再び農業補助金批判と猫に蝉 2014-07-29 [好きな言葉や拙見]
夏の風物詩「蝉を狩る猫」(=^ω^=)
回覧板を近所に朝6時^^;に届けたとき、油蝉を捕獲。
廊下組に与えたところ、
早速、ワイルドコンビが反応。
ふーちゃん、超速で飛びかかった!
よくぞシャッターを押せた。
たぶん蝉は生まれて初めてじゃなかろうか。
ギーギーという喧しい鳴き声に困惑気味。
みんな腰が引けてる。
真っ暗い土の中に雌伏6年程、やっと雄飛した油蝉よ、すまん。
今は廊下に亡骸が転がっています。猫たち、食べません。
帰途、路傍に咲く名も無き草花(名前をぼくが知らないだけ)
離れの法面に咲いてた名も無き草花。桔梗かなと近寄ったら違いました。
奥池の畔でキーウィの熟れ具合を見ていたら、
葉っぱから滑り落ちそうなアマガエルくんが。
小野道風に肖ってシャッターを押してました。
無事、落ち着けたかい。ちなみにキーウィはまだ硬くて青かったです。
今朝は小さな自然に心が洗われました。
そして、今朝の収穫たっぷり。
万願寺唐辛子が十数本穫れたので、煮浸しが出来るぞ。
空芯菜、ちゃっちゃっと料理できて美味くて気に入った、挿し芽で更に増やすぞ。
天然農園では、西瓜がハンドボールとサッカーボールの間くらいになり、真桑瓜が色づいてきて、メロンが一玉だけ結実、玉蜀黍が髭を垂らしていました。
こんな日は頭も清々しくしようと、地元の理髪店のおばちゃんに8mm刈りの坊主にしてもらいました(^O^)。おばちゃんに散髪してもらったのは中学か高校のとき以来。実に40年振り。今はお婆ちゃんですが、また刈ってもらえる日が来るとはと、ひとり感慨に浸っておりました。
7月26日に取り上げた農業補助金制度について、もう少し調べてみました。
天然農園と称して自家菜園を始めたばかりのぼくが、補助金制度反対といくら吠えても、重みに欠けるので、実際に農業に従事されてる方々の声を探しました。
農業補助金制度について詳しくは 農林水産省補助事業・税制 http://www.maff.go.jp/j/aid/index.html や農業技術通信社の農業総合専門サイト http://agri-biz.jp/?category=1 などの専門サイトを参照してください。
(以下、お声の抜粋)
補助金がない場合、なんとか自分の経営を良くしようと真剣に知恵をしぼり、工夫をし、努力をします。真剣勝負なのです。行政にとっては、あまり知恵や工夫や努力をしてもらうと困るのかもしれません。農業者が一人歩きして、行政の言いなりにならなくなりますから。
事業として成立しないものにお金を出すのは、税金の無駄遣い。農業のインフラを整えるのに税金を使うのは良いと思いますが、個々の事業者に補助金を与えて事業をやらせても、補助金が切れた瞬間に単年度赤字になるはず。
生産者である私は、お客様に頭を下げるものですが、補助金に手を出すと行政に頭を下げることになり、自分の経営を見失うことになりそうです。
「こんな補助金がありますが何か利用しませんか?」という行政は最低だと思います。農業者は品質の向上、技術の向上等をさせて経営を良くしていくものだといます。それに自分で買った機械や設備だからこそ、ねじ一本まで大切にしようと思うものではないですか?
人様の稼いだ金をもらうのはどうか。そして、もらえば必ず何かがついてくるに決まっている。結果、もらえば経営が甘くなるものだ。
農家に補助金がやたらに下りる、変な時代が30年間続いた。その結果、農家が機械を大切に修理しなくなった。修理では補助金はおりないが、交換・買換えすれば補助金が下りるからだ。この現象は、植民地政府が現地の野鍛冶(街の鉄工所みたいなもの)を経営できなくして、替わりに鎌などの農具を輸出した構造に似ている。かつて日本には旋盤をまわして、メーカーやディーラーにない部品でも作る野鍛冶がたくさんあったが、最近はほとんどない。
補助金は農業衰退の一番の原因だと思います。そんなものがあるから、能力のない経営体がだらだらと生き残り、産業全体の活力をそいでいる。保護されなかった産業のほうが伸びているのが現実だ。
岡山県では、農政部長が農協中央会・会長に天下っていることをご存知でしょうか。農政部長が農協組織に天下ってはいけないという法律はないようですが、ニッポン農業のことなど関係ねぇ~とばかりに、農協組織に補助金を湯水の如く垂れ流し続けるのであります。
以前に申請した経験から、補助金なしで農業を続けることが最善の方法であることがわかりました。担当役所、農協から、必要以上の過大な設備投資を強いられたからです。自然を相手の農業は何が起きるかわかりません。無理は禁物です。無借金経営を貫けば、ゆとりのある経営ができます。
補助金のあり方についてはかねてから疑問をもっております。農政に日本の国土保全と自給率アップ、食の安全などをどうするかというグランドデザインがなく、場当たり的なばらまき補助金ではないかという疑問がいつも私から離れません。
(以上、抜粋)
どうです、心ある農家の方はちゃんと自立自助の精神で歩んでおられます、たとえ金銭的に苦しかろうとも。
補助金目当ての駄目農家をつくりますまい。
麦を作れば補助金が貰えるからと、田んぼに麦を撒きっぱなし、何も手入れせず雑草生えっぱなし、挙句の果ては収穫もせず、補助金だけ受け取る。
耕作放棄地で牛を飼ったら補助金が貰えるからと、耕作放棄地を鉄線で囲って牛を入れっぱなし、補助金だけ受け取る。
涙、涙です。
補助金を使って経営が軌道に乗り、今なお成長し続けている農業法人は如何程あるのでしょうか。農林水産省の役人は、農業補助金(不公平(不正)バラマキ)が世のため、人のために大いに役立っていると本当に信じているのでしょうか。補助金のバラマキなんて仕事じゃあない。もし仕事と呼ぶとしても、銀行と同じくらい卑しい仕事です。
農水省の役人や族議員の方たち、愚かな農民に迎合あるは結託して仕事をしているつもりになったり、目先の票を得るために魂を売らないでください。
せめて、自律して農業を営もうとしている人たちに要らぬ規制をかけて邪魔することの無きよう。
ps自民党の農水省族議員の皆さん、2012年暮れの衆院選で「TPPへの交渉参加に反対!比例代表は自民党へ」と全国に看板まで立てて約束。
与党の6割以上の議員がTPP反対を表明していたからこそ、農村有権者の多くは自民党に票を入れたのではなかったのでしょうか。
それが「TPP日米交渉 事実上合意、懸案項目全てで着地点」の報道。
こりゃあ確かに詐欺ですよ、民主主義の下では。
詐欺師自民党!
先ず解散総選挙で民意を問い、それを反映させて進めなきゃあ。
斯様に民主党もとい民主主義は無駄が多い。
自民党は詐欺師と呼ばれるのが嫌なら、
民主制を否定して、止揚した賢人制でも唱えたらよいのに(^O^)
ぼく自身は、TPPについてはどうなろうとも、日本は、というよりも、日本人全員ではなくて心ある人たちは融通無碍に対応できると楽観的に捉えていますが。
連日の長文、お疲れさまでしたm(__)m
こんばんは、coconut punchと申します。
本日は私のブログにお越し頂きありがとうございました。
ojiojiのブログを拝見しようと思い、お邪魔しました。
補助金の件は考えさせられます・・・。
私の近くにも「収穫もせず、補助金だけ受け取る」
こういった農家さんがいますので・・・。
またお邪魔します。
by coconut punch (2014-07-29 19:39)
coconut punchさま、ようこそです(=^ω^=)
中国産の危険性だけをたたいておしまいというのではない実態をご存じない方用に、coconut punchさまのブログ記事、紹介させていただきます。
農業よりも農を大切に思っておりますので、つい農業に対して厳しい物言いになりがちですm(__)m
ぜひ専門のお立場で正論大いにご発信ください。
by ojioji (2014-07-29 21:15)
先程頂いたコメントが一時公開状態になっていました。
大変申し訳ありませんでした。
「ブログの内容を引用または紹介」の件はどちらでも構いません。
ご自由にお使いください。
ブログも始めたばかりで不慣れなもので、ご迷惑をおかけいたしました。
by coconut punch (2014-07-29 22:54)
coconut punchさま、どんまいです。
ぼくも4月の終わりから始めたばかりで、使い方や匙加減があやふやなままです^^;。
by ojioji (2014-07-30 07:34)