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牛筋おでん(^^)、3日続きの積雪、原酒? 2015-02-01 [日々の出来事]

 [午前8時、食堂の窓からの庭池、寒い]
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 [庭から望む梨山。一昨日より雪の量は少ない]
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  3日連続の積雪。
氷点下続きで冬らしさを楽しむのにも飽きてきた。要するに寒い。
身体を温めるためにカロリーを補給する必要がある、
それに、風邪をひかぬよう体内をアルコール消毒しなくては、
と来れば、どぶろくがいちばん(^O^)。
 
12月15日に仕込んだ床に何度か炊いた米と水を追加、
さらに麹も追加していたやつが日に日に度数が高くなって来た。
今朝、新鮮な舌で味わうと清酒よりかなりきつい。
原酒が出来上がったもよう。
試しに清酒賀茂緑と飲み比べてみると、どぶろくのほうが遥かに強い。
推定19度。濃厚な旨味があるため度数の割りには飲めてしまう
朝から酒仙の気分(^o^)、世間に合わせて日曜日じゃ。
 
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 [戴き物の千年一(センネンイチ)純米原酒]
千年一酒造は淡路島にある蔵元。
アルコール度 18~19度
日本酒度 +4.5
原料米 酒造好適米
精米歩合 60%
HPより「米独特の旨味が溶け込んだコクのある辛口のお酒です。ロックに最適の原酒です。お酒が好きな方に大好評です。」

ご機嫌になって猫と遊ぼうとするが、見当たらない。
5頭もいるのに儂の相手が出来ないのか。
ベッドのマイカヒーター炬燵を捲ると、
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 みうめちゃんとノルくんがお籠もり中。
廊下の猫炬燵を捲ると、
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 ふーちゃんとちゃとらんの妹兄コンビが。
あれっ、アメメくんは?と炬燵布団の膨らんだところを捲ると、
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 狭い猫炬燵に3頭ともお籠もり。
猫と遊ぶのは諦めて、今日のブログ記事を書いて遊ぶことに。

昨夜、Fisslerのインテンザ鍋でおでんをつくった。
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 3.2Lのシチューポットに一杯^_^;
具は牛筋、桜島大根、蒟蒻、人参、茹卵、薩摩揚、牛蒡天。
馬鈴薯など、もっと入れたかったが溢れそうに。
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 味付けは醤油と塩と味醂。具の出汁がたっぷり。
桜島大根がたらふく食べられます(^^)
肴におかずに当分はおでん三昧。
 
付録 
受け狙いとしか思えない迷惑メール。馬鹿馬鹿しくて腹も立ちません。 
あなたからのメール.jpg
 
それでは皆様、
あ 有難いなあ
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まいにち修造!、「マッサン」の干し大根 2015-02-02 [日々の出来事]

便所に「まいにち、修造! 」日めくりを掛けてから、座ったとき捲って読むのが日課となった。今朝は、
考えろ! 考えるな!
じっくり考えて行動し、動き出したら迷うなという意味かと思ったら違っていた。
自分で変えることが出来ることはとことん考え、自分で変えられない、例えば天候とか他人の性格とかについては一切考えないという意味であった。
そうしたくても出来ないときがある私にぴったり、さすが松岡修造(^^)。

その「まいにち、修造! 」日めくりをお年玉年賀はがき当選のお礼に贈った京都の少年から届いたメールに、
敦熙からの猫.jpg
 迫力あるキジトラさんの写真が添えられていました。
狂気の目、顎と胸の白毛が印象的です。

ところで、お年寄りの中には自分が先立ったときのことを心配されて、ペットを飼うことを我慢されている方がいらっしゃいます。が、猫や犬たちと触れ合える安らぎをご存じの方は、我慢なんてしないでぜひペットと一緒に暮らされるのがよいと思います。ペットが後に残されたときのことは知人やご近所に前もって頼んでおけるのではないでしょうか。
私はそうするつもりです。そして、看取ってくれた猫たちが私の亡骸を取り囲んで舐めるなり噛じるなりするがよしです。
長生きして私を看取ってくれる有力候補がふーちゃん、
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 あれっ、雉トラなのに茶トラの尻尾があるのはなぜ。
今日の正午、ブログ用に写真を撮ろうと探していると、私の布団に潜っていました。赤外線炬燵を消していたので寒かったのでしょう。布団あげをサボると早速こんなありさまです。
うーん、こいつらに私の看取りが出来るのだろうか^^;
 
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 NHK連続テレビ小説「マッサン」を昨日と今日で3週分まとめて^_^;見た。
マッサンとエリーがついに北海道の余市に移り、いよいよウヰスキーづくりかと思ったら林檎ジュースからスタート。俳優たちも続々と新しく登場。小池栄子や酒井若菜や大好きな風間杜夫や。「蒲田行進曲」とその主題歌、懐かしい。風間杜夫や堤真一が登場するだけで画面に引き込まれてしまう。
そして嬉しい場面が。
[マッサンが買い取った鰊御殿で大根を干すエリー。窓際には小池栄子]
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 数日後の場面で、大根が新鮮なままだったとかではなくて、
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 八十年以上前からあの干し方はあったんだなあ。シャーロット・ケイト・フォックスは大根を縦半分に切り離してから、さらに縦に切れ目を入れて縄に掛けているようです。会津の人たちが内地から持ち込んだやり方だったのでしょうか。
わが家のは→http://ojima537-21.blog.so-net.ne.jp/2014-12-09切り離さないで蛸の足のように四足や六足や八足に切れ目を入れてハンガーに掛けています。
あれから軒下で寒風に曝されて今は、
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すっかり干涸らびています。料理に使ってもよいのですが、冬場も生の大根が普通に収穫できるのがありがたくも予想外で、保存食を使うまでに至りません。冷蔵庫に眠る塩蔵二貫体菜も手付かずのままです。
 
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柊鰯、キウイ酒仕込み 2015-02-03 [日々の出来事]

今日は節分、子どもの頃は鰯の頭を焼いて玄関に飾っていました。

やきさし(焼き挿し)あるいは、やいかがし(焼き嗅がし)といって、
柊の小枝と焼いた鰯の頭を門口に挿して魔除けにする風習で、
柊の葉が鬼の目を刺し、鰯の臭いと煙が鬼を寄せ付けないと言われています。

古くは紀貫之の「土佐日記」承平五年正月の段に「小家の門の端出之縄の鯔の頭、柊らいかにぞ。とぞいひあへなる」とあります。端出之縄は注連縄(しめなわ)のこと。鯔は「なよし」と読みボラの子。
100年前の「古事類苑 歳時部十九」にも「節分 立春の節の前日なり 今宵門戸に鰯のかしらと柊の枝を挿て邪気を防ぐの表事とし」とあります。
元々は鯔ボラの頭だったのがなぜ鰯に変わったのでしょう。

そういえば或る年の節分の日、わが家で鶏を丸ごと捌いて料理したときがあって、子ども心に捨てられた鶏の頭がとても精悍で鰯の頭より効き目がありそうだったので、箸に刺して玄関に飾ったことがありました。たまたま訪れた近所のおばさまが、入り口の鶏の生首にギョッと飛び退いて、恐る恐る母親に謂われを尋ねたそうです。私のいたずらとわかり、後で叱られたのを覚えています。眼がギロッと見開かれて本当に格好良い鶏頭でした。

ところで、節分に恵方巻を丸かぶりする行事が広まっていますが、これは歴史の非常に浅い習慣。バレンタインデーのチョコとかと同じく販売促進目的で全国行事化に成功したもよう。恵方巻の名前は「1955年(昭和30年)頃、「元祖たこ昌」代表取締役・山路昌彦が当時行っていた海苔販売の促進活動の一環として」考案したそうで、全国的には「1998年(平成10年)にセブン-イレブンが全国発売にあたり、商品名に「丸かぶり寿司 恵方巻」と採用したことにより広まった」とのことです。2011年の博報堂の調査によると「恵方巻きを食べた」48%、「豆まきをした」44%となり、恵方巻を食べたと答えた人が豆まきをした人を上回り全国規模の行事として定着。(恵方巻の段はWikipediaによる)
tweet_2さまのブログ「つぶやきを呟く」によると「大阪の遊郭で流行ったものが広がったという説もあります。なぜ無言かは、遊郭発祥の説ですと、太巻きは男性のシンボルなので、歯を立てない。ということです。」とのこと。なるほど(^^)

わが家は5にゃんズがいるので鬼なんて平気。
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 狛犬となって護ってくれるはず。
左が狛犬ノルくん。右がみうめちゃん、マッサンこと亀山正春が森野熊虎(風間杜夫)の義弟から「林檎は売らねえ!」と断られている場面にお怒り。
 
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 エリー(シャーロット・ケイト・フォックス)とマッサンが丘の上からスコットランドに似た余市の自然を眺めている場面に、みうめちゃんのDNAが発祥の地ノルウェーの森を思い出しているのでしょうか。
 
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 余市の川の傍に佇み俯くエリーとシンクロしているみうめちゃん。
(すんません、今日の猫写真は何の意味も無いです)
 
そして今日はキウイの醸造酒を仕込んだ。 
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 収穫して追熟も完了したキウイだが、酒飲みの私には食べるのが後回しになりがち。柔らかくなりすぎそうなので、残り25個でキウイ酒をつくることにした。
先ず、仕込み用の容器を空けるのに、
[9月14日あまった葡萄を砂糖とホワイトリカーに漬けた1L瓶] 
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 9月14日からの葡萄の焼酎漬けをボトリングして、果実はタッパーに。
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 ホワイトリカーと砂糖に5ヶ月近く漬けていたもので、
上品な葡萄風味の飲み物だが、なぜか酸味が消えて物足りないかも。
果実が洋酒漬けのような美味しさ。
アルコールの芳香と、砂糖か何かの得も言われぬ甘い結晶が実の中に出来ていて、
ウヰスキーの極上のつまみになりそう。

さて、キウイを綺麗に洗って、
皮はペロリと剥がせるところだけ剥いて後は皮ごと輪切り。
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 1L容器にギュウギュウに詰め込むと25個全部入りました(^_^)
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 自然酵母がキウイの皮に付着しているはずですが、
念のため秘蔵の自家醸造葡萄酒の残り汁(酵母たっぷり)を加えた。
発泡してくれば成功、果報は寝て待てです。

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ノルくん「お酒は万病の元、種類をこれ以上増やさないほうがいいと思うよ」

ojioji「黙れ! されど百薬の長なのじゃ」
 
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秘蔵の果実酒たち、行方尚史八段(^^)v 2015-02-04 [日々の出来事]

牛筋を連日食べていたら、昨夜歯の詰め物が取れてしまった。
ぼくの歯は修理箇所だらけ。ブリッジ、部分義歯、詰め物、被せ物となんでもありです。昨秋あんなに行儀よく歯科に通ったのに、三ヶ月経たないうちにまた石原歯科のお世話になることに。
当日予約なのに午前診療の最後で治療完了(^_^)。
取れた詰め物は何年も前の京都時代のものです、念のため。
一旦わるくなった歯は根性では如何ともし難く、
これからも石原歯科さま、よろしくですm(__)m

無事、歯を直してもらったので安心して飲めるぞ。
そこで、昨日紹介したキウイ醸造酒の仕込み、一晩経って、
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 キウイのジュースが表面まで上がりました。
このまま食べても美味しいだろうけど、アルコール発酵を待ちます。
 
右の写真は2月を迎えてもまだ青い^^;青トマト。
普通にテラス(今はダイニングキッチン)に保存していますが、正直、もう飽き飽きして食指が動きません。トマトは夏から鱈腹食ったもので。
ただ、12月収穫物は2月まで貯蔵可能というのが新しい発見です。
但し、冷凍庫にミニトマトが何十個もフレッシュ冷凍されています^^;

NHK杯将棋トーナメント準々決勝をビデオで見た。
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 終盤力抜群の新鋭佐々木勇気五段VS酒豪 行方尚史八段戦。
ぼくは行方八段の大ファン。人間味溢れる終盤の差し回し、それでいて強い、そしてときどき致命的な見落としをすることもある、まさにコンピュータ将棋に無い魅力を持った棋士です。同じく大好きな藤井猛九段に通ずるものがあります。近年やっと^^;精進されたようで順位戦A級・竜王戦1組在籍の強豪です。
みうめちゃんも行方八段を応援中。
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 応援の甲斐あって行方八段が最終盤で妙手6九角打ちから大逆転勝利\(^o^)/
と思っていたのですが、感想戦を聞くと、佐々木五段が応手を間違えたためのトン死だったみたいで、9八玉と横に逃げていると詰みは無く、逆に行方玉に即詰みがあったもよう。うーん、こういう局面はコンピュータなら間違えないのだろうなあ。でも人間同士の感情に左右される戦いのほうがスリリングで興奮します。
感想戦で行方八段が、勝ちを拾わせてもらった含羞を浮かべて若手をいたわる姿にますます好感度が上がりました。それに、行方八段が角換わりの最新定跡に精通していて、解説の村山慈明七段(序盤の深い研究で名高く「序盤は慈明に聞け」と呼ばれている勝率1位を2度記録した棋士)と対等に遣り取り出来ていて、酒に溺れず勉強されていたんだなあと感心しました。(褒めているのですが、随分失礼なことを書いている気もします)

一方、酒に溺れて酔生夢死の道を歩んでいる私は、
昨年仕込んで寝かせていた果実酒や薬酒がそろそろ熟成されてきたので、試しに飲んでみた。すでに飲み始めている物も含めていくつか紹介。
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 左がブルーベリー果実酒→http://ojima537-21.blog.so-net.ne.jp/2014-12-22
Laphroaigのボトルには昨日詰めた葡萄果実酒が。どちらも貴重で美味しく、売れば高値。
 
右の写真はコリアンダー(パクチー)の種子の焼酎漬け→http://ojima537-21.blog.so-net.ne.jp/2014-09-10 パクチーの香りで心地よいが、美味しいものでもないので料理酒や薬酒として使っている。
ウコンの薩摩白波漬け→http://ojima537-21.blog.so-net.ne.jp/2014-11-16
ウコン白波はウコン鬱金の香りと味がして薬酒の趣、いかにも身体に良さ気。
 
 
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 左が珍しい木瓜の実の焼酎漬け→http://ojima537-21.blog.so-net.ne.jp/2014-09-29 渋くて酸っぱくて(梅酒の砂糖無しに匹敵する酸っぱさ)予想外に美味い。薬酒ですが楽しめます。売れば高値。青い林檎を漬けたら同じようになるのでは。
 
右はプラム(酢梅)の果実酒→http://ojima537-21.blog.so-net.ne.jp/2014-07-18 梅酒よりも円やかで普通に美味しいです。
  
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 左は完熟梅酒→http://ojima537-21.blog.so-net.ne.jp/2014-07-01 小松ライト入り口に落ちていた完熟梅を拾って漬けたのですが、青梅よりも芳香が強く熟成感がありぼくには美味しいです。なぜ梅酒には青梅となっているのでしょう。教科書どおりにする必要なし、万人受けよりも自分の好みを大切にしましょう、何事も。
 
その右は柚子シロップ→http://ojima537-21.blog.so-net.ne.jp/2014-12-23 柚子は今冬の殊勲果実、このお蔭で風邪で寝こむこと無く過ごせている感。シロップだけでなく柚子マーマレード、柚子の味醂煮詰め、柚子醸造酒^^;と大活躍。京都時代もっと重用すれば良かったくらい。来季も利用しまくる予定。
 
右の写真はぐうたら百姓さまに見ていただく青トマト醸造酒→http://ojima537-21.blog.so-net.ne.jp/2014-11-07 http://ojima537-21.blog.so-net.ne.jp/2014-11-08 http://ojima537-21.blog.so-net.ne.jp/2014-11-10 http://ojima537-21.blog.so-net.ne.jp/2014-11-26 味は不味いです^^;、アルコールが勝って旨味がありません。フルーティーさを感じないのが致命的。ということで当初の予定どおりトマト醸造酢に移行中。今は酢酸発酵の始まった匂いはするのですが味はまだ完全な酒です。トマト酢が完成すれば高値で売れる物に(^^)。
 
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 今日は読者を選びすぎる記事になってしまいましたm(_ _)m
みうめ「今日だけじゃあないと思うよ」
 
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猫にキウイ枝(^^)、明治の板チョコ 2015-02-05 [猫たちや生き物]

キウイ醸造酒、まだ変化無し。
酵母が餌にしやすいようにスプンでぐじゃぐじゃに潰してやった。
毎日、潰して掻き混ぜることにしよう。また日課が増えた。
初めからミキサーにかければよいのだろうが面倒臭い。
 
キウイといえばマタタビ(木天蓼)科の植物で、オニマタタビやサルナシの仲間。
「猫にキウイ」のレポートをば。
DSCF5162.jpg 
天然農園からキウイフルーツの枯れ葉と蔓を拾ってきて、暇そうなちゃとらんとふーちゃんに被験体を頼んだ。
先ず枯れ葉を与えてみると、興味は示すが、酔うというよりカサカサ音に興奮しているのかも。
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 ふーちゃんがいつもよりハイテンション。
次に、蔓を与えると早速寄ってきて、頻りに匂いを嗅ぐ。
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 細長い物への興味だけなのかはっきりしない。
 
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蔓を動かさないでじゃれさせないようにして様子を見た。
単なる小枝とは異なる愛着を示している。
 
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初めはふーちゃんのほうが執着していたが次第に、
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 ちゃとらんが覚醒、
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 蔓を噛みだした。
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このあと、蔓を咥えて転がっていたが、涎べとべとまでには至らず。トリップ作用は認められるが、チューハイかワインを外で飲んだ程度の感じであった。もっと太い枝のほうが成分が強いのかも知れない。次回はノルくんたちに試してみよう。
 
ところで、いろいろな方のブログを、So-netが主ですが、訪れると、素敵な料理の写真にこれでもかというほど出会います。贅を尽くした食材を美味しそうに仕上げた人気レストランの料理、お好きな食材をふんだんに使って手間隙かけたこだわりの家庭料理、皆んな、NHK連続テレビ小説「純と愛」で夏菜が夢見ていた魔法の国・お伽の国の食卓に見えます。
普段はエンターテイメント映画を観ているのと同じ気分で楽しんでいるのですが、ふと美食への渇望感を覚えるときがあります。娯楽として楽しんでいる欲情作品を稀に現実と重ねたくなる衝動に似ています。
通常は自分の足許を見れば治まる感覚で、だからぼくが書き込むコメントでは素晴らしい料理に触れるのを避けているわけです^^;。

それが昨日は衝動を抑えきれず、歯医者の帰途のハッピーマートで、予定していた菊正宗上撰やイカナゴ(かますご)や肉類や豆腐のみならず、陳列棚の前で逡巡の末、明治の板チョコ二枚とLOTTEのRummyチョコ一枚を買ってしまいました。

その板チョコの一枚を昨日と今朝とで食べたところ、西欧風の甘い物への渇望感が綺麗に消えていました。明治の板チョコ一枚で食への欲望が治まる、何とも浅はかなものです。

「今昔物語集」にこんな話があります。
ある夜、盗人が侵入していろいろな物を袋に入れて帰ろうとしたとき、暗闇で火鉢の灰を手探りで食べ始めた。ひとしきり食べてから、なぜか盗んだ物を元の場所に戻している。主人が捕まえて問い質したところ、盗人は「この三日間何も食べていなくて空腹のあまり悪心が起きて盗みに入りましたが、麦の粉を見つけて夢中で食べたところ空腹が治まりました。そこで初めて灰だったことに気づいたのです。あんなに空腹だったのに、灰を食べただけで簡単に満たされるなんて。もう盗み心が消えまして、盗んだ物をお返ししたわけです」と。立命館高校の過去問で覚えている方もいらっしゃるのでは。
世を生きる辛苦も案外そんなものかも知れません。

千年前と人間の質は何も変わっていないようです。

昨日、石原歯科で読んだ産經新聞に掲載されていた浅田次郎氏の「日本の「運命」について語ろう」の書籍広告で、「人間は進歩などしていない、変わった、または退化したと言える」という意味のコピーを見ました。
ぼくの思いと同じ、それをベストセラー作家にして日本ペンクラブ会長(いつのまに、知らんかった。「きんぴか」「プリズンホテル」「蒼穹の昴」までの愛読者です)が宣伝文句にしているのは何となく嬉しい。

その「日本の「運命」について語ろう」には、
江戸時代の大名行列で時代劇や教科書の挿絵にある「下にぃ下に」という先払いが許されたのは御三家だけ、外様大名が尾張徳川家の領地を通るときに「下にぃ」はありえない。他所の藩の領地を通るときも「下にぃ」なんて言ったら何様だという話になりかねない。土下座はほとんどなかった。そんな無体なことしていては260年も平和を維持できない。などという興味深い指摘が載っているもようです。 
 
 
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琳派400年記念、菊正宗生酛 2015-02-06 [日々の出来事]

京都で大層お世話になっていた方から嬉しい寒中見舞いをいただきましたm(__)m
お礼の気持ちを伝えたくて、私には珍しくこちらから電話、
私らしくない長電話をしてしまいました。  
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[画像をクリックすると拡大されます] 
酒を好み不老長寿の神たる寿老人のお父君は京大や北大で指導に当たってこられ、
神聖なる白象の優しいお顔そっくりの娘さんはご活躍中のタンザニアから一時帰国されたところのもよう。
風神の長男くん、バグパイプを奏でながら世界を自由に飛び回る日も近い。
二男くん、雷神→火雷天神→菅原道真公なれば入試も自ずから然らん(^_^)v。
未だ見ぬ天はどこまでも深く高く、
光琳の竹虎図はノルウェージャン座りを見て描いたのではと思わせる猫さんも早5歳、虎は猫より強いが絶滅の危機に瀕し、猫は愈々益々繁栄の一途、慶賀の至り。
そして宇宙即我・我即宇宙を体現なさっているお母様、Btter late than neverのお言葉をありがとうございます。
拙者m(_ _)m、
ぶっちしようと思いかけていた確定申告(納付金初のゼロ予定(^O^))やります!
果樹園予定地の放置していた切り株の掘り起こしやります!
庭池の浚渫も暖かくなったらやります!
猫トイレも洗います!
寝室のカーテンレール修理します!
猫の爪研ぎを段ボールでつくります!
都市化社会、意識化社会の進行阻止に蟷螂の斧を振るいます!
畑の寒起こしは勘弁してください、不耕起農法を貫きます、 
酔生夢死の道は着実に歩んでおります(=^ω^=) 
 
そして、とても楽しいお便りをありがとうございます。
また昔の年賀状もご紹介させてください。
(感謝掲載許可、不適切な表現がありましたら連絡ください、即削除致します)

今朝は今冬いちばんの日差しが三和土に。あくまで体感ですが。 
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猫たちも猫炬燵を出て、温和な時期の指定席にいました。
このまま春になればいいのになあ。
 
陽気に誘われて、朝から原酒化していたどぶろくをいただいたところ、
アルコール消毒どころか燃料着火、早くも本日のブログに着手。 
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 菊正宗まで加わるとフルスロットル、ブログ完成(^O^)v

菊正宗、有名過ぎて今まで何となく避けていましたが、skekhtehuacsoさまの「飲みたくなってシマッタの記」のお蔭で味わうことができました。


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三浦哲郎「鳥寄せ」を紹介 2015-02-07 [好きな言葉や拙見]

一昨日の記事へのコメントでハマコウさまが紹介してくださった「鳥寄せ」(作者三浦哲郎)、 昭和55年(1980年)1月の第2回共通一次試験で出題された短編です。
私が予備校生に国語を教え始めたのが確か1985年から。ということは「鳥寄せ」を過去問で扱っているはずなのに、印象に残っていませんでした。答え合わせと解法のポイント解説で済ませていたのかも知れません。こんな名作だというのに。
原文と要約を交えて紹介します。

最初は、一と声、ついっちょん、でやんす。それから、ちちちちちちち、と七声つづけて、つういっちょ、つういっちょ、いっちょん、るぴいあ。あとは、ちちち、るぴいあ、ちちち、るぴいあ、を四度繰り返して、これが一と啼き。

おらは十二歳の分教場に通う六年生。
うちには弟と、口を聞いてくれない石地蔵のような爺っちゃの2人だけ。
母っちゃも、そして、おらにこの鳥寄せの笛を教えてくれた父っちゃも居ません。

おらがまだ二年生のとき、父っちゃが東京に出稼ぎに行くことになりました。
空色の大きなビニルの鞄(かばん)を提げて、
大は小を兼ねるっつうべ。帰りには土産をたくさん詰めでくるすけに。
こう言って笑いながら出掛けました。

一緒に東京へ雇われていった村の仲間のひとたちは、暮の三十日に正月休みを貰って帰ってきました。あいにく腹が大きくなっていて山越えのできない母っちゃの代わりに、おらが出迎えのひとたちに混じって、バスの終点まで父っちゃを迎えにいきました。
ところが、両手に荷物を提げてバスから降りてくるひとたちのなかに、父っちゃの顔が見当たりません。おらはおろおろして、仲間のひとりに、父っちゃのことを尋ねてみました。
するとそのひとは怪訝そうな顔をして、お前(め)の父っちゃなら先に帰ったはずだと言うのです。そんなことはありゃんせん。まだ帰らないから、こうして迎えにきているのです。

父っちゃは馴れない仕事にへまばかりしていて、俺はやっぱり百姓だ、野良仕事がいちばん性に合っている、村へ帰る、と仲間に洩らして、夜逃げをするように飯場を逃げ出ていったということです。
けれども、父っちゃは村には帰っていません。一体どこへ消えてしまったのでしょう。それは誰にも見当のつかないことでした。

母っちゃは死んだ子を産みました。
爺っちゃが炉端の石地蔵になったのは、それからです。

あくる年の秋、父っちゃは裏山で見つかりました。
見つけるのが遅すぎました。父っちゃは白い骨になっていました。
木の枝にまるくベルトが掛かっていました。

そばにあった空色のビニルの鞄を開けてみると、黴だらけの衣服や下着類のなかから、土産物らしい品々が何点か見つかりました。
爺っちゃには煙管(きせる)と毛の胴巻。
母っちゃのためには、市日にも着ていけるような花柄のシャツと茶色のズボン。
おらと弟のためには、お揃いの彫刻刀セットと、赤と青のちいさな蝦蟇口(がまぐち)が一つずつ。どちらにも、種銭に五円玉が一箇ずつ入れてありました。

そんな土産まで用意して、せっかく裏山まで戻ってきたのに、どうして父っちゃは、目の下に自分の家の明かりを見下ろしながら、そこで立ち止まってしまったんでやんしょう。

騒ぎのあと、村のひとたちが、寄ると触ると囁き合っていたように、父っちゃは自分の家の明かりを見て、かえって足がすくんでしまったのでしょうか。馴れない仕事にへまを重ねすぎて、自分の家へ引き返す自信までもなくしていたのでしょうか。
また、仲間たちから離れて自分だけ野良へ戻ったところで、どうなるものでもないと絶望したのでやんしょうか。

父っちゃの葬いを済ませたあたりから、母っちゃは気が触れたようになり、日が暮れると縁側で鳥寄せの笛を吹くようになりました。「いま父っちゃを呼んでやっからな」と言って・・・。
いたたまれなくなったおらは、鳥寄せの笛を納屋の隅に隠してしまいます。
母っちゃはしばらくしょんぼりしていましたが、ある日霞網を持って山に入り、とうとうそのまま戻ってきませんでした。

今では、おらが夕暮れの縁側に座ってその笛を鳴らしています。

以上。
ところで、おらは男の子か女の子かどちらでしょう? ※に続く 
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[2012.5.2京都のマンション書斎にて 
アメメも涙を堪えながら読後感に暫し浸っています。
 
設問では「爺っちゃが炉端の石地蔵になった」とはどうなったことかなど。
おらと弟への揃いの彫刻刀セットと五円玉の入った蝦蟇口は、先立つ父っちゃのところへ来いと子どもを道連れ(間引き)にする意図という解釈もありました。

※「鳥寄せ」作中の「おら」の性別について。
「おら」という語感で最初から男の子と思い込んで読み進めた読者や、同じ方言の地域に住んでいて女の子も想定した読者や、性別といっても馬鹿にはできません。当時、業界でも話題になっていました。

国語の設問として考えると、「正解(の根拠)は必ず本文中にあり」という解法の基本に従って、「赤と青のちいさな蝦蟇口」という描写により弟が青で「おら」が赤、つまり「おら」は女の子である、と当時は解説したのでしょう^^;。
ちょっと待て、赤い蝦蟇口を持つ男の子、普通ですよね、ぼくのPATAGONIAのダウンジャケット(チョモランマ仕様(^o^))も深紅です。
こうして素直な受験生たちは日本社会の「空気」に染められていったのです。

今の私なら、蝦蟇口は根拠にしないで、主題である「鳥寄せ」笛からアプローチさせるでしょう。
母っちゃが「いま父っちゃを呼んでやっからな」と呼んでいるのは売春のお客だと思われます。「おら」は息を殺して、母っちゃが見知らぬ男と抱き合っているのを聞いていたはずです。女手ひとつで子どもを抱えて生きていくには身体を売るしか無い。他に事業を営む描写はありません。母親はいつしかその身体が「父っちゃ」の代わりの男を求めて疼くようになる。そんな様子に「おら」は耐え切れなくなり、母っちゃに売春をやめさせる。その「おら」が今はその仕事を引き継いでいる、自分も悲しい母親の血を受け継いで・・・。何か1970年代のATG映画にあったような世界に。母親を抱く見知らぬ男役は原田芳雄でしょうか。

というわけで、母親の仕事を受け継いだ「おら」は女性と言えましょう。
いや、男娼という可能性も・・・、叙述トリックの傑作「葉桜の季節に君を想うということ」(歌野晶午)や綾辻行人の作品違うっちゅうのに。
すみません、せっかくの名作なのにm(_ _)m。 
 
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[2011.5.28京都のマンション書斎にて]
アメメ「 父っちゃが悲しすぎる。大脳の大きい生き物には俺たちの知らない苦悩があるんだなあ。俺様は縊死なんてしないぞ、どうせ死ぬるのに」
 
再読したくて探してみましたが、この作品が収録されている「木馬の騎手」のamazonの古書価格は単行本で6980円、文庫本で2000円、共通1次の当時の過去問は在庫無し。どうやら図書館で借りるのが良さそうです。
 
 
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あ 有難いなあ
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大根飯とおしん、「田んぼと遊ぶ」郷愁 2015-02-08 [昔]

大根飯が美味い(^O^)
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 昨夜の鶏鍋(白菜、葱、人参)の残り汁に賽の目切りにした大根と飯の残りを入れて雑炊にし、さいごに豆腐を小さく賽の目切りして投入、これが美味いの何の。
 
NHK「おしん」では大根飯が貧しい東北の農村の食事の象徴のように描かれていたが、
現代日本では実に健康的なメニューだと思う。
おしんの親は貧しいことを愚痴るだけではなく、もっと生活改善の工夫をすればよかったのに。
泉ピン子は大根飯に川で獲った魚の干物の身をほぐして入れたり、米が乏しければ野菜物をもっとたくさん栽培したり、伊東四朗は罠を仕掛けて鳥を捕ったり、米酒以外のお酒を醸造する工夫をしなきゃあ。楽しいぞ。
橋田壽賀子女史における明治の農村観が歪んでいたのでしょう。野良仕事は肉体的にはしんどくても、精神的ストレスは満員電車で通勤する現代サラリーマンの万分の1です。また、しんどくない程度に手を抜く農民も大勢いたはずです、今の会社員と同じく。壽賀子女史は人口の過半数を占める農民を悲惨に不幸に描きすぎました。それを信じて制作したNHKも罪つくりでした。あの番組でますます農業人口が減少しました(^O^)
 
今日の収穫たっぷりも、また桜島大根^_^; 
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畑にまだまだあります。
 
んっ、ガラス障子に何やら怪しい影が。 
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 忍者?それとも泥棒?
 いつぞやの猫クライマー遊びを思い出して、
今回はマタタビ木天蓼(訂正 キウイです、なぜマタタビと書いたか不明、脳猫化症進行中m(_ _)m)の小枝を使ってみました。
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 鴨居(と言っているのですが正確には長押ナゲシ? 鴨居と来れば鴨居の大将堤真一=鳥井信治郎「やってみなはれ」(^^))に掛けたマタタビ木天蓼(訂正 キウイです)の小枝にアプローチするちゃとらん。続きは後日m(_ _)m
 

 
 今年なってから和室の赤外線炬燵で寝ている。布団を敷いたり畳んだりの毎日で、初めは面倒くさかったが、この頃は同じ部屋が寝室、居間と一日で変貌する様子に、和風の暮らしも良いなあと思えるようになった。

畳に寝る習慣は数十年振り、京都に出てきた学生時代以来、いや、実家にいた頃から父親手づくりのベッドに寝ていたぞ。たぶん小学校高学年か中1くらいのことか。
 
亡父は昔の田舎人で、何でも自分で作る流儀。家畜小屋はもとより、買ってくれと私がねだった卓球台から、とうとう家族の新居まで(頼んでいた大工さんの仕事を勝手に進めて)手掛けてしまいました。
 
そんな父の作った二段ベッド、材料の板材、角材に鉋を掛けるところから始めて、ホゾ切り、ホゾ穴まで全部手作業でした。組み立てるのをわくわくしながら見ていたのを思い出します。

当時の父の年齢が四十過ぎ、それを大きく上回っている今の私の如何に無力なことか。ホゾのひとつも切れません。切ろうと思えば切れるけれど、木工に取りかかろうとするマメさがありません。せいぜい細い丸太を挽き切るくらいです。人類の文明が進むにつれて個体である人間は退化する、わが身で実感しております。

その代わり、人生の楽しみ方では進化しているぞと気を取り直すことにした。
 
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 ふーちゃん「何を高等遊民を気取っているの。そういうのを極楽蜻蛉って言うのよ」

追伸
記事を書きながら子どもの頃を思い出した後で、以前紹介したブログ「田んぼと遊ぶ」を訪れたところ、冬場の田んぼの懐かしいお話に出会えました。うしんが(牛に牽かせる犁=スキ)で荒起し(天地返し)された田んぼの風景、まさに五十年前の生家の田んぼと同じです。
短編小説「鳥寄せ」に影響されて、幼い日の郷愁を引き寄せているのでしょうか。
都市部の読者の方の目に触れることを願って紹介させていただきました。 
 
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垂直の登攀ちゃとらん、氷点下5℃(><)、重松清「海まで」 2015-02-09 [好きな言葉や拙見]

夜中に小便に起きたときいつもより冷える気がしていたが、 
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[夜明け直後、庭から梨山を望む] 
夜が明けて外を見ると雪景色。寒い。
国道53号線の温度表示が午前8時で氷点下5℃だったと来訪の方から聞いた。 
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庭池が普段は湧き水があるので凍りにくいのに、今朝は厚い氷が張っていた。
春はまだ遠そうです。 
 
畳で寝る生活の良さを昨日は綴ったが、5時間以上寝ていると腰が痛くてたまらない。ぼくの身体は高級ベッドの高級マットレスに慣れきっている(^o^)。
 
さて、昨日の前振りは、
木天蓼マタタビ(訂正 キウイです、なぜマタタビと書いたか自分でもわかりません、アルコール消毒が過ぎて大脳が萎縮、若しくは、音声会話は猫のみという日が増え脳猫化症が進行したのではないでしょうかの小枝を巡るふーちゃんとちゃとらんの争奪戦だったのです。 
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垂直壁のガラス障子からアプローチするちゃとらんに対して、
スライド式書架の頂上から左にトラバースを狙うふーちゃん、
運動能力だけでなく頭脳戦です。 
DSCF5215.jpg
焦るちゃとらん。 
ふーちゃんの頭脳が勝るかと思ったのですが、
この後、敢え無く虚空を踏んで墜落
アイガー北壁ならば森田勝氏のように原形を留めなかったところです。 
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精神的に楽になったちゃとらん、落ち着いてゲット(^^)v
 
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帰還の途につくちゃとらん。
頂上は通過点、ゆめゆめ油断するなよ。
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高所クライマーの死亡事故の7割は下山中。
足が先行するので安全を確認しにくく、踏み外したら滑落。
道に迷いやすいのも下山のとき。 
マタタビの小枝(キウイの小枝)を口に咥えたちゃとらん、
慎重に下方を視認しながら一歩ずつ垂直壁を降下。
 
それくらい飛び降りろよ!」 
 

 
2月7日の記事で三浦哲郎氏「鳥寄せ」を取り上げました。
コメント欄で触れたのですが、青森県八戸市の呉服屋の三男として生まれた三浦氏の前半生は家庭の不幸にこれでもかというほど見舞われ、
長兄 - 家業を手伝っていたが1937年に失踪
次兄 - 三浦の学費を支援していたが、事業に失敗し1950年に失踪
長姉 - 先天性色素欠乏症で弱視、琴を習っていたが1938年に服毒自殺
二姉 - 女子高等師範受験に失敗、1937年に19歳で津軽海峡で投身自殺
三姉 - 先天性色素欠乏症で弱視だったが、琴の師匠となり家計を支えた
(Wikipediaより
それが作品に悲しくも美しく結実しています。
逆境に潰れる人ばかりではないですものね。 

ところで、文学作品の読解を客観テストで問うのは不適切かと思っている私は、共通一次試験会場でこの文章に触れたハマコウさまやニッキーさまや他の受験生たちに同情します(^^)。入試の古文でもかつて、親の臨終の様子を克明に綴った小林一茶の日記が出題されたことがあります。身内を亡くしたての受験生にとっては堪らない気持ちになるのではと心配になります。

三浦哲郎氏の文章は、悲しみの伴う郷愁を誘われるというか、ぼくには経穴(ツボ)で、泣けてしまうので読まないようにしています。塾の新米講師時代に、中学入試で出題された三浦氏の文章に泣けて、ピンと来ていない生徒たちを叱ってお説教したことのある酷い講師でした^^;。
近年の入試出題文では重松清の「海まで」(「小さき者へ」所収)の一節が泣かせます。
ちょっと長いですが、要約と引用にて。

「僕の家族(妻-真理、長男-カズキ、次男-ミツル)は母ひとり住む実家に夏休みを利用して里帰りしているが、母は孫のミツルばかりかわいがり、カズキには冷たい態度をとる。昨日は庭にあったじょうろにつまずき母はスイカを落として割ってしまったが、その日じょうろを使っていたのはカズキだった。 

母が「墓参りに連れて行ってくれんか。お父ちゃんとお母ちゃんの墓参り、何年もしとらんし、これでおしまいかもしれんし」と言った。
実家の墓のことだった。ふるさとの漁村の高台にある。町と海を見渡す眺めのいい場所だが、そこに行くまでの急な階段は、後ろから腰を支えてやらないと、いまの母は上れないだろう。
母は「連れて行ってくれんか」ともう一度言って、「ほんまに最後じゃけえ」と付け加えた。

車で母のふるさとに向かったが、とちゅうで母とカズキは具合が悪くなり、ドライブインに立ち寄った。

ほとんど背負うようにして母をベンチまで連れていった。車酔いに加えて、右膝も痛いのだという。
二人並んでベンチに座ったカズキと母を見ていると、これ以上のドライブは無理かもしれないな、という気がした。

僕はベンチに向き直って、母に言った。
「今度はもっと大きな車を借りるから、墓参りはまたにしよう」
母はうなずくでもかぶりを振るでもなく、膝をさすりながら言った。
「遠いのう……」
「うん、やっぱり遠いよ」
「遠いところから嫁に来たんじゃなあ、ほんまに、なんのご縁があったんか知らんけど」

「うちの家系は若死になんかなあ。健作兄ちゃんが七十一、二郎兄ちゃんが六十五、弥生子姉ちゃんも七十前じゃったもんなあ……八十、九十があたりまえになっとる時代に、早いわなあ」

母の声がカズキに向いた。まなざしからは、いつもの険は消えていた。
「なあ……ほんまなあ……ほんま……」
つづく言葉はため息にまぎれてしまった。まなざしもカズキからはずれ、右膝をさする手の動きが少し速くなった。
「クーラーの効いとるところにおったら、すぐに痛うなる」
つぶやく声に、涙がうっすら交じった。
「ほんまになあ、痛うて痛うて、かなわん……ちぎってしまいたいぐらいなんじゃ、ほんま……」

「帰ろう。また今度、連れて行くから、今日はもう無理せずに帰ろう」
「……今度いうて、いつになるんな」
泣きだした。 「なあ、いつ連れてってくれるんな、いつ帰ってくるんな、なあ、約束できるんか?約束してくれるんか?」
母は声をあげて泣いた。 
「痛い痛い痛い痛い、ほんまに痛い、痛い痛い痛い!」と子どものように繰り返して、膝を力任せに叩きはじめた。
「ちょっと、お母ちゃん、やめてよ」
あわてて止めようとした、そのとき――カズキが母に抱きついた。おばあちゃんの膝をかばって、一発、頭の後ろを殴られた。
母はとっさに腕を縮め、顔色を変えた。カズキは母の膝を抱きかかえたまま動かない。いや、違う、動いているところが一つだけあった。カズキは母の膝をさすっていた。そっと、小さく円を描くように、カズキの右手はおばあちゃんの膝をさすっていたのだった。
母は背筋を伸ばして、そっぽを向いた。唇を真一文字に閉じて顎をツンと持ち上げて、涙の残る目で遠くをにらみつけた。だらんとたるんで皺だらけの喉が、ひくひくと動く。
カズキはまだ起き上がらない。体をおばあちゃんに預けて、一心に膝をさすりつづける。
「やっぱり……がんばって、海まで行こうか」
僕はうつむいて言った。母のふるさとは小さな漁村だが、海岸線に沿って少し走れば海水浴場がある。民宿の一軒ぐらい見つかるだろうし、部屋が空いていなければ、そのときは、そのときだ。

お時間の許す方は→http://www.nakamura.ed.jp/admission/mondai/2007/H19_2-2_Ja.pdf 大問四が重松清「海まで」の出題文です。

重松清氏は、1963年3月6日岡山県久米郡久米町(今の津山市で美咲町の隣町です)の生まれ。早稲田大学教育学部国語国文学科。 角川書店の編集者(みうらじゅんなどの担当)。フリーライターとして独立、ドラマ・映画のノベライズや雑誌記者、ゴーストライターなどで糊口を凌ぐ時期があった。岡田幸四郎など20以上のペンネームを持ち、その中には女性名・外国人名も含まれる。岡田有希子が自殺の4日前に出版したフォト&エッセイ集『ヴィーナス誕生』も、文章部分は(聞き書きによって)重松が代筆。R18作品は意外と知られていない。ex.「愛妻日記」^^;。

郷愁nostalgia浸るのはひとまず本日までにてm(__)m
 
 
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酔はずや人!至高の美酒、脳猫化症対策(=^ω^=) 2015-02-10 [日々の出来事]

今朝も氷点下4℃、連日の降雪。
夜明けの雪景色を撮りに家の周囲を一回り、
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リフォームした離れから門先を望む。
徒に細長い門先です。左下を通っているのが県道。 
 
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 居宅から門先を望む。http://ojima537-21.blog.so-net.ne.jp/2014-06-12
この長い長い門先、何か良い使い道がないものか。
 
夜明けの散歩^^;から帰還、室内温度0℃、即電気ストーブのスイッチオン。
京都では私立高校入試の日、ガンバレ受験生!(^_^)v
猫たちも、
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 ベッド炬燵からノルくんの力強い応援。
 
DSCF5249.jpg
 水飲み場からみうめちゃんの熱い声援。
何だか猪瀬直樹さまのようなお顔と姿勢に見えます。
 
 ところで、ヤフー・ニュースの見出しで「靖国の破綻・・・」とあるのが目に飛び込み、すわ一大事!と記事を読みに行くと「韓国の破綻」でした^^;。
この1年、一日も欠かさず心身をアルコールで綿密に消毒してきたのに、私の目は曇って来たようです。アルコール消毒が追いつかないくらい脳猫化症が進行しているのかも知れません。アルコールの量は充分の筈なので質を高めて対処しなくては取り返しがつかなくなりそうです。
というわけで、
    DSCF5155.jpg    DSCF5154.jpg
左、京都から持ち帰った秘蔵のLAPHROAIGクォーターカスクを開封。強烈なピート臭、正露丸風味が堪りません。「超スモーキー」「際立つピートの香り」「海藻を思わせる潮の後味」(サントリーHPより)
 
右、NHK連続テレビ小説「マッサン」のシングルモルト余市ピュアモルト・ホワイトが到着。日本製ウイスキーでマッサンの愛する煙臭さをいちばん味わえるとのことで購入。まだまだラフロイグに軍配。ニッカウヰスキーよ、勇気を出して踏み込め。NIKKAは大日本果汁株式会社(確かに「マッサン」で林檎果汁から製造販売を始めていた)の略称日果より。今はニッカウヰスキーを子会社化したアサヒビールが販売。
さらに、
DSCF5245.jpg DSCF5246.jpg 
切れると禁断症状が出る相模大山を大人買いしました。サガミオオヤマと読みます。菊勇はキクユウ、吉川醸造はキッカワ。間違えてダイセン、キクイサミ(という有名酒がありますよね)、ヨシカワと読んじゃいそうです。 
やや辛口の純米酒。出来たてのを送ってくださいました。去年のカップ酒とは別のお酒の味です。カップ酒は昔ながらの酒臭い?超辛口、今回の一升瓶は醸された米の味が美味い高級酒の感、寝かされた期間の違いもありそうですが、どちらも旨いです。
店で買い物に使う食費は月3000円以下なのに、酒代は軽く上回っています。

「マッサン」で鴨居の大将堤真一の長男英一郎が急死しましたが、そのサントリーウイスキーの珍しい広告がネットにありました。
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 これは熱い! ぼく好みの宣伝文句(^^)(85年前でちょうど合うのか^^;)
1929年(昭和4年)発売。サントリーウイスキー白札が現在のサントリーホワイト、赤札が現在のサントリーレッド。「マッサン」でやってたように当初の売れ行きは厳しかったそうです。 
 
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 ちゃとらんとアメメとその狭間に片耳だけ見えるふーちゃんが呆れて、
「お酒はどぶろくだけにするのじゃあなかったのか?!」
 
 
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天突き体操、昭和八十八年度! ひとり紅白歌合戦(^^) 2015-02-11 [日々の出来事]

今朝も氷点下3℃、老体には充分に寒い。
毎朝、四股と刑務所の天突き体操とをアレンジした運動を続けている。
天突き体操は花輪和一さまの「刑務所の中」で知り、ホリエモンこと堀江貴文氏が服役中に天突き体操で健康体になったという記事を女性週刊誌で見たことがある。
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 [「刑務所の中」花輪和一 青林工芸舎 (2000/07)より
 
刑務所の正式な天突き体操は膝を痛めそうなので、四股で腰を割った姿勢のまま上半身で天突きを行うのが私流です。
いつもならそれで身体が始動するのに、今朝はまだ温もりません。
みうめとノルくんのツーショットで暖を取ることに(^^) 
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 [2014.12.28撮影 ベッド炬燵を設置する直前]
 
ところで、今日は祝日だったのですね。
紀元節を失念するほど猫頭化が進んでいるとは。

美咲ネットでは、サポーター養成研修とか、和歌山県紀の川市の事件を受けて子どもたちに遊びに行くときは行き先を告げてとか呼びかけている。公共広域放送(かつてのオフトーク、今はケーブルテレビ回線)を使って呼びかける世の中に美咲町もなったのか。以前にも「もっと生きる力を磨いて、自分の命や健康や安全は自分で守りましょう。そんなことまで行政に頼りたいのでしょうか。住居を何処に建てるか然り、健康診断然り、予防接種然り、すべて各自の判断で対処しましょう。」と書いた私は、自助が柱で、互助(共助)で支え合い、扶助(公助)で補うのが私たちの社会だと思っています。が、世の中は扶助(公助)へ扶助(公助)へと進んでいるのですね。

小学5年森田都史君殺害事件の報道を読むと、娘が森田君と同じ小学校に通う40代の男性は「近くに公園がなく、子どもたちは空き地や路上で遊ぶことが多い」と事件を遊び場の「死角」と結びつける驚愕(^o^)の発言、それを報道する新聞。
近所の50代女性が「田舎町でも、近所との関係は深入りしない『都会』のようで、情報共有という考えがなかった」と都市化や個人情報保護の風潮の誤りにやっと気づく始末。

どんどん住人は退化しているもよう。退化も進化、滅亡も進化。すべては変化。諸行無常、万物流転、洋の東西で全く同じ真理を何千年も前に示されています。その後の歴史は、遮られた蟻の行列が右往左往するが如く、行き当たりばったりの堂々巡り。だから隠遁生活者の道を歩まん(^o^)

昨日は二時間半の長編「金環蝕」(1975年)を鑑賞。石川達三原作、山本薩夫監督。九頭竜ダム落札汚職事件がモデルで、昭和39・40年を舞台に池田勇人、佐藤栄作、田中彰治...etc.に当たる登場人物。学生時代、一乗寺の京一会館で観て以来30数年振り。三國連太郎、高橋悦史、安田道代、宇野重吉、仲代達矢、西村晃、久米明、峰岸徹、北村和夫、山本學、永井智雄、神山繁、内藤武敏、加藤嘉...etc.懐かしい俳優たち。

そのまま、「昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦」でひとり宴会に突入^^;。 
DSCF5254.jpg
 いつぞやの第一弾に続いて、隣近所の無い強み(^O^)、大音量でひとりカラオケ。
90年代以降のaikoやいきものがかりや奥田民生や斉藤和義とか以外は桑田佳祐さまと一緒に存分に歌えました(^o^)v

 
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 付録「昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦」出場歌手(^^)一覧
1. 東京ラプソディ(藤山一郎/1936)
2. 銀座カンカン娘(高峰秀子/1949)
3. 銀河のロマンス(ザ・タイガース/1968)
4. 虹色の湖(中村晃子/1967)
5. スワンの涙(オックス/1968)
6. 涙の季節(ピンキーとキラーズ/1969)
7. 小さなスナック(パープル・シャドウズ/1968)
8. 涙のかわくまで(西田佐知子/1967)
9. エメラルドの伝説(ザ・テンプターズ/1968)
10. 京都の恋(渚ゆう子/1970)
11. 若者たち(ザ・ブロードサイド・フォー/1966)
12. この広い野原いっぱい(森山良子/1967)
13. 風(はしだのりひことシューベルツ/1969)
14. なごり雪(イルカ/1974)
15. 22才の別れ(風/1975)
16. わかれうた(中島みゆき/1977)
17. I LOVE YOU(尾崎豊/1991)
18. 恋におちて -Fall in love-(小林明子/1985)
19. リバーサイドホテル(井上陽水/1982)
20. 桃色吐息(髙橋真梨子/1984)
21. 遠く遠く(槇原敬之/1992)
22. 春よ、来い(松任谷由実/1994)
23. グッド・ナイト・ベイビー(ザ・キング・トーンズ/1968)
24. 小指の想い出(伊東ゆかり/1967)
25. 星のフラメンコ(西郷輝彦/1966)
26. 太陽がくれた季節(青い三角定規/1972)
27. 傷だらけのローラ(西城秀樹/1974)
28. 手紙(由紀さおり/1970)
29. 港町ブルース(森進一/1969)
30. 恋の奴隷(奥村チヨ/1969)
31. シクラメンのかほり(布施明/1975)
32. みずいろの手紙(あべ静江/1973)
33. 東京砂漠~おいしい秘密(内山田洋とクール・ファイブ/1976、桑田佳祐/2013)
34. 北の宿から(都はるみ/1975)
35. 見上げてごらん夜の星を(坂本九/1963)
36. 喝采(ちあきなおみ/1972)
37. ドリフメドレー 
~チョットだけョ!全員集合(ザ・ドリフターズ/1973)
~ドリフのズンドコ節(ザ・ドリフターズ/1969)
~ドリフのビバノン音頭(ザ・ドリフターズ/1973)
38. Jupiter(平原綾香/2003)
39. カブトムシ(aiko/1999)
40. ありがとう(いきものがかり/2010)
41. イージュー★ライダー(奥田民生/1996)
42. やさしくなりたい(斉藤和義/2011)
43. 六本木心中(アン・ルイス/1984)
44. TOKIO(沢田研二/1980)
45. なんてったってアイドル(小泉今日子/1985)
46. 男の子女の子(郷ひろみ/1972)
47. どうにもとまらない(山本リンダ/1972)
48. Born This Way~東京五輪音頭~Born This Way(レディ・ーガガ/2011、三波春夫/1964)
49. SOMEDAY(佐野元春/1981)
50. ひだまりの詩(Le Couple/1997)
51. アンパンマンのマーチ(ドリーミング/1988)
52. 愛のさざなみ(島倉千代子/1968)
53. 帰ろかな(北島三郎/1965)
54. 川の流れのように(美空ひばり/1989)
55. 笑って許して(和田アキ子/1970)


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薬物中毒ノルくん劇場^^;、葡萄の移植 2015-02-12 [猫たちや生き物]

実家の葡萄の木がガレージに枝を広げていましたが、
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[2014.7.12実家ガレージの一株の葡萄の木]
 
じゃまになるとのことなので、わが家の離れのテラスに今日、移植しました。
大きな穴を掘って、元の場所の土を大量に客土。寒い中の汗は気持ちよい。 
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[わが家の離れテラスに移植した葡萄の木。右手が天然農園]
こんなに切り詰めて大丈夫なのでしょうか。
今年は活着してくれるだけでよいし、来年たくさん実ってくれよ。
右奥のキウイフルーツたちとこの葡萄の木と、
果物の楽園が出来そうです(^_^)

ところが、勝手に楽園=パラダイスにトリップしたやつが、 
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 いつぞやは新聞紙のインクでハイになっていたノルくんに、今回は禁じ手のマタタビ(木天蓼)の実をプレゼント。
乾燥した実をかじってから数十秒にはこの有り様。
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 ノルくん、早く効きすぎ。
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 興奮、陶酔、恍惚の顔、
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 これをエクスタシーと言うのでしょうか。
 
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 クスリを魂の救済、意識開眼の妙薬と呼んだハーバードの先生がいたそうですが、
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 ノルくん「薬物中毒の恐ろしさを青少年に知ってもらうために、ぼくは体を張ったよ。帰って来れてよかった。命の危険を感じたんだから」

ojioji「逆効果だと思うぞ。どう見てもイッてるし
 
 
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viva微生物(^^)v、エコノミークラス症候群^^; 2015-02-13 [猫たちや生き物]

発酵食品が好きです。
普段はどぶろくでお馴染みですが、今日は珍しいものを紹介します。
発酵食品は腐っているように見える、というか、醗酵も腐敗も現象としては同じで、人間(或る人)に有用(美味しそう)ならば醗酵、有害(不味そう)ならば腐敗と呼ぶだけですよね。
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これは秘蔵の紫蘇の実味噌。
若い人たちには見向きもされないような見た目で損をしています。

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秋に大量に収穫した紫蘇の実、塩漬けや麺つゆ漬けとは別に紫蘇の実味噌を仕込んでいた。生の紫蘇の実と味噌と麹と味醂少々を混ぜて寝かせるだけ。
ちょうど四ヶ月経過、麹による糖化とアミノ酸の生成を経て、酵母によるアルコール発酵も始まっている。紫蘇の香りに甘くてほわーっとした匂いが混じって何とも美味しそうな嘗め味噌になりました。暖かくなってからさらに熟成が進んで美味しくなるのでしょうが、待ちきれずに半分食べてしまいました^^;。
 
下の写真は何でしょう?
知らないで見たら、気持ちわるくて即捨てでしょう。 
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 と言いつつ、私も知らければ腐敗物扱いで廃棄するでしょう。
自分で仕込んだので愛しい限りですが。

秋ウコン(鬱金)の醤油漬けが醗酵・熟成した姿です。
表面のグロテスクな膜は酵母や麹黴などの微生物たち(だと思う)。口にしてみると「豆腐よう」のような得も言われぬ味と食感、美味。身近ではチーズにも似ています。中にあるウコンは相変わらず苦いです。
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 微生物万歳\(^o^)/欧米でもBanzaiは知られた日本語のようですが、その意味は「降参」であると思っている人が多いそうです。というわけでタイトルをvivaにしました。
viva微生物\(^o^)/
 

 
ところで、近頃、寝不足からか首の左側が凝ってなかなか疲れが取れない。
疲れるほど動いていないだろうとアメメが横から口を出している。
お前に言われたくはないぞ。
 
昨年3月の帰郷後しばらくは5頭の猫たちと一緒にベッドで寝ていた。
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脚の上にちゃとらんとアメメ、右脇にふーちゃん、左脇にノルくんとみうめちゃんで、身動きが取れず、エコノミークラス症候群(静脈血栓塞栓症)の危険に脅かされていた。
 
やがてノルくんとみうめのストレスが嵩じてきたので、三頭は廊下エリアに移して、寝室は二頭だけにした。その後はおとなしいノルくんとみうめとの同衾で、私も熟睡できるようになっていた。
 
ところが、年末にノルくんのためのマイカヒーター炬燵をベッドに設置したところ、私の寝る場所が無くなってしまった^^;。潔くベッドは二頭に譲って、年明けから和室の赤外線炬燵で廊下組の三頭、ちゃとらん、ふーちゃん、アメメと添い寝するようになった。
 
これが悲劇の始まり。
夜中に何度かアメメが炬燵布団にオシッコをしたり、
遂にはアメメが炬燵布団に下痢を(;_;)。
 
アメメは先天性の肝門脈シャントのため吸収機能に障害がある。そのためお腹が緩くて粗相しやすいのは受け入れている。布団が何枚駄目になろうと覚悟は出来ているつもりだ。
そうじゃあなくて、首凝りの原因はアメメなのだが、別の行為にある。
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近頃、アメメが布団の中に入って来ると私の胸の上で香箱を組むのだ。巨大なアメメの顔が目の前に来る。アメメの髭が顔に触れるときもある。初めは喉をごろごろ鳴らせて可愛いものだが、痩せたとはいえ3kg以上ある。重さが負担になるのを我慢しながら眠りに落ちる。アメメは一旦胸から退くみたいだけれど、途中でまた胸に乗るので、苦しくて目が覚める。退いてくれるよう声を出すと、アメメはそれが嬉しいのか踏み踏みを始める。ますます眠れない。時に私の脚側に顔を向けて座るときがある。首のところにお尻が来て、お腹の鳴る音が聞こえるときなど生きた心地がしない。
ここ数日、熟睡できる時間が限られ、首凝りがひどいのはそんなわけである。

かつて知人が首凝りの苦痛を訴えていた数日後に倒れたことがある。脳梗塞か何か脳の血管系のトラブルが原因だった。快復されたので良かったが、一時は意識不明の日が続いていた。首凝りといっても馬鹿には出来ないのである。
新しい寝場所を見つけなくては。 
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アメメ「ojiojiの上で寝ていると免疫力が高まって、俺様はまだ生きられそうだぞ」

ojioji「ストレスでこっちの寿命が縮まっている気がする」 
 
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発酵と腐敗、「名古屋アベック殺人事件」許すまじ! 2015-02-14 [日々の出来事]

昨日の記事で発酵食品に触れたところ、発酵と腐敗についてのコメント(^o^)を戴いたので調べ学習をしました。
生物学における代謝(発酵、呼吸、光合成)やアデノシン三燐酸(高校時代に習った内容からかなり改められたもよう)の合成については門外漢なので、食生活との関わりからまとめてみる。

発酵も腐敗も微生物(細菌・真菌・酵母など)による分解作用
つまり、食品に微生物が増殖・繁殖してその成分が変化すること。

人間に都合のよい有益な物質が生成(ex.アルコール、乳酸)→発酵
人間に不快な有害な物質が生成(ex.硫化水素、アンモニア)→腐敗

[麹と米で醸造したどぶろくの残り。アルコール濃度推定16度]
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【主な発酵の種類】
アルコール発酵 出芽酵母が糖分を分解してアルコールと二酸化炭素に。
 
乳酸発酵 乳酸が出来る(^o^)
 
酢酸発酵 酢酸菌の作用でエチルアルコールから酢酸を生じる
 
メタン発酵 メタン菌の作用で二酸化炭素をメタンに還元。エネルギー源として利用できる。嫌気環境における有機物分解の最終段階の代謝系。メタン生成系の酵素は極めて酸素に弱く、空気に触れるだけで失活するため研究開発が困難。アクアリウムで底砂を厚く敷いて放置しているとメタンが発生したことがある。全国の水田で大量のメタンが生成放出されている。

【腐敗の役割】
生物の遺骸を無機物に還元する物質循環過程(生物界のピラミッド)の一部。極めて自然な自然現象。人間もその恩恵に浴しているのに気持ちわるがるのは失礼であり傲慢。

[豆が腐ったように見える市販の中粒納豆] 
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【発酵と腐敗の境界線は引けない】
微生物に分解されて刺激臭のする食品が、ある文化では珍味の発酵食品とされ、別の文化では腐敗物とみなされる例は多い。
鮒寿司を初めて京都の親戚でよばれたときは傷んでいる、食べたらヤバイと感じた。が、今や極上の酒肴(^^)に昇格。クサヤも然り。
チーズも日本に入った当初は傷んでいると勘違いした人が多かったとか。ヨーグルトも然り。
68種類の匂いを発する納豆が臭いのはアンモニアなども含まれるから。初めての外国人は今でもギョッとする。タクアンも然り。
市販の漬物が酸っぱくなったら昔は傷んでいると捨てる人が多かった。乳酸菌の効果が知られて、今や酸っぱいほうが美味くて腹の調子も良くなると支持されるように。

【腐敗と食中毒とは異なる】
食品本来の色や味や香りなどが損なわれ食べる気にならなくなる(村上春樹の小説をどう思うかと同じくらい主観的な基準)現象を腐敗と呼んでいるが、一般に腐敗した食品を食べたからと言って、食中毒の下痢、嘔吐など特定の症状が起きるわけではない。(食中毒微生物も混じっていると増殖している場合があり、そのときに発症する)
食中毒とは、特定の病原微生物が食品中で増殖または毒素を生産し、それを食べた人にその微生物特有の症状が起きることであり、食品の色や味や香りに異常の無いことが多い。食品自体は腐敗していないため、病原微生物が繁殖していることに気づかずに食べてしまうわけである。
現在、日本ではウイルスや原虫を含めて20数種類の微生物が食中毒微生物として食品衛生法の対象とされている。

【主な発酵食品】
大昔からのこととて、微生物の作用以外に酵素の働きによるもの(ex.麦芽のアミラーゼ、発酵茶)や生物の自己消化・自己融解作用による変化(ex.熟成肉)なども含まれる。
酒、紅茶、烏龍茶、醸造酢、味醂、甘酒、酒粕、納豆、醤油、味噌、コチュジャン、豆板醤、パン、鰹節(by麹黴)、塩辛、くさや、鮒寿司、魚醤、アンチョビ、シュールストレミング(^o^)、キビヤック(;_;)、日本の漬物、ザワークラウト、キムチ、ナタデココ、バニラ、黒ニンニク、タバスコ、ヨーグルト、チーズ、馬乳酒...etc.
 
【おわりに---感想】 
調べ学習を通じて、微生物を「バイキンが湧いた」^^;とか言って盲目的に嫌うのではなく、生活に潤いをもたらす仲間として仲好く共生しようと思いました。 
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ノルくんとみうめちゃんの居住区に乱入して、マイカヒーター炬燵を占拠したちゃとらんが、わが身も省みずに「サルモネラなどの有害な微生物とも共生するつもりか」
 
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肩を寄せ合うノルくんとみうめちゃん「うん、ヒトの社会にもわるいヒトがいるよね、だからといって、ヒトを敵視するのはお互いの不幸だと思うんだ」

ojioji「でも、1988年2月の名古屋アベック殺人事件犯人の小島茂夫、高志健一、龍造寺リエ、筒井ヨシエのようなやつらは許せないぞ。人非人だ。無期懲役の主犯(一旦は死刑判決が言い渡されたのに控訴審で無期懲役に)以外はとっくに出所、その一人は「事件にばかり引きずられていてもアレでしょう、前に進めないと思う。被害者の墓参り?行く時間がないので難しいね」と新潮45(2003年10月号)インタビューで答えている。この世では一生許されないでくれ。許しや救いはあの世の話じゃ!」  
 
 
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みうめの冒険1、料理の話^^; 2015-02-15 [猫たちや生き物]

先日の記事がアメメくんに伝わったのか、その翌日からぼくの胸に乗らなくなった。昨夜というか今日の未明もぼくの脇で行儀よく喉を鳴らしていた。偉いぞ。お蔭で今朝は左首や肩の凝りが治った。

眠っているときに苦しくて、胸の上のアメメを払い除けるか叩くかしたのが真相かも知れない。子どものとき、添い寝していた猫の上に寝返りを打って、潰された猫が悲鳴を上げているのに熟睡していたことがあり、以来その猫はぼくの布団に入らなくなったことがあった。

あれっ、こんなところに狸が?
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今朝、勝手口のドアを閉め忘れていたところ、
みうめちゃんが珍しくテラスに出ていた。
逃げるでもなく、探索中。
風呂のボイラーに興味津津。
たぶん巨大なシルバーの光物に興奮? 
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不思議そうにチェックしていました。
この後、庭への出口に向かいました。

さても今日の収穫たっぷりはまたまた桜島大根^^; 
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 畑に残っている二番目に大きいやつ。推定5kgクラス。
右の下仁田葱の改良種は実家の畑からです。
 
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 青い葉が冬場の貴重なビタミン源。桜島大根が一株あれば、二・三日分の野菜が賄えます。料理に変化をつければ、冬場の野菜は桜島大根だけでも生き延びられそうです^^;

料理と言えば、2014年春帰郷してから料理の真似事を始めた。
正確には仕事を引退する一年程前から生魚を買ったり包丁を握る機会は増えていたが、あくまで仕事優先の栄養確保料理だった。美味しく食べる工夫をするようになったのは自分で育てた野菜を使うようになってからの気がする。

初めはクックパッドなどに載っているレシピのとおりに、玉葱の切り方まで真似ていた。ところが、レシピにもいろいろな流儀があり、また、あまり意味のない手間暇かけるプロセスがあり、科学的裏付けの無い過度の清潔主義やアク取り主義が蔓延っており、阿呆らしく(正直に書くと、面倒くさく^^;)なって、自分流がいちばん(^o^)に切り替えた。

昨夜も、牛筋と水煮大豆をメインに煮込み料理をつくろうとパソコンで検索したところ、大豆と合わせる肉は鶏と決まっているみたいで、豚もあるが、牛は無視されている。悔しいのでクックパッドで探すと、大豆と牛が123件、大豆と豚が482件、大豆と鶏が868件とやはり圧倒的に鶏優勢。

意地でも初志貫徹、牛筋と水煮大豆に玉葱、青葱を入れて煮込んだ。但し、私は偏執的に煮汁を使い回さないではいられない質で、今回も、大根と鶏肉と豆腐の煮物の残り汁で、白菜と野菜天と干しアミと卵の煮物をつくり、その残り汁が今回のベースになっている。そこに味醂と醤油と菊正宗と唐辛子の酢漬けを追加した。

煮込むこと20分、これが美味いの何の。大豆が牛肉の旨味を吸って、今まで食べた豆のなかでいちばん美味い。これなら鍋一杯つくっても飽きない。水煮大豆の袋に載っていたヒジキと揚げと人参と鶏肉で炊く定番の料理より楽しめる。
次のときは冷凍庫に大量に眠っているミニトマトと水煮大豆を合わせてみよう。肉は鶏にする予定。
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 惜しむらくは、まだレパートリーが寡すぎる。自給できる食材も種類が寡すぎる。そのため、見映えがしないのである。おもてなしするわけではないので良しとしている。

料理話ついでに、子どもの頃、食卓に上がっていた塩アミ(アミの塩辛)、当時はこんな塩辛いだけのものを大人は何で買うのだろうと不思議だった。ところが、今冬は塩アミを切らせたときが無い。酒肴に重宝している。塩辛いのでたくさんは食べられないため、コストパフォーマンスに優れ、アンチョビーのような旨味もあり醤油とは異なる付け味に使える。私の場合は、大根をカナッペ風に輪切りにしたものに乗せたり、鍋物の豚や鶏に付けて食べたりするのが新鮮で、今のところ飽きが来ない。
 
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 花壇^^;の真ん中に昭和新山のように出現した今季最大の桜島大根。
大きな蜘蛛が写り込んでいるのを発見(^^)
 
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 みうめ「外には新世界が広がっていたわ。空気の味がちがうの」
 
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みうめの冒険2、蛆も良いやつ^^; 2015-02-16 [猫たちや生き物]

午前中とても良い天気だったので、玉葱に化成肥料を与えた。
天然農法とはいえ、玉葱の苗が定植してから殆ど成長していないので、小匙で掬って1本ずつに肥料を施して回った。何度かの霜雪に5%弱の苗が消滅^^;していたが、放置で95%が生育中ならば上出来。

昨日、勝手口から外の世界を体験したみうめちゃんの冒険、後半。 
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 テラスの出口から太陽の下に出たみうめ「空気が動いているわ」
 
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みうめちゃん得意の立ち姿で、じっと太陽を見つめていました。
コンクリを打った先には庭池や門先が広がっています。
 
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自由に池の畔に行けるのに、テラスの出口に座っちゃいました。
 
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 遠くの空を見つめて座ったままです。
鳥の気配に反応しているのかも。
みうめちゃんは、「ねこ、とこ、へこ」の「とこ」さんなのかなあ。
 
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 結局、土の上には出ませんでした。
 
近代以後、人は孤独と引き換えに自由を手に入れましたが、その孤独からもたらされる不安を救済するために、自由から逃れることを望んだのがファシズムであるとエーリッヒ・フロムは分析しました。現代日本社会においても同様に、孤独を引き受けられずに空気を読んでしまう「柔らかいファシズム」(byヴィクトリア・デ・グラツィア)が蔓延っていると感じます。ぼくはそれに背を向けて生きているのに、みうめちゃんはせっかく目の前に広がる自由な世界に踏み出せないようです。

みうめ「何を面倒なことを言っているのよ。土の上はわたしのゴージャスで美しい三毛のダブルコートが汚れちゃうでしょ」
 

 
微生物についてまとめていたとき、生きた蛆虫が蠢いているチーズがイタリアにあることを知りました。カース・マルツゥと呼ばれています。ペコリーノというチーズの製造段階で蝿に産卵させる。孵った蛆(幼虫)が酵素を出してチーズを体外消化することにより、通常のチーズ発酵を超えた、つまり多くの人が腐敗と思う段階まで進む。蛆は触れると最高で15cmほど飛び跳ねる。蛆ごと食べる人もいれば、蛆を取り除いて食べる人もいるそうです。詳しくは→http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%84%E3%82%A5

蛆と来れば、マゴットセラピー
壊死した患部を蛆に食わせて治す夢の療法(^o^)。http://matome.naver.jp/odai/2135505656837350901
Wikipediaによると数千年前のアボリジニやミャンマーの伝統医学を用いる医者によって蛆を利用した傷の治療が行われていた記録が残っているそうです。また、傷口が化膿して蛆がわいたほうが早く治るというのは戦争などで経験的に知られていました。それを現代医療に取り入れたわけです。

日本では2004年に初めて地元岡山大学附属病院で三井秀也講師(心臓血管外科)が、糖尿病などの合併症で足切断しか治療法のない60代の女性に実施、成功。

【長所】
麻酔が不要である
副作用が少ない
その他の治療と併用が可能

【短所】
蛆が体に住み着く可能性がある(^_^;)
患部を蛆が這いまわるために違和感を覚える場合がある
 
なお、日本ではまだ自由診療のため、入院治療の場合15万円〜40万円、外来治療の場合3万円〜10万円かかるそうです。無菌蛆の値段が高いそうなので、無菌にこだわらなければ良いのにと思います。夏場に鯖の頭にでもわかせた蛆を冷蔵庫に保管しておいて、使うときによく洗ってやれば只同然(^o^)、患者さん大喜び(^_^)。ならばいっその事、自分で治療するのがいちばんかも。
と思って調べてみると、傷口に発生する蛆には壊死組織だけではなく生きている組織も食い荒らす(;_;)種類が少なからずいるそうです。危険。

神話の時代から穢れの象徴(膿沸き蛆流(たか)る伊邪那美の姿)のように扱われてきた蛆ですが、蛆自体は艶やかでシンプルなフォルムの美しい生き物、生息環境の故に蔑まれ嫌われる、その境遇はあの愛らしいゴキブリ(蜚蠊)と似ております。
どこそこで生まれたから卑しいやつだというのは人間社会にあった卑しい思想ですが、既に克服されたと認識しております。ヒューマニズムの枠を超えてゴキブリや蛆についても敷衍したいものです。

男やもめ(寡夫)に蛆がわく、これからは瑞兆と受けとめます(^o^)
女やもめ(寡婦)にゃ花が咲く、咲いた花なら散らねばならぬm(__)m
 
 
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