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朝日新聞の品性劣化とALSチャリティに疑義 2014-08-26 [好きな言葉や拙見]

一昨日の夜、激しい雨の音に混じって、外から猫の鳴き声が。
うちの猫たちが激しく反応。
窓の下や玄関の外やテラスの入り口あたりを移動しながら鳴いています。
いままでも花壇を掘ったり、バイクの上に泥足跡を付けたり、あの白い猫のはずです。
今回は妙に長くウロウロしているので、気になって、ついボウルに餌を入れたのをテラス入り口に置いといてやったところ、暫くすると鳴き声がしなくなり、昨日の朝、餌はきれいに無くなっていました。
昨夜も同じようにボウルに餌を入れておいたところ、今朝見ると完食。なぜか嬉しくて、街の猫おばさんの気持ちがわかるような。まずいパタンに。

一方、うちのちゃとらんは昨夜、近所の方に遊んでもらえて、
DSCF1418.jpg
童心帰りして大喜び。画面右端に横顔が。

DSCF1421.jpg
巨顔のアメメくんです。自分が参加するのはしんどくて、いつも傍で絡みます。ちゃとらんは相手にしないけど、ふーちゃんは苛ついてバトルに。


朝日新聞社の捏造記事を先日から3件、紹介しました。
趣旨は2つ。
ひとつは、朝日新聞社が従軍慰安婦に関する日本軍の責任の鍵を握る記事をやっと誤りと認めたこと、並びに、その責任を問いましょうということを一人でも多くの方に伝えるため。
もうひとつは、部数の多い新聞に載っているから正しい事実だ、正しい意見だというわけではないですよということを伝えるため。
何れも心ある方にはとっくに自明のことですが、圧倒的に多い、そうで無い方に伝えたかったのです。

まとめる過程で気づいたことがあります。
昨日、読者の方がコメントで示唆してくださった2点です。
ひとつは、新聞の影響力の低下、それも気の毒なくらいの低下です。

昔は、新聞代を払う余裕のある家は殆どが宅配新聞購読契約をしており、1紙購読すれば家族が回し読みで3.5人以上が読んでいた、さらに都市部では通勤時にスポーツ紙などを購入していたと記憶しております。また、大衆の教育水準も低かったため、ぼくの田舎でも物識りの年寄りが「朝日新聞によりますと・・・」と語り出すと回りは語る言葉を持たなくて聞いているしかなかったりとか。だから、新聞に書いてあることが世論を形成していたと言えました。

ところが今日では、三大紙の世帯購読率は自社発表の、押し紙や売店用も含めた数字でも2.6世帯に1紙、真偽は不明ですが実売数では何と5世帯に1紙しか購読していないことになります。その貴重な1紙を読む人も一人か二人の世帯が多い。地方紙や機関紙を含めれば購読率は倍増するのでしょうが。また、大衆の教育水準も一応上がり、新聞が啓蒙の役割も果たせず、世論の形成にも影響力が低下し、断末魔の足掻きで偽の世論調査モドキにうつつを抜かしている為体。世論調査は総務省が税金を使ってやっております。

マスコミを貶す発言の多いぼくですが、新聞購読者がここまで減っていたことに驚きを禁じ得ません。叩くのはバランス感覚に欠ける気がしてきました。
テレビ批判は、バランス感覚からもう暫くは必要でしょう。コンテンツと長時間視聴習慣の2点において。

もうひとつの気づいたことは、朝日新聞社の自社捏造記事への対応の仕方の変遷。

1950年の共産党員伊藤律架空会見記のときは3日後に記事の全文取り消しと読者への陳謝。素直で雄渾なますらをぶりの万葉集(^^)の趣き。

1989年4月20日の珊瑚記事捏造事件のときは、5月16日記事で、カメラマンの一人が撮影効果を上げるために既にあったKYの文字の上をなぞっただけの”行き過ぎ取材”と釈明。実名も出さず。
サンゴ事件言い訳.jpg
しかし、それが嘘と判明、1ヶ月後の5月20日に「ねつ造でした 深くおわびします」と謝罪、関係者の実名も報道。見苦しいが謝罪と処罰をしており、自浄作用が働いてはいました。たをやめぶりの古今集(^_^)vの趣き。

ところが、従軍慰安婦問題を引き起こした記事では、
(以下、緑文字部分は今夏8月5日朝日新聞紙面から引用
1982年9月2日朝刊で嘘つき吉田清治の講演を「済州島で200人の若い朝鮮人女性を『狩り出した』」と報道。これが従軍慰安婦問題の始まりです。「執筆した大阪社会部の記者(66)は「講演での話の内容は具体的かつ詳細で全く疑わなかった」と話す。伊藤律架空会見記の教訓は既に風化していたのです。
32年後の今年8月5日朝刊で「吉田氏が済州島で慰安婦を強制連行したとする証言は虚偽だと判断し、記事を取り消します。当時、虚偽の証言を見抜けませんでした。済州島を再取材しましたが、証言を裏付ける話は得られませんでした。研究者への取材でも証言の核心部分についての矛盾がいくつも明らかになりました。」と32年経って記事をやっと取り消し。

さらに、「第2次大戦の直前から『女子挺身隊』などの名で前線に動員され、慰安所で日本軍人相手に売春させられた」(91年12月10日朝刊)、「太平洋戦争に入ると、主として朝鮮人女性を挺身隊の名で強制連行した。その人数は8万とも20万ともいわれる」(92年1月11日朝刊)と書くなど両者を混同した。
女子挺身隊は、戦時下で女性を軍需工場などに動員した「女子勤労挺身隊」を指し、慰安婦とはまったく別です。当時は、慰安婦問題に関する研究が進んでおらず、記者が参考にした資料などにも慰安婦と挺身隊の混同がみられたことから、誤用しました。」と22年経って、参考資料のせいにしつつ記事の誤りをやっと認めました。上記の理由ならば、前世紀の間に訂正できたのに愚かです。万引き段階で発覚しておれば真人間でいられたのに、プロの大泥棒に成長してしまいました。

あれっ、謝罪は無いのかなあ。
そして、同じく8月5日記事「慰安婦問題の本質直視を」編成局長 杉浦信之にて、記事の一部に、事実関係の誤りがあったことがわかりました。問題の全体像がわからない段階で起きた誤りですが、裏付け取材が不十分だった点は反省します。似たような誤りは当時、国内の他のメディアや韓国メディアの記事にもありました。」と謝罪は「反省」の一言で済ませ、あとは強弁と「ぼくだけじゃない、他にもしてる人がいるよ」という、ぼくのいちばん嫌いな言い訳、他の人がしていてもお前がやったことに変わりは無いのじゃ、躾の基本、朝日新聞は家庭の躾が足りない人たちの集団か。これじゃあ小学校の先生でも家に帰してくれませんよ。珊瑚や伊藤律は個人的には実害ゼロで微笑ましい戦後史のエピソードですが、この従軍慰安婦問題という韓国に於いても元々は無かった問題を韓国と共同作業で生み出して日本全体に甚大な迷惑を今もかけている原因の捏造記事の訂正としては甚だ姑息で睾丸もとい抗癌もとい厚顔にも程があります。新古今集(;_;)が泣いています。

どうです、この64年間で朝日新聞が如何に醜く変貌したか、歴史は如何に進歩していないか、ぼくにもよくわかりました。
三大捏造記事のお詫びの姿勢を3大和歌集と対応させる試みは、幽玄有心の境地と程遠い今回の朝日新聞記事でぶち壊しです。
論語にも、過ちては則ち改むるに憚ることなかれとあります。2400年前のほうが余程仁徳がありました。毛沢東が悪いのです、数千万人を殺し少女との性交を好む権力亡者、それを日本の新聞はどのように報道してたでしょうか、偉大な指導者だと。共感できるのは風呂嫌いなところだけ。

毛沢東は筋萎縮性側索硬化症で亡くなりました、尤も82歳ですから大往生。その筋萎縮性側索硬化症ALSを支援するチャリティのアイス・バケツ・チャレンジ、今はこういう支援の仕方のほうが多くの方の共感を呼ぶのでしょうか。まさにテレビによる「ひとつになろう」効果が浸透しているのでしょう、気持ちがわるい。

ぼくは真っ先に不幸の手紙m(_ _)mというかチェーンメールの不気味さを感じて、良い気持ちがしませんでした。
募金やチャリティの精神を尊びつつ、ぼく自身は滅多に参加しません。自分の関わっている方が難病に罹ったり貧困に陥っていて困っていたら援助するのを基本にしています。金銭面で余裕があったときはユニセフに寄付しておりましたが、調べてみると、募金や寄付金の場合、使途に微妙なものがありました。今回もALS患者を救いたくて寄付したお金はALS協会に届くもよう。その後の使途は税金と同じくお任せに。
DSCF1416.jpg
アメメ「そんな人の気持ちを逆撫でするようなことを書かなくていいのに。一般大衆はこのちゃとらんと同じく無心に今を楽しんでいると思うぞ」

ぼく「巨顔で説教するな!募金やチャリティを断れない無言の圧力というか空気を少しでも減らしたいんだ。ところで、難病も寿命と受け入れる立派な生き方もあるのに。お坊さまとかもっともっと因果応報のありがたいお話を説いてほしいものです。お寺で肉声では語られるのに、一般社会に向けては非難を恐れてか発信されない方が多過ぎ。さらにところで、こんな記事を毎日書いていると気分はよいけどしんどいぞ」

それでは皆様、
あ 有難いなあ
し 幸せだなあ
た 楽しいなあ

都市生活者も出来る範囲で食材の自給を楽しみましょう
お年寄りや社会不適合者(儂のこと)や生活保護受給世帯よ、
天然農法で幸せな自給自足の生活を(=^ω^=)
読んでくださってありがとうございますm(__)m
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ojioji

この日の記事、niceの数は少ないけれど、見識ある精鋭ブロガーの方たちからチェックしていただき光栄です。
by ojioji (2014-09-05 09:53) 

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