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猫にキウイ枝(^^)、明治の板チョコ 2015-02-05 [猫たちや生き物]

キウイ醸造酒、まだ変化無し。
酵母が餌にしやすいようにスプンでぐじゃぐじゃに潰してやった。
毎日、潰して掻き混ぜることにしよう。また日課が増えた。
初めからミキサーにかければよいのだろうが面倒臭い。
 
キウイといえばマタタビ(木天蓼)科の植物で、オニマタタビやサルナシの仲間。
「猫にキウイ」のレポートをば。
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天然農園からキウイフルーツの枯れ葉と蔓を拾ってきて、暇そうなちゃとらんとふーちゃんに被験体を頼んだ。
先ず枯れ葉を与えてみると、興味は示すが、酔うというよりカサカサ音に興奮しているのかも。
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 ふーちゃんがいつもよりハイテンション。
次に、蔓を与えると早速寄ってきて、頻りに匂いを嗅ぐ。
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 細長い物への興味だけなのかはっきりしない。
 
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蔓を動かさないでじゃれさせないようにして様子を見た。
単なる小枝とは異なる愛着を示している。
 
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初めはふーちゃんのほうが執着していたが次第に、
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 ちゃとらんが覚醒、
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 蔓を噛みだした。
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このあと、蔓を咥えて転がっていたが、涎べとべとまでには至らず。トリップ作用は認められるが、チューハイかワインを外で飲んだ程度の感じであった。もっと太い枝のほうが成分が強いのかも知れない。次回はノルくんたちに試してみよう。
 
ところで、いろいろな方のブログを、So-netが主ですが、訪れると、素敵な料理の写真にこれでもかというほど出会います。贅を尽くした食材を美味しそうに仕上げた人気レストランの料理、お好きな食材をふんだんに使って手間隙かけたこだわりの家庭料理、皆んな、NHK連続テレビ小説「純と愛」で夏菜が夢見ていた魔法の国・お伽の国の食卓に見えます。
普段はエンターテイメント映画を観ているのと同じ気分で楽しんでいるのですが、ふと美食への渇望感を覚えるときがあります。娯楽として楽しんでいる欲情作品を稀に現実と重ねたくなる衝動に似ています。
通常は自分の足許を見れば治まる感覚で、だからぼくが書き込むコメントでは素晴らしい料理に触れるのを避けているわけです^^;。

それが昨日は衝動を抑えきれず、歯医者の帰途のハッピーマートで、予定していた菊正宗上撰やイカナゴ(かますご)や肉類や豆腐のみならず、陳列棚の前で逡巡の末、明治の板チョコ二枚とLOTTEのRummyチョコ一枚を買ってしまいました。

その板チョコの一枚を昨日と今朝とで食べたところ、西欧風の甘い物への渇望感が綺麗に消えていました。明治の板チョコ一枚で食への欲望が治まる、何とも浅はかなものです。

「今昔物語集」にこんな話があります。
ある夜、盗人が侵入していろいろな物を袋に入れて帰ろうとしたとき、暗闇で火鉢の灰を手探りで食べ始めた。ひとしきり食べてから、なぜか盗んだ物を元の場所に戻している。主人が捕まえて問い質したところ、盗人は「この三日間何も食べていなくて空腹のあまり悪心が起きて盗みに入りましたが、麦の粉を見つけて夢中で食べたところ空腹が治まりました。そこで初めて灰だったことに気づいたのです。あんなに空腹だったのに、灰を食べただけで簡単に満たされるなんて。もう盗み心が消えまして、盗んだ物をお返ししたわけです」と。立命館高校の過去問で覚えている方もいらっしゃるのでは。
世を生きる辛苦も案外そんなものかも知れません。

千年前と人間の質は何も変わっていないようです。

昨日、石原歯科で読んだ産經新聞に掲載されていた浅田次郎氏の「日本の「運命」について語ろう」の書籍広告で、「人間は進歩などしていない、変わった、または退化したと言える」という意味のコピーを見ました。
ぼくの思いと同じ、それをベストセラー作家にして日本ペンクラブ会長(いつのまに、知らんかった。「きんぴか」「プリズンホテル」「蒼穹の昴」までの愛読者です)が宣伝文句にしているのは何となく嬉しい。

その「日本の「運命」について語ろう」には、
江戸時代の大名行列で時代劇や教科書の挿絵にある「下にぃ下に」という先払いが許されたのは御三家だけ、外様大名が尾張徳川家の領地を通るときに「下にぃ」はありえない。他所の藩の領地を通るときも「下にぃ」なんて言ったら何様だという話になりかねない。土下座はほとんどなかった。そんな無体なことしていては260年も平和を維持できない。などという興味深い指摘が載っているもようです。 
 
 
それでは皆様、
あ 有難いなあ
し 幸せだなあ
た 楽しいなあ

都会の人も食材の自給を楽しみましょう(^_^)v
読んでくださってありがとうございますm(__)m
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コメント 18

ニャニャワン

うちの猫できゅうりとキウイが好きなのがいます。
キウィも用心しないとよだれべちょべちょにされそうです。
マタタビ科とは知りませんでした。
by ニャニャワン (2015-02-05 14:55) 

ojioji

ニャニャワンさま、胡瓜好きの猫さん面白いですね(^^)
サンタさん?シーマさん?どちらでしょう。
シーマさんは外猫ではなく、内勤と夜間警備をこなす健気なトラ猫さんなのですね。
by ojioji (2015-02-05 15:23) 

ニッキー

RUMMYチョコ美味しいですよねぇ^^
アルコールには弱い私ですが、シーズン中に必ず1箱は食べちゃいます(^O^)
ちゃとらんくんの表情とふーちゃんの表情の違いがはっきり^^;
by ニッキー (2015-02-05 15:34) 

うーさん

我が家はゴールドキュウイのでる季節は毎朝食べています。マタタビ科でしたか。マタタビには目のない我が家の猫、悪さをしていなかったので、あまり効能が強くないかも知れないですね。
江戸の時代、封建時代ですから理不尽な事も多かった筈ですが、八丁堀同心が罪人の捕縛に向かう時に刀の刃止めをしていったとか、むやみやたらに人を切らない、死罪言い渡しは将軍の専決事項など意外と現代よりも人命が尊重されていたことも垣間見えます。
by うーさん (2015-02-05 15:58) 

green_blue_sky

外猫でマタタビ被害がよく出ていたので、うちは利用しないことにしています。
これ以上猫たちが甘えるのは(^_^;)
チョコレートは美味しいものがありますね。
疲れた時に食べています~
by green_blue_sky (2015-02-05 19:11) 

kontenten

マタタビも、得意な猫と苦手な猫がいるようですね(w)
まるで、お酒(アルコール)好きな人間と違う人間と同じですね(^^)
斯く云う私は・・・言わずもがな・・・ですね(^^ゞ
by kontenten (2015-02-05 20:27) 

cooper

ふーちゃんとちゃとらん君の仕草の愛らしいこと。(*^-^*)
映画やTVの時代劇、間違いが沢山あるようですね。
by cooper (2015-02-05 20:44) 

mayu

猫たちのために庭にマタタビ植えましたが、関心ゼロです。好きな子とそうじゃない子がいるみたいですね。
by mayu (2015-02-05 21:17) 

ハマコウ

こんばんは
入試問題にいい文章が載っていることも多いですね

昔々…共通一次試験の国語入試問題に三浦哲郎さんの「鳥寄せ」という短編が取り上げられました
問題を解いている途中 いい文章だなあと感じ 試験後国語の先生だった担任の先生にそれを話したことを思い出します
by ハマコウ (2015-02-05 22:39) 

ojioji

ニッキーさま、ラミーチョコの同士よ(^_^)
子どもの頃もラミーだったか同じようなチョコがあって、当時からファンでした。
バッカスも好きでしたが、ラミーのほうが好み。
いっとき遠ざかっていましたが、四十過ぎてから冬場に一度は衝動的に買い込んで食べたものです。
かつて大人買いをしていたのを暑くなって食べようと思ったら、悲惨な状態にということがありました。
by ojioji (2015-02-06 10:36) 

ojioji

うーさんさま、ゴールドキュウイというのはひょっとしてオニマタタビのことかも知れません。

現代も未来から歴史として振り返ると、新聞の三面記事とかをもとに、殺人や凶悪犯罪が連日起きる野放し社会とか記述されるかも知れませんね。
どんな社会でも一人ひとり受けとめ方は異なり、万人が満たされる社会は無いという確信のある私です。
by ojioji (2015-02-06 10:36) 

ojioji

green_blue_skyさまのミケさんたちはマタタビの力を借りなくても満たされていますよね(^_^)
マタタビ被害というのは、猫さんが被害を受ける?それとも、猫が掘り返す?のでしょうか。
by ojioji (2015-02-06 10:37) 

ojioji

kontentenさまはお酒が美味しくて、うわばみで、健啖健膵健肝という御方。
人によってお酒が美味しい・不味い、強い・弱い、飲む・飲まないの組み合わせはいろいろなパタンがありそうですね。ぼくは美味しい、弱い、飲むでしょうか。
マタタビに強い猫さんと弱い猫さん、美味しい猫さんと不味い猫さんとかいるのでしょうね。
by ojioji (2015-02-06 10:37) 

ojioji

cooperさま、とくにふーちゃんは普段強くてプライドが高く、こんな姿をあまり見せません。
マタタビ効果かも知れませんね。

昭和三十年代までの時代劇は風景とか納得なのですが、今の時代劇は道がすでに不自然、遠景に大型重機による造成が見えたり河川に護岸工事があったり、何より俳優がスラっとして無理だらけのような。
by ojioji (2015-02-06 10:37) 

ojioji

mayuさま、関心のない間にマタタビを大きくするチャンス(^^)
好きな猫に見つかると、せっかくのマタタビを掘り返されたり枯らされたりするみたいです。
あと、乾燥させたほうが匂いが強くなるみたいですね。
by ojioji (2015-02-06 10:37) 

ojioji

ハマコウさま、中入試から大学入試まで、読書ガイドにも好適ですよね。
30年余りの国語入試問題との付き合いで、とくに論説文関係は、吉野源三郎、小林秀雄、加藤周一、山崎正和から鷲田清一さま、河合隼雄さま、養老孟司さま、鈴木孝夫さま、正高信男さま、茂木健一郎^^;まで普段の読書では手に取らない文章に多々触れることができたのは財産になっています。
そのぶん耳年増になってしまい、謙虚さを失ってしまいました。

三浦哲郎さま、まさに謙虚で、今の日本に失われた生き方や心を書かれていた素晴らしい作家だと思います。読むと泣けるので読まない^^;みたいな感じです。昭和30年前後の日本映画の秀作に感じる懐かしさと似ています。
ぼくには向田邦子さまあたりが良薬でしょうか。
by ojioji (2015-02-06 10:37) 

ちゅんちゅんちゅん

おはようございます!
明治のミルクチョコ
ロッテのガーナは
板チョコの王様・女王さまだと思っております✿
by ちゅんちゅんちゅん (2015-02-07 07:44) 

ojioji

ちゅんちゅんちゅんさま、明治のは王様でしたか(^^)
次はロッテを、ただしガーナではなくてラミーですが、いただくことにします。
by ojioji (2015-02-07 16:11) 

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