アメメとの奇縁、清廉潔白な下仁田葱 2014-11-11 [猫たちや生き物]
【アメメとの奇縁】
[2007.7.28 自宅マンションでのアメメの最初の写真]
アメメとの初めての出会いは2007年1月9日、ペットショップの2階でのこと。
ヒトではない哺乳類の生き物と暮らしたくなって、フェレットが第一候補、
あとはハムスターやモルモットなどを考えて近所のペットショップに出かけた。
実際の生き物たちを見ると、子どもの頃いつもそばにいた犬と猫に惹かれてしまった。
ペット飼育不可のマンションの4階のため、犬を飼うのは無理。
猫だったらこっそり室内飼いできる。
そう思うと、もう今日から猫と暮らしたくてたまらなくなった。
[2007.7.28 自宅のケージにて。アメメ若いなあ、模様が綺麗]
ケージで子猫たちが何匹もミーミー、ニャーニャー鳴いていたけれど、
気になったのは2匹の大人猫。
ノルウェージャンフォレストキャットのCappuccinoカプチーノ(当時1歳7箇月)と、アメリカンショートヘアのマメスケ(当時1歳10箇月)。
綺麗な成猫たち。
こんなに大きくなるまでケージのなかだけで暮らしていたのかと思うと可哀想に思えて、それぞれのケージの前を行ったり来たり、何十分も思案。
買うなら(飼うなら)子猫からだろうと思いつつ、
この2匹から離れられない。
[2007.8.5 自宅書架上にて]
おとなしくて優雅なノルウェージャン、
アーモンド形の深い色の眼でぼくを縋るように見上げる。
一方、キャンキャン吠える犬の傍で、
仏頂面して眼光鋭く虚空を睨むアメショー。
2匹とも気になりながら、このときは、
向こうからもぼくに関心を示してくれたカプチーノに決めた。
それが今のノルくん。
ノルくんと暮らし始めてからのドタバタの日々も、
あの仏頂面のアメショーのことが気懸かり。
[2007.8.22 当時いちばんお気に入り写真。見事にシンクロ]
アクアリウム用品目当てでときどきこのペットショップを訪れる度に、
2階の動物コーナーを覗くと、
あのアメショーが所在なげに尻尾だけ動かして虚空を睨んでいる。
動物園の檻のぼろぼろな駝鳥の頭の中は無辺大の夢で逆まいていたが、
生後ひと月半(推定)で母猫から離されてケージ暮らし、
彼には思い出せるアフリカの草原が無いじゃあないか。
販売価格もどんどん下げられていた。
ショップのお姉さんたちから「アメメちゃん」と呼ばれていることも知った。
アメショーのマメスケでアメメか。
この呼称も気に入った。
[2008.10.28 貫禄が出てきた3歳半当時]
お客さんたちは、行く度に入れ替わっている子猫たちが陳列されているケージの前ばかりに集まっている。
アメメの相手をするのはぼくだけみたいだ。
ケージ越しに指で触ってやるようになっていた。
そして、出会いから半年後の2007年7月10日、
ケージから出して新しい世界を見せてやりたくて、衝動的に買った。
ショップでシャンプーしてもらって青いスカーフを首に結んでもらったアメメが
数時間後に自宅に届けられた。
以来、今日まで一緒。
※記事のさいごへ続く
[2009.6.1 4歳3箇月、アメメの全盛時代。みうめを身籠らせた]
今日の収穫たっぷりは実家の元祖天然農園産。
明朝、冷え込みが厳しい予報のため、実家の元祖天然農園で霜にやられそうな野菜を今日中に収穫するとのこと。ほしいだけ分けてもらえるというので、野生動物のように貯蔵本能が働いて、ほいほいと出かけた
先ずは人参と普通の葱と下仁田葱。霜と関係なくぼくが食べたくて収穫^^;。
下仁田葱は、 小渕優子前経済産業相が政治資金で2010年、2011年に約60万円分も或る農家に注文したことを追及されたニュースで登場した葱。中曽根康弘元総理も世話になった人たちに下仁田葱を贈っていたとのこと。
群馬県甘楽郡下仁田町の桜井家には「ねぎ御用につき江戸急送方達」という題名の古文書(文化2年/1805年11月)が所蔵されている。内容は「御用につき葱200本、きぬ3疋半を至急送れ。運賃はいくらかかっても構わない」とあり、別名「殿様葱」と言われるようになった所以。
美咲町で育っても下仁田葱。
写真のように白い部分が太くて、
加熱すると甘くなって美味い高級葱。
早速、今夜、鍋物(連夜(^_^)v)に入れて食べた。
ぬるっとして甘くて、普段食べている九条葱とは別の世界。
髭根が密生して伸びているので、生命力を信じて畑に植え込んでおいた。
5mmしか茎を付けていないけれど再生してほしい。
宇宙芋は全部収穫。
原産地が熱帯アジアなので寒さに弱い。
地下に出来ていた芋も掘った。
写真は零余子、サイズがまちまち。
宇宙芋の零余子をこんなに分けてもらった。
来年はこの零余子をいくつか植える予定。
芽キャベツの外葉を勿体無いので貰って帰った。
さらに、ピーマン、シシトウ、玉蜀黍、芽キャベツ、オクラ、茄子。
シシトウは大きくなって万願寺唐辛子と見紛うばかり。
巨大な白菜も戴いた。
ありがたいことだが、上手に食べ切る献立を考えなくては。
茄子は早速、辛子漬け用の下漬けをした。
[2014.5.29 アメメの安眠ポーズ]

アメメが他の猫たちと上手く付き合えないのは、
幼くして母猫から離され、2歳4箇月までペットショップのケージ暮らし、
しかもすぐ傍に吠えまくる犬がいるという不自然な環境だったからだと思う。
そのぶん、人には懷いて上手に甘えられる。
ヒトと付き合うよりも、動物と仲好く過ごしたいぼくと似たもの同士。
本当は同居猫のいない家で飼われるほうがアメメには快適だったと思うけれど、
わが家で後悔はさせないつもり。
レヴィ・ストロース「世界は人間なしに始まったし、人間なしに終わるだろう」
それでは皆様、
あ 有難いなあ
し 幸せだなあ
た 楽しいなあ
都市生活者も食材の自給を楽しみましょう(^_^)v
お年寄りや社会不適合者(儂のこと)や生活保護受給世帯よ、
天然農法で幸せな自給自足の生活を(=^ω^=)
読んでくださってありがとうございますm(__)m
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2014-11-11 23:59
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アメメ御大にもドラマがあったんですね。
私、犬派なんですが何故かアメメは気になるんですよ。
ところで下仁田葱・・・私にとって笑い話が(^-^)
ある日の仕事帰り、スーパーに寄ったら珍しく下仁田葱が・・・
「 あら珍しい! 下ネタ(仁田)ネギ!」 と口走っちゃいまして、
慌てて周囲をキョロキョロ、一人赤面でニヤニヤ、
人に知られずに済みましたが、その後は要注意のネギです。
by cooper (2014-11-12 08:31)
アメメくん、ノル君にこんなキャットヒストリーがあったんですね。人も動物も出会いが人生を変える!
お二猫とも最近元気なようで嬉しいです。
我が家の元子猫も、9月に渡仏 いま風邪を引いて、お腹を壊して、おとなしくしているらしいです(^^;)
by しま (2014-11-12 19:57)
cooperさま、いつもアメメを気にかけていただきありがとうございます。
食事を独り占めしようとするときのアメメは、全身が筋肉の塊のように強くて、複雑な思いです。
今夜も、ふーちゃん、ちゃとらんのお皿に顔をねじこんで横取り。
下ネタネギ、このほうが流行りそうな(^^)
by ojioji (2014-11-12 21:59)
しまさま、お久しぶりです。
異国の地のこととてご心配のことと存じます。
が、彼は生き物としての逞しさがおあり、自己回復力を信頼してあげましょう。
2頭とも落ち着いてくれてホッとしております。
お気遣い、ありがとうございます。
寒くなるとノルくんの下部尿路疾患が生じやすくハラハラです。
by ojioji (2014-11-12 22:05)