているお年寄りは速いです。お婆さんは皆んな良い人に思えます。

あるときは中信洛西店のATMにキャッシュカードを置き忘れて銀行から塾に電話をいただき、あるときは新林郵便局に通帳や印鑑や重要書類の入ったデイバッグ^^;を置き忘れ塾に電話をいただきと、やばい忘れ物は皆手許に戻りました。
正確には、戻らなかったケースは忘れました(^o^)。

私も「にっぽんバンザイでございます」(^_^)m(__)m。

蛇足
懲りずにポケットに入れ続けた私はその後もケータイを何回か落としました。紐で首に掛ける^^;ようにしましたが、首に掛けるのを忘れたときは意味無しです。
昨春、帰郷直後にケータイがポケットから簡易水洗に落下、円い蓋が眼前でクルッと半転してケータイは便槽に吸い込まれました。もうケータイを携帯するのはやめて、棚に置くようにしております。

その後でこんなニュースを紹介するのは何ですが(^_^;)

情報処理推進機構(IPA)「情報セキュリティに対する意識調査」結果
スマートデバイスからインターネットに投稿経験がある人のうち26.9%(四人に一人以上)が「悪意ある内容の投稿」(他人や企業の悪口、下品な言葉、不確かな噂など)をしたことがある。

他人(親や友人、知り合い、まったく知らない他人)のアカウントを無断で使ってログインできた場合に、サービスを利用する可能性があると答えた人が15%、二十代では23%となっている。
(2014年10月調査。13歳以上のPCおよびスマートデバイスのインターネット利用者で、パソコン5,000名・スマートデバイス3,500名から回答)

感覚的には頷ける割合です。昔も今もこんな人たちもある程度混じっているのが人間社会でしょう。50年前、幼馴染みの女の子でも、箪笥の引き出しから親のお金を、それもバレないように30円とか100円以内で持ち出して駄菓子をおごってくれたものです。すぐに親に言っちゃいました(^_^;)。おばさま方の会合ではその場にいない人の噂話(陰口)は蜜の味というのは今も変わらず。
それがインターネットの世界に広がっただけでしょう。

晒せないような人非人なことはしなければ良いだけ。
昔も、そんな人はその土地を去らざるを得ませんでした。
一生付いて回るのが当たり前だと思います。

人間味溢れる恥ずかしいことは良いじゃあないですか、
捨てられたとか、拾われたとか、倒産したとか、シャーペン万引きしたとか、お漏らししたとか、うーん、もっと適切な例があるはずなのに思い浮かびません、
そういう恥は晒して生きていけば良いだけだと思います(^o^)
 
2階に上がるのをサボったので本日は画像無しですm(__)m 
 
 
それでは皆様、
あ 有難いなあ
し 幸せだなあ
た 楽しいなあ
 
わがままではなく、ありのままに(^^)
都会の人も食材の自給を楽しみましょう(^_^)v
読んでくださってありがとうございますm(__)m
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