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労働なき富とメロン 2014-08-19 [好きな言葉や拙見]

【7つの社会的罪 マハトマ・ガンジー】
理念なき政治 (Politics without Principle)
労働なき富 (Wealth without Work)
良心なき快楽 (Pleasure without Conscience)
人格なき教育 (Knowledge without Character)
道徳なき商業 (Commerce without Morality)
人間性なき科学 (Science without Humanity)
犠牲なき宗教 (Worship without Sacrifice)

2 労働なき富 (Wealth without Work)
田舎暮らしカテゴリーなので、また助成金の話から。
労働なき富の始まりは、農家においては1970年台からの減反政策に伴う転作奨励金からなのでしょうか。
支援に値する取り組みをしている農家を助成することに反対はしませんが、なぜお金の形にするのでしょう。補助金、交付金、お金にするから実りが伴わないのです。笊で水を汲むが如し。貰うひとは嬉しいから文句は言わないでしょうが、出す側の納税者は苛々しながら如何ともし難し。
土地や技術や機械の貸与や、お金以外の形にしましょう。そうすれば真に必要としている人が活用し、カネ目当ての人は去ります。

ガンジーの言う労働なき富とは資本家や投資関係のことなのでしょうが、それが普通の人々ordinary peopleにとって無縁の世界だったのはいつ頃までだったのでしょう。実感としては1980年台初めでしょうか。

バブル経済と呼ばれる頃から、ぼくの住んでいた町でも2500万円で購入したマンションが1年後には4500万円に、それを売って戸建てを購入、足らずは全てローン、4500万円に値上がりしたマンション(お金の価値が下がっただけなのに阿呆)を別の人が居住しないのに購入、・・・やがて急落。夜逃げされた方には申し訳ないですが、傍から眺めていると狂った世界でした。ぼくですらディスコや祇園やらに連れて行ってもらったのも唯一この時期でした。

そこで学習したはずなのに、懲りること無く、今や、資産運用のひとつとして投資という美名の下、普通の人々が普通に労働なき富の世界、金融市場の商品に手を出している時代。政府がアベノミクスの一環でNISA少額投資非課税制度を設けて普通の人々に投資を勧奨、単年度100万円までの投資に対する売却益や配当には課税しないという制度です。

消費税を上げておいて、NISAを推奨し、貧乏人に臨時福祉給付金を配る。労働なき富のオンパレードです。安倍内閣はガンジー師に喧嘩を売っているのでしょうか。

朝三暮四に気づかないまま臨時福祉金を喜んでいる貧乏な人もいるのでしょう。無知な民は気の毒です。子どもたちよ、健全なる肉体づくりもよいけれど、若いうちに大いに学び自分の頭で考えるんだぞ。

第1次安倍内閣は、「美しい国、日本。戦後レジームからの脱却」を唱え、ぼくも大いに応援しておりましたのに。
現在の第2次安倍内閣には本当にがっかりです。
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ふーちゃん「マハトマ・ガンジーは21世紀の資本主義社会の爛熟から腐敗を見通して、労働なき富を大罪としたんだわ」

せっかく調べたので株式のバブルの例を。
セブンイレブン・ジャパンを1979年新規上場時に180万円(1800円×1000株)入手した人は、20年後には1億2000万円(株式分割考慮後の値段)と67倍になっているそうです。
ヤフーの株を1997年に151万円で買っていると、2000年には8400万円(株式分割考慮後の値段)と55倍になっているもよう。
こんなことを知るとますます手を染めたくなる人が増えたりして。

鳩山総理演説にまつわるエピソード。
所信表明演説にマハトマ・ガンジーの「社会的七つの大罪」から「労働なき富」を盛り込むよう求めたのは鳩山首相本人とのこと。
首相は実母から毎月1500万円ものお小遣いの資金提供を受けていたのを踏まえて、演説に「労働なき富」を入れて大丈夫ですかと閣僚の一人が恐る恐る尋ねると、首相は「自分のことを言われるのはわかっている。だからと言って(ガンジーの言葉が)間違っているんですか」とむきになったという。
閣僚の不安は的中。本会議で首相が「労働なき富」と読み上げた途端、野党席から「それはあんただ!」と激しい野次が飛び交った。
その夜、首相は「国民の心に響いたらと思っている。批判も覚悟で思い切ってやらせていただいた」と満足そうに語ったということである。
鳩山由紀夫氏、天皇陛下のような心根のお方というかホント宇宙人でした。
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今日は激しい雷雨で野菜の収穫無し。
メロンを食べてから、写真を撮り忘れたのに気づきました。
西瓜といいメロンといい、贅沢な食い方。
これは良心なき快楽になるのでしょうか。

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アメメ「昼からの暑さ、異常じゃ。毎日、来客があればずっとここにいられるのに」
と休息している傍では、ちゃとらんが蛍光灯の紐に跳びついて、点灯。
味を占めて、3度も点灯に成功。
納戸のドアも留め具に跳びついて外して開けるし、阿呆なのか賢いのかわからん。

それでは皆様、
あ 有難いなあ
し 幸せだなあ
た 楽しいなあ

都市生活者も出来る範囲で食材の自給を楽しみましょう
お年寄りや社会不適合者(儂のこと)や生活保護受給世帯よ、
天然農法で幸せな自給自足の生活を(=^ω^=)
読んでくださってありがとうございますm(__)m
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