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大地に踏み出せないふーちゃんは都市文明の落とし子^^; 2015-03-20 [好きな言葉や拙見]

この雨と暖さに、わが家の表参道の脇にも蕗の薹がやっと登場(=^ω^=)
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嬉しいニュースに心も明るい(*^_^*)
蕗の薹盗人の仕業ではなく、晴れの国岡山の中部、温暖肥沃な吉備高原にある天然農園が、山が陰をして太陽を拝めない山陰地方にある島根県よりも植物の生育が遅れていることが判明、悲しいけれども自然の真実。
気を取り直して、二本だけですが蕗の薹味噌を再び堪能しました(^O^)。

堪能と言えば、朝昼兼用第一食で菜の花の和え物、納豆、もずく、味噌汁、辛子菜中華風サラダ、甘酢桜島大根と野菜尽くしで満腹になってから、偶には酒の代わりにスイーツ でもと思い、LOTTEのBACCHUSチョコをつまんだところ止まらなくなって一箱一気食い、ちょっと気持ちがわるくなりました(^_^;)。
「甘い物は別腹」とかおっしゃる人の胃は並列になっているのでしょうか。

ところで、昨日は午後から何と晴れ(^_^)
昼寝の後、草刈機を使って蕨を繁殖させる場所と山羊予定地の草刈り完了。
わざわざ記したのは、私が草刈機を使用した初めての作業だったからです^_^;。
去年は頑なに鎌による手刈りを貫いた(本当は草刈機のエンジンが掛からず^^;)私ですが、春の訪れと共に宗旨替え、広大な笹原を片付けました。
ただ、蕾を蓄えた躑躅たちも一緒に伐ったことが今も私の胸を痛めています。

そんな私を慰め元気づけるかのように、表参道の水仙の蕾が黄色に。 
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明日にでも咲くことでしょう。

特集 ふーちゃんの日向ぼっこ 
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書留郵便の配達の方の足許を擦り抜けてふーちゃんがお外に。
逃げるでもなく温まったコンクリの上でごろごろと。 
 
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玄関の茱萸(グイビ)の木の傍の枯れ草と戯れるふーちゃん。
フレーメンが。フェロモン受容を行う嗅覚器官である鋤鼻器(ヤコブソン器官)を空気に晒し、より多くの臭い物質を取り入れる動作とのことです。
よく見たら、目が逝っていました。 
 
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キジトラが虎の牙を剥きました。 
 
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牙を剥いて咆哮。
まさか、花粉症?
ところで、ふーちゃん、コンクリの三和土の上で遊んでいて、 
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土に足を踏みだすのを躊躇っています。行儀がよいのか、それとも。
わが家ではいちばん野性を感じるふーちゃんにして、精神まで去勢もとい避妊されていることに複雑な思い。
こりゃあ一生面倒を見てやらないと、ぼくが孤独死した後、自力で窓から脱出して生き延びるのは難しそう
況んや他の四頭をやです。
過保護で育てて生きる力を骨抜きにしたのは良いのかわるいのか迷うところ。
 
現代日本は、ペット猫に限らず園芸や農業においても、いやヒトの飼育においてすら、弱い特殊な個体を生かすための過保護な環境を一般化して、不要な個体にまで適用している気がします。すると、集団の生きる力が低下、土に足を踏み出せないふーちゃんのようになるのではないでしょうか。

どうも現代都市文明は、マンボウの卵をすべて成魚にしてやるのが善である、進歩した社会であると錯覚している気がします。一組のマンボウのカップルから二億尾のマンボウの成魚が増えたら海はどうなることでしょう。今の日本や地球におけるヒトの繁殖はそれと似ています。

都市部に見られる川の両側に張り巡らされた鉄柵(捨てられた自転車を拾おうにも川に降りられず)、原動機付自転車のリミッター(80km/hくらい出るのにわざわざ抑えてエネルギーの無駄)、少年法、ピンピンコロリで逝ける楽しみを老人から取り上げた過剰な老人医療産業構造(自然に任せて長患いを避けよう(^^))...etc.斯くて70億匹を超えて大繁殖したヒトという生き物。碌なことをしないので地球の迷惑。育つ子は育つ、育たぬ子に無理させるのは可哀想という江戸時代の考えも捨てたものじゃあないぞなどということを、ふーちゃんの大地に踏み出せない足を見て思いました。 
 
とブログ記事を書いているうちに、個別指導の時間を変更していたのをすっかり忘れていました。私がいちばん劣化したもよう。
I姉弟よ、卒業おめでとう\(=^ω^=)/ 

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コメント 17

green_blue_sky

ふーちゃん、人間生活になれたのでしょう。
うちの2にゃんも変わらないようなもので、ベランダに出ますが、玄関から外に出たがりません(^_^;)
米朝さんの古典落語、面白かったですね、購入しないともう聞けないです・・・
by green_blue_sky (2015-03-20 19:34) 

てんてん

ふーちゃんの変顔が( (ミ`エ´ミ)) ククク・・
by てんてん (2015-03-20 20:35) 

うーさん

人間に飼われたり給餌された猫が野生で生きていけない可能性が高い事、猫の命を代償にして私も知りましたが、後の祭り、可哀想な事をしたと、今のお転婆が生まれる前に体験しました。ふーちゃんの話は実は奥深いものだと思います。
by うーさん (2015-03-20 20:45) 

ぼんぼちぼちぼち

6枚めの写真、イヒヒと笑ってるようで なんかウケやした(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2015-03-20 21:32) 

ニッキー

一瞬牙を出したふーちゃんの表情に野性が垣間見えた気もしましたが、やっぱり飼い猫さんは後一歩が踏み出せませないんですね(^_^;)
うちのかみさんも「この子達が天寿を全うするまでは絶対に一緒にいなきゃ!」と言ってます^^
by ニッキー (2015-03-20 21:39) 

coconut punch

こんばんは(^-^)
おぉ!幻の蕗の薹ですね(笑)
それにしても山陽と山陰、意外な事実でしたね(^^ゞ

ふーちゃん、もう一歩が・・・
外の世界にはまだまだ馴染めそうにないですね。

by coconut punch (2015-03-20 21:54) 

mitsuya

ムツゴロウ王国化が捗っていますね(^_^)
ソソるご飯のメニューがまさしくムツゴロウの絵本です(^_^) あー江戸時代、妙に憧れます。
by mitsuya (2015-03-21 00:19) 

mayu

ふーちゃん、土の感触が怖いのでしょうか。我が家の2にゃんはムートンや羽毛布団を怖がります。地に足がつかないふわふわ感が嫌なんでしょうね。
by mayu (2015-03-21 12:10) 

のらん

私も、公園のぼへたちを見ながら、ウチの子たちの暮らしを思います。
ぼへたちは、雨風をしのいだり、縄張り争いもしなければならないけれど、
ほんとうにのびのびと自然の中の暮らしを謳歌している。。。
以前、知り合ったイギリス人に「日本の猫は室内飼いが定着している」と言ったら、
「猫を家に閉じ込めるなんて・・・それは虐待だ」と言われてしまいました(/_;)
私も、その意見には反論できません。。。
by のらん (2015-03-21 15:44) 

ojioji

green_blue_skyさま、米朝さん、お年を知って大往生かなと。
本当に名人芸でした。芸だけでなく、知性を感じました。
by ojioji (2015-03-21 17:06) 

ojioji

てんてんさま、
ぼんぼちぼちぼちさま、
一瞬をとらえる写真って面白いし、怖いですね。
肉眼だとあっという間なのに、永遠に残る。
by ojioji (2015-03-21 17:06) 

ojioji

うーさんさま、先代猫さんに何かかわいそうなことがあったのでしょうか。
ふーちゃんの話は、ヒトのことだと思います。
by ojioji (2015-03-21 17:06) 

ojioji

ニッキーさま、本当にそうですね。
こっちもそれまではしゃきっとして生きる励みにもなります。
子どもを持つ親は皆さんそうなのでしょうね。
by ojioji (2015-03-21 17:06) 

ojioji

coconut punchさま、いやあ、対馬海流、勉強になりました(^^)
東北の太平洋側も千島海流の動向とやませとで冷害が起きるみたいですね。

ふーちゃんのみならず、ノルくんなんて勝手口のドアが開いていてもきょろきょろするばかりで外に出ません。
まさにサーカスの蚤、サーカスの象。
そして現代日本の都市人(^_^;)
by ojioji (2015-03-21 17:07) 

ojioji

mitsuyaさま、天然農園の動物王国化、ぼちぼちまいりますm(__)m

そちらのブログの品位をけがして申し訳ないです。
自粛しているのですが、ときどき発作がm(__)m
by ojioji (2015-03-21 17:07) 

ojioji

mayuさま、萌奈さんたちそうなのですか。
うちのノルくんが羽毛布団のうえを怖がって、飛び越えます(^_^;)

by ojioji (2015-03-21 17:08) 

ojioji

のらんさま、イギリスはそうなのですか。
ぼくも未だに迷うときがあります。
最大の心配は交通事故です。
近所の廃屋に棲みついている野良さんたちも、
給餌されてるおばさまに聞いたところ、
この半年で三匹も車に轢かれたそうです(;_;)
外の蚤や壁蝨やウイルスはどうでもよくて、
ヒトが運転する走る凶器プリウスが怖いです、
あれは無音のときがあるから、
歩いているぼくでもびくっとするときがありました。
実家にシャム猫ぽこ様がいるのですが、
谷の上の方に住まいがあって、県道から遠くはなれているため、
私道や畑や野原で伸び伸びと土竜や虫や蛇を追って転がっています。
幸せそうです。
by ojioji (2015-03-21 17:09) 

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