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草刈りレポート、承認欲求の充足 2014-10-29 [自然と農]

まだ10月なのに、ついに最低気温4℃はキツい。
猫やぼくよりも野菜たちにとって。
空芯菜は断末魔の花を連日咲かせている。
トマトも熟れる前に駄目になるのが増えてきたので、
青いトマトのまま食すことになりそう。
「親の意見と茄子(ナスビ)の花は千に一つも徒(アダ)はない」と言うが、
その茄子の花が実になって3cmくらいで萎れるものが幾つか発生、徒もあり。
...etc.
農家ならとっくに抜いて、次の野菜を植えるのでしょうが、
天然農園では枯れるのを見届けてやります。

今日の収穫たっぷり。
DSCF3018.jpg
その庄屋大長茄子、大きなものはこの4本で終わり。
小さな茄子が幾つ大きくなれるか。
インゲンも取り残しを含めてこれだけ。枝葉は殆ど枯れている。
奥池畔で見つけた山芋の零余子。
昨日の宇宙芋の零余子が強烈だったので、小さく見えますが、かなり良型。
DSCF3017.jpg
空芯菜は次の収穫が最後になりそう。
来年もつくる。
DSCF3020.jpg
万願寺唐辛子の赤くなったのがひとつ。
まだ畑の木にはたくさん生っている。
トマトたちは早めに収穫。
熟れるのと並行して傷んで穴が開くものが増えてきた。

【草刈りレポート】
母屋と庭池の裏山の草刈りに3時間熱中。
帰郷以来、ずっと気になりつつ、手入れする場所が彼方此方あって、いちばん後回しになっていた。都会暮らしの感覚で住むと広大過ぎて、土地家屋の使い方が未だ要領を得ず。
京都時代の感覚ならば、庭池ひとつあるだけで、自然を満喫できる。
それが、庭池、畑池、奥池と。
天然農園の裏山に至っては、4日前に草刈りはしたものの、持て余し気味。

今日刈るのは、母屋と庭池の裏山斜面にある細長い段になった場所。
元は畑だったような地形。
DSCF3028.jpg
午後2時半、この笹薮の坂を刈って目的地へと。

DSCF3031.jpg
この笹や低木の生えた平らな段を、向こう端まで手刈りで進む。

DSCF3035.jpg
半分以上刈ったところ。
木は主に櫨の木と、あと名前のわからない雑木。
木は鋸で切った。

DSCF3037.jpg
行く手にはまだ分厚い笹薮が。

DSCF3039.jpg
ついに開通!
左手に残っている笹も刈らなくては。
突き当りには昔の穂木足保管小屋が見えます。

DSCF3045.jpg
5時を回って薄暗くなった頃、生け垣の際まで何とか刈れた。
かなり幅があるので、やはり畑だったのだろう。
梅、桜、李、柚子、ミカン...etc.気に入った木を植えたい。

草刈り、大変だけれど、実は面白い。
蛇に気をつけて眼の前を注視しつつ、回りの景色に目をやり、自分のペースで刈ってゆく。
刈った跡が一目瞭然。
ただ、草刈りの虚しさは、やがて草茫々に復すること。
賽ノ河原の石積みのようなところがある。
ということで、今日はカメラを持参して、達成の跡を残した。

昔の農家は毎年毎年、同じ苦労をしながら、それが形として残らないために、徒労感を抱いた人もいたのでは。そんな人にお勧めは、承認欲求を満たすために、自分の取り組み・成果を写真や記録に残すこと。
実際、ブログに農作業の様子を公開している方は、それだけで報われた気持ちになる(自己承認欲求の充足)と思う。コメントで労われたら苦労は吹き飛ぶ(他者承認欲求の充足)。
昔の農家のお嫁さんは、朝から晩まで農作業と家事とが当たり前で、労われることもなく、まさに「おしん」の世界。

われわれ(誰やねん)は周囲やネットなどにどしどし発信して達成感を味わい、自給の大切さ・農の面白さを都市生活者に伝えてゆきましょう。
田舎に暮らして、都市文明にどっぷり浸かるなど論外。
テレビ邪魔、流行無関心、思索必須、文化創造、生活謳歌を(^_^)v
などと、「ごちそうさん」推奨の昆布酒を久し振りに飲みつつm(__)m


それでは皆様、
あ 有難いなあ
し 幸せだなあ
た 楽しいなあ

都市生活者も食材の自給を楽しみましょう(^_^)v
お年寄りや社会不適合者(儂のこと)や生活保護受給世帯よ、
天然農法で幸せな自給自足の生活を(=^ω^=)
読んでくださってありがとうございますm(__)m
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水郷楽人

おはようございます。寒くなってきましたね。我が菜園もそろそろナスは店終いとなりそうです。
by 水郷楽人 (2014-10-30 06:30) 

kontenten

先日は、エルの表情をお褒め頂き、ありがとうございましたm(_ _)m
真ん丸な瞳の写真、鋭意挑戦中ですので、暫しお待ち下さい。
以前の写真ならありますが、折角なので新作が撮れるよう頑張ります。
 空芯菜、美味しそうですね(^^)
私が行くタイ料理のお店で、思いの外空芯菜炒めが出て来ます。
中国系のタイ人も多いので、その影響かも知れません。
by kontenten (2014-10-30 09:31) 

ojioji

水郷楽人さま、茄子が寒さにどこまで耐えるか見届けて見ようと思います。
冬の畑のイメージがなくて、また勉強させていただきます。
by ojioji (2014-10-30 23:55) 

ojioji

kontentenさま、パクチーといい空芯菜といい、そうか、タイ料理がぼくには合いそう。
正式なものは食べたことがなくて。
トムヤンクンもどきとか、確かに美味しかった。

そういえば、タイ製のとんでもないものを京都から。
ブログのネタにします。
by ojioji (2014-10-31 00:02) 

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