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追悼権十くん、子宮体癌増加!、近代外科を開拓した人々 2014-08-27 [日々の出来事]

kontentenさまのところの全盲猫 権十くんが亡くなりました
権十の御霊の安らかに鎮まり給はんことを。

うちの猫たちと来たら、罰当たりなことにバトル。
昨日の続き写真です。
アメメのちょっかいをふーちゃんは我慢できず、すぐ喧嘩に。
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カメラの技術が下手で、なかなか上手く撮れません。
アメメは喧嘩のときだけ敏捷で豪腕、憎々しいくらいです。
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ふーちゃんも意地っ張りで、喧嘩は血を見ます。
今回はアメメの一撃で、ふーちゃんの耳の前が出血。
元気があってよろしい(^O^)v

天然農園を入り口から望む写真、珍しい。
赤紫蘇の群生、コンポスト、韮畑と続いてます。
その奥からが写真でお馴染みの畑。
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韮が蕾から花へと一斉に。
好きな花で京都でも無駄に植えていました。
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葉物や胡瓜を始末して一旦、リセットした畝。
寂しそうに見えますが、中国野菜カイランや玉蜀黍やインゲンの種が植わっています。
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「近代外科を開拓した人々」講談社文庫 1973年第一刷
昨日、古書店から届きました。嬉しきこと限りなし。
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この本との最初の出会いは、確か高3のとき。
通学列車の待ち時間に立ち寄った津山市の柿木書店(今春38年振りに商店街を歩くと柿木書店健在でした、嬉しかったです。高校の図書部で台車を押して蔵書候補の仕入れに来たのも此処。面白そうな本を好きなだけ持ち帰って目を通してから要らないのは書店に返すという実に有り難いシステムでした。)で購入。
近代外科を開拓した医師たちの野望と苦悩、成功と失敗、翻弄される患者たち、ゾクゾクする人間模様がユルゲン・トールワルドによって活写されています。歴史上の人物たちもたくさん登場し、喉頭癌に罹ったドイツ皇太子が医師たちの名声争いに翻弄されるなかで非業の死を遂げる章は夜を徹して読んだのを覚えています。フロイトが局所麻酔の先駆者のひとりとして、コカインの章で登場したり、病理学の法王にしてドイツ帝国議会議員ウィルヒョウ(彼の細胞病理学によって身体全体から病を考える東洋医学が否定されたという負の功績もある巨人)の君臨振りと老害振りがよくわかったり。とにかく面白い。

この本から、人の身体を唯物的に見られたり、近代西洋医学を信奉出来なかったり、ヒトの自己治癒力を信頼したり、などその後のぼくの健康観や人生観は大きな影響を受けています。
こんな名著を講談社はなぜ廃刊に。
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当時の文庫本の値段に注目。子どもでも買える値段でした。

25年前、予備校の教え子が歯科の勉強で京都を発つとき餞別に進呈。
再再読していた愛着のある本、やはり手許に置いておきたくて、以来ときどき探していたのですが、小学館から1996年に別編集で出た「近代手術の開拓者 (地球人ライブラリー)」 は抄録版でがっかり。購入はしました。
その後、新訳・完訳版として医学雑誌に連載されたものが「外科医の帝国 現代外科のいしずえ〈上〉」として医学専門書店へるす出版から出ていますが5000円以上するので我慢。

それが先日Amazonで第一刷を発見、
しかも上下揃いで800円!
40年前の本が破格値です。
他のルートで探すと壱万円のところもあるのに。
パル書房さまに感謝です。
これを機に、読書の秋に勤しみたいものです。
それにはブログのペースを落とさなくては^^;。


ところで、
子宮体癌(子宮内膜癌)がここ20年間で約3倍に増えているそうです。
現代女性が月経を昔の人の約10倍!?!も経験することが最大の要因のもよう。
なるほどです。
初潮の平均年齢が12歳に早期化、閉経は平均年齢が50歳と晩期化していることと、何より出産回数が昔に比べ激減、その分、月経回数が激増。
ぼくは経験ないので想像の範疇ですが、排卵された卵子が受精しないで子宮内膜諸共剥がれて大量の血液と共に体外に排出される、こんなしんどい営みを毎月繰り返している、而も、昔の女性の10倍も。これは身体に相当な負担がかかっていることでしょう。

生き物としての役割を大切にするほうが身体にも心にも自然な気がすると直感します。

安倍内閣は「成長戦略」で、女性が輝く日本をつくるための政策を勧めています。しかし、これはむしろ普通の女性を身体面からも苦しめる政策のような気がします。「身体面からも」と書いたのは、輝かなくてはと追い詰められて精神面で負担になっているケースを聞いたからです。
働きたい女性の環境は既に整っているのではないでしょうか。
そもそも、女性管理職を増やすとか、男性から見たら政府による規制で、頼むからこれ以上規制社会にしないでくれ、意味無し。

現代日本、特に都市においての課題は、哺乳類という生き物としての人間の回復だと思うのですが、実態はますますヒトから遠ざかっているような気がします。
神戸の理化学研究所・再生科学総合研究センターなどの立派過ぎる施設と、そこにいる研究者の報道された様子を見ると何か間違った方向の気がしております。
再生医療、組織工学と呼ばれている分野の研究のことです。
今度、人間性なき科学のときに触れてみたいテーマです。
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こいつらのバトルはフィクションにあらず。
生の横溢、リビドー(初めディルドーと書き間違えていた^_^;)が露わに。
戦いのあとは、やり尽くした心地よさ、生き甲斐が全身から発散されています。人の世は、リビドーを露わにすると逮捕されるので文化や芸術の活動への変形を余儀なくされています、不自由なことです。

それでは皆様、
あ 有難いなあ
し 幸せだなあ
た 楽しいなあ

都市生活者も出来る範囲で食材の自給を楽しみましょう
お年寄りや社会不適合者(儂のこと)や生活保護受給世帯よ、
天然農法で幸せな自給自足の生活を(=^ω^=)
読んでくださってありがとうございますm(__)m
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ぼんぼちぼちぼち

何が気に入らなくて喧嘩するんでやしょう・・・・(ーoー)
by ぼんぼちぼちぼち (2014-08-27 20:03) 

kontenten

権十にお悔やみを頂戴し、ありがとうございます。
彼も、極楽浄土・・・もとい、無事に黄泉の国へ誘われたと思います。
感謝申し上げますm(_ _)m
by kontenten (2014-08-27 20:21) 

ojioji

ぼんぼちぼちぼちさま、初めまして。
猫社会もヒトと同じでいろんな性格の猫がいます。
相性次第。
喧嘩しないで身を引く子もいます。
誰にでも突っかかるこもいます。
教育を受けていないため、人よりも社会性に劣るので、すぐ掌が出ますね^^;
私見では、日本の人はちょっと去勢されすぎているかもしれません、猫くらいがちょうどかも。怒鳴り合いくらいはカンフル剤かななどと^^;
by ojioji (2014-08-27 20:59) 

ojioji

kontentenさま、逆にお気遣いいただきましてm(__)m
黄泉の国だろうが天国だろうが極楽浄土だろうが、
元素に戻ったのは間違いございません、
千の風になって、また別の物体を構成するのでしょう。

終に行く道とはかねて聞きしかど 昨日今日とは思はざりしを
by ojioji (2014-08-27 21:10) 

ぼぼよ

お久しぶりです、小~高校生まで塾に通っていた者です。

「現代日本、特に都市においての課題は、哺乳類という生き物としての人間の回復」という言葉に共感しました。
私は大学卒業後、お付き合いしている方と結婚して20代のうちに子供を産む予定です。
そのため就活生といわれる年齢ですが、就職活動をしていません。
女性の社会進出が推奨される世の中ですが、男は働き女は家庭を守るというのが私の理想像です。
若くて元気なうちに仕事をするよりも、健康なうちにこそ子供を産み育てるべきだと思っています。
今日の、女も働くべきだ、専業主婦は甘えである、みたいな考え方には「人間は一体何を目指してるんや、何になりたいんや」と不思議に思います。
by ぼぼよ (2014-08-28 01:43) 

ojioji

素敵なコメントをありがとうございます(^_^)
「健康なうちにこそ子供を産み育てるべき」「人間は一体何を目指してるんや、何になりたいんや」、世の大人たちに、政治家たちに、届けたい言葉です。

この年になって食べ物の重要性が身に沁みております。
食べ物、料理から食材調達まで究めて、良き家庭を築いてください。

「小~高校生まで」に気づいてコメント差し替えましたm(__)m

by ojioji (2014-08-30 01:38) 

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