恍惚の猫アメメ、熟れたぐいび（茱萸）、花蓴菜 2015-06-02 [猫たちや生き物]
ノルくんが特発性膀胱炎と診断された日。腎臓の数値に異常無しと聞いてホッとしたのを憶えています。
真っ赤に熟れた茱萸（グミ）、地元では「ぐいび」と呼んで、昔は子どもが遊びの途中で摘まんで食べるおやつでした。渋いけど甘い懐かしい味です。
ぐいびの木は表参道入り口と玄関脇に生えています。
昨日の修行（断食草刈りの荒行^^;）の甲斐あって、なぜか小便にも起きないまま午前５時まで熟睡。やれば出来るじゃあないか、ぼくの膀胱と尿道の知覚神経よ！
と喜んでいたら、好事魔多し。
下の間（和室）に入るとオシッコ臭。
廊下の猫トイレからの臭いではない。
隅や物陰の怪しいところをチェックしても見つからない。
この刺激臭は、完全にアメメ。
ならば、常識外れのところにしているはず。
ちゃとらんが部屋の真ん中で砂を掻く仕種。
んっ、和室に敷いていた赤い格子模様の炬燵敷き（昨日の記事のさいご２枚に写っている敷き物）に鼻を近づけると、臭い！
敷物の柄が擬態となって見つけられなかった。
下の絨毯にも沁み込み、畳まで湿っていました(;_;)
敷物は、実家のお下がりで裏がボロボロになっていたので焼却。
アメメくん、認知症なのかなあ。
ずっと寝ていて、偶に起きると食べ物をねだって唸りながら徘徊。
そして粗相(;_;)
悪気は無さそうで、失敗したときは、大きな鳴き声。
日曜日に子どもたちに遊んでもらっていたアメメの写真がありました。
動かざること山の如し。
ジャラシがジャラシに見えません。大根みたいです。
衰えは隠せず。
一方、庭池では、
花蓴菜（アサザ）の黄色い花が咲き誇っています。
晴れの日の朝開いて夕方には閉じます。京都時代はベランダのビオトープもどきのプラ舟に植えていました。2007年に絶滅危惧II類（VU）から準絶滅危惧（NT）に下げられたとのこと。庭池では絶滅どころか水面を覆っています。魚が見えません。
子ども返りしたアメメくん。
少年のような瞳を見せてくれました。
アメメ「俺様はもうすぐ赤ちゃんに還るぞ」
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死を念頭に今日も楽しき日を
浮き世（都市文明）を憐れみつつ、老荘の境地を夢見て、５頭の猫と嘯く似非インテリ日記。
季節感はあっても時事性は無く、徒に読み難うございますので、お時間の許すとき、どの記事からでもご悠寛とご覧になって下さい。
死は生と共に皆に等しく訪れる自然現象、少子長命の世を慶びつつ。
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ノルくん
2005年6月16日生まれ。ノルウェージャン・フォレスト・キャットの去勢猫。岡山の老舗キャッテリーCat’s Ai出身。おっとりした性格で、他の猫たちに何でも譲ってしまう。いちばん長いつきあいで良き相棒。特発性膀胱炎の再発を繰り返して心配。巨体。
上 ちゃとらんくん（兄）
下 ふーちゃん（妹）
どちらも2011年7月推定20日頃生まれ。東日本大震災の大津波でぼくの人生観が変わった年の夏休み、京都の塾で預かった野良の子。塾長隠退後、塾では世話できなくなるので、帰郷直前の2014年3月6日に引き取って自宅マンションに。
茶トラのちゃとらんは子猫時代、塾の人気者。甘えん坊で運動能力抜群の大猫。多飲多尿が続いていたが2018年暮れから食事を全く摂らなくなり、痛みや苦しみを一切見せないまま終日猫炬燵に籠もって最期は猫トイレの中に自力で辿り着いて2019年1月7日正午永眠。天然農園のみうめの眠るリコリスアルビフローラの近くに埋葬。老後の友のはずだったのに早すぎる。
雉トラのふーちゃんは赤ちゃんの頃、フーッと威嚇してばかりいたのでこの名前に。小柄だけど勝ち気で、いたずらの女王。2014年5月29日避妊手術完了。
みうめちゃん
2008年1月17日〜2015年9月10日。
京都にあるキャッテリーAltiHappyからお迎えしたノルウェージャンフォレストキャットの由緒正しきお姫様。アメメに強要されて彼の子を産んだあと避妊手術。ツンデレ。美しい三毛の長毛をぼくのカメラでは伝えられないのが残念。森の妖精から今は土の妖精となってリコリス・アルビフローラの下で眠る。天然農園が妖精の国への入り口です。
アメメくん
2005年3月10日〜2016年9月22日。
アメリカンショートヘアのオス。京都市のペットフリークでずっと売れ残っていたのを２歳半で買い取る。先天的な肝門脈シャントの障害があり、去勢手術ができないまま年寄りに。性欲旺盛で強制猥褻行為を何度も。近年は御大、長老、大王と呼ばれていたが、帰幽してからは天然農園の葡萄の木の傍に眠る。
可愛いアメメちゃんの写真たくさん見せていただきました。
可愛いねぇ～。我が家のメイのように落ち着きなく外へ走り出るのに比べたらもうじっとそばにいたい気分です。
ぐいびというのですか。懐かしくて私も植えましたが渋くて・・・木の中に長いのがいたこともあって切りました。それでも脇から新しい芽が出ます。
ゴメンネと謝ります。
by まだらぼけえみ (2015-06-02 22:04)
あ～、懐かしいです～。
実家では『ぐゆみ』って言ってました。
結構甘味が強い実がなる木と酸っぱいのばかりの木がありました。
by figaro (2015-06-02 22:19)
うちのしましま君は 認知症は間違いなさそうなんですよね。。。もう人換算で９６歳なので仕方ないんですけれどね。＾＾； 粗相はしないんですが トイレに行く時 妙な高いうなり声でトイレに入って行きます。あとやはり目が覚めている時は うなるよう声で 食べるものを催促するのです。一時間前にしっかり食べてもなので 心配になって怒っちゃうんですよ。時々 ぷち自己嫌悪。 ｰｰ;
ぐいび。。。綺麗な実ですね。＾＾
by ゆうのすけ (2015-06-03 00:05)
人間でも猫でも元気がないと気になりますね。我が家は当分、猫に関しては心配しないで済みそうですが、一匹だけなので、可哀想な時もあります。
by うーさん (2015-06-03 00:45)
あめめ様〜(¯―¯٥) なんでも にゃんこの認知症はスキンシップで随分回復するんだそうですよ。ちびちゃん達に遊んでもらったり声かけてめこめこしてもらったりすればあるいは……。
by mitsuya (2015-06-03 07:03)
グミ、そういえば昔近所の庭になってたのをもらって酸っぱかった思い出が(^_^;)
アメメ様、失敗がわかるならきっとまだ大丈夫＾＾
つぶらな瞳がとっても可愛いです(^O^)
by ニッキー (2015-06-03 13:47)
認知症の子供返り??確かに、寝そべっているアメメ君、子猫のようにかわいいですが=^_^=
by mayu (2015-06-03 15:34)
子どもの頃実家には大きなグミの木があって
遊びの途中で取っては食べたものでした
いつの間にか切られてしまい残念に思った記憶があります＾＾
もう味も忘れてしまいましたが懐かしいです(*^^*)
by raomelon (2015-06-03 15:58)
我が家でたま～に布団に粗相をするのはプリッツエル王子「オネショかな？」と思ったりします。まだまだ子猫ですから。
網の内側の庭のプランターの中にウンチやオシッコをするので、プランターは網の外庭に移動。
猫ちゃん中心の配置になってきています。
アメメくん元気が無いと心配ですね。
by amaguri (2015-06-03 16:57)
グミ、子供の頃 庭にあり摘んで食べました。
酸っぱくて渋みが口に残り、懐かしいです。
画像と同じ 綺麗な色でした。
アメメ御大、毛色が薄い感じ 白髪でしょうか？
わが家の黒ポメ シェリーも 口のまわりと四足の先が白くなってきています。
１月で９歳 先祖に白毛が居るので そのせいかと思いましたが白髪のようです。
元気でいてほしいですね。
by cooper (2015-06-03 20:06)
なつかしいにゃ
子どものころ 近くにグミの木があって
よく食べていました♪
by てんてん (2015-06-03 21:51)
えみさま、可愛いと言ってもらえてアメメは幸せ猫です。ありがとうございます。
ぐいび、木によって渋さが違いますよね。ジャムにしたら美味しいというのを読みました。近頃は田舎でも食べないみたいで、中学生の生徒たちに今日、見せたら、初めてという子もいました。
木はとても丈夫ですよね、土質も選ばず、剪定しても平気。
by ojioji (2015-06-03 22:17)
figaroさま、ぐゆみですか。地方によっていろんな呼び方があるのでしょうね。グイがトゲの意味で、グイビみたいです。
そうそう、木によって違いますよね。
by ojioji (2015-06-03 22:17)
ゆうのすけさま、妙に高い唸り声、アメメくんのもまさにそれです。
食べるほうはなるべく合わせてやろうと思うのですが、
出すほう（上も下も）は毎日となるとなかなかたいへんです。
by ojioji (2015-06-03 22:17)
うーさんさまのところはまだ若いのでしょうか。
時期時期に応じた付き合いを模索中です。
by ojioji (2015-06-03 22:17)
mitsuya さま、スキンシップはヒトのお年寄りにもとても良いみたいですね。心がけます。
by ojioji (2015-06-03 22:17)
ニッキーさま、グミは昔のほうがいろいろなところに生えていたように思います。丈夫な木なので、またいろんなところに植えたらよいかも。
アメメの少年のような瞳、ぼくもあれっと気に入って、三枚も載せました。
by ojioji (2015-06-03 22:17)
mayuさま、普段の不機嫌な悪相とちがって、妙に可愛いでしょう。
不思議。
by ojioji (2015-06-03 22:17)
raomelonさま、グミの木、いろんな方の思い出にあるみたいですね。
ぼくも昨年、四十年近くぶりに食べて、懐かしさに感激でした。
今日も勉強に来た中学生に出したところ、渋さにびっくりしていました。毎日、たくさん食べています。
by ojioji (2015-06-03 22:18)
amaguriさま、さすがプリッツエル王子、自己本位でよろしい(^_^)
プランターをトイレに、素晴らしいです、猫糞堆肥は去年、トマトや茄子や万願寺や落花生に異常な発育と収穫をもたらしました(^_^)
アメメに気遣いありがとうございます。
by ojioji (2015-06-03 22:18)
cooperさまの世代にとっては、グミやユスラウメは身近だったのでしょうね。ぼくはあの色と艶が大好きです。
アメメの毛艶、だいぶ枯れています。若い頃は、アメショーのヘビ柄？みたいな模様がもっとくっきり出ていました。
by ojioji (2015-06-03 22:18)
てんてんさまも懐かしい味でしたか。グミは北から南まで全国にあるみたいですね。
地元の中学生たちが修学旅行のお土産に長崎のカステラをくれました。
しばらく飾っています(^_^)
by ojioji (2015-06-03 22:18)