「福祉は麻薬と同じ其の弐」江戸はよかった(^O^) 2014-07-17 [好きな言葉や拙見]
なべに穴が空けば鋳掛屋に頼んでふさぎ、さらに使えなくなれば古金屋に下げ渡して資源とした。下駄の歯が減ったら歯だけを入れ替え、鼻緒が傷んだら鼻緒をすげ替え、ついに下駄本体が割れたら薪にして燃料とした。また、浴衣であれば、少し古くなったら赤ちゃんのおしめにし、それが古くなったら雑巾に、それもだめになったらさいて縄や敷物に編んだり、よって鼻緒の芯にしたりした。ここまで使いきり、それがぼろぼろになって果てれば、火にくべる燃料とした。
さらに、最後に残った灰までも肥料や糸作り・酒造、紙すきなどに利用した。
さすが杉浦日向子さま、子どもたちに意義深いメッセージを残してくださった。
江戸の町を見れば、流行りのエコライフの名の下の使い捨て清潔スタイルが裸足で逃げてゆくでしょう。
そういったことを伝えるはずの、
あのマイク・タイソン氏の1998年11月のPLAYBOY誌の独占インタビューから、
"To be sincere and honest, welfare is worse than crack ever be."
思うに福祉ってのは最悪だな。
クラックより酷い中毒になっちまう。
頼っちまうんだ。
只で何かを貰うのがどれだけ楽か、分かるか?
何もせずにただベッドに寝て、いろんな男とヤりまくって、
子どもをごろごろつくってれば、
それだけで福祉のお金が入ってくるんだ。
そんなことをしていれば、
すぐにモラルも倫理も仕事に対する価値観も無くしちまう。
福祉ってもんはそういうもんだ。
彼の人生の歩みを辿ると、実に重い言葉だと思います。
塾でも、ある期間、廊下の掲示板に貼っていました、
何という塾だったのでしょう。
ちなみに、現在の彼は、
交通事故で娘さんを亡くされたことをきっかけに、
ヴィーガンになられたということです。
ヴィーガンというのは、
健康上の理由ではなく倫理面?から、
酪農食品・動物製品を取り入れない人のことで、
動物製品をどこまで否定するかでいろんな派があるみたいです。
どちらかに振れ過ぎたまま止まった振り子を、
真ん中で静止したままにするのではなく、
往復運動状態に戻しましょう。
などと綴ることの出来るブログというメディア、ありがたいなあ。
閑話休題^^;
今朝は実家の実兄からの要請で、馬鈴薯の収穫のヘルプに出かけてきました。
実兄は、ホームセンターの顧問をしつつ農業を営み、先端の農業技術や独自の試みを実践する農学の専門家です。プロですね。
アマチュアのぼくにとっては面白くないので、避けて(^_^;)出来るだけ力を借りないようにしているのですが、無茶な栽培をしていると、適切な指摘を冷徹にしてくれます。
こちらが元祖天然農園。左半分の無除草の草原が馬鈴薯畑。右には天然農園でお馴染みの螺旋形支柱に調理用トマトが鈴なりです。こんな雑草のなかに馬鈴薯が果たして如何程育っているのでしょうか。
正直、こんなに大きな馬鈴薯がこんなにたくさんとは思っていませんでした。全部で確か5畝植えてあったはずです。
草茫茫が絶妙のカムフラージュになって、猪や狸や五位鷺や烏や鳶(帰郷してから見かけた奴らを適当に列挙)も、まさかこの下に馬鈴薯が1000個も埋まっているとは知る由も無かったでしょう。
ひと株に15個ほど、重さで言うと、種芋の30倍以上も付いています。右側の茎葉の真ん中に見える黒い球が種芋です。種芋は使い果たされて無くなったり萎んだりするのでは。固く丸いまま健在でした。種芋の養分を使わないで自力で土中や葉っぱからの養分を吸収して、小芋たちは斯様に大きく育つことが出来たのです。
教科書の記述とは異なる現象が生き物の世界では、否、宇宙では普通に起きています。教科書に書いてるからこうだなどと、自分の目を否定するようなことを、教壇に立つ人種程、してしまいがちです。ぼくがそうでした。
今日の馬鈴薯を見ながら、小保方博士の取り組んだ研究の継承者の登場を切望します。
頼むからマスゴミ諸君よ、不正追及とは切り離して、研究テーマの深化追究もしてくれよ。
下の写真、ミニトマトが見えます。
でも、葉っぱは馬鈴薯です。
テレビや新聞のニュースで毎年のように「ジャガイモにミニトマトがなった」と取り上げられますが、珍しい馬鈴薯の実です。馬鈴薯は種芋から増やす歴史が長くて、花から実になりにくくなっているそうです。ちなみに食べられるかどうかですが、熟したら食べられるもよう、但し、美味しいものではないとのこと。
斯くして本日のジャガイモ掘り、とても楽しく参加できました。時間が短かったからです^^; 報酬は勿論お金ではなくて、掘るとき傷ついた芋をたくさんと荏胡麻の葉とオクラとトマトを現物支給で戴きました。厚労省殿、生活保護制度もこのように衣食住の現物支給や貸与にしましょうよ、全国から善意の寄付や山奥の土地の破格値売却申し出がじゃんじゃん寄せられて予算を大幅に削減できますよ。受給者もぼくのように悠々自適に暮らせて良いことづく目(^O^)
こちらはオクラの花の横顔とキヲツケをした子どもたち。
愚石庵の蓮華の写真に触発されて、正面からは撮りませんでした。成功でした。
オクラ(英語okra、響きから大和言葉だと昔は思ってました)はアオイ科の植物なので、トロロアオイとよく似た美しい花です。野菜の中で最も綺麗な花と言う人もいます。綺麗なものは儚いのが世の習い。これも一日花なのでしょうか。
アメメくん「彼方此方 出歩いて、世を誹るばかり。お前は隠者ではないのか」
存分に吐いたので、暫くは隠棲できそうです。
天然農園に籠もるのがやはり一等幸せでございます。
業務連絡:お母様が貫地谷しほりさまそっくりで岡山大学農学部三回生の方、おハガキありがとう。妹さまにもよろしくと天然農園に農学的アドバイスをよろしくです(^O^)
杉浦日向子、なつかしい。NHKの番組に出ていましたね。おっとりした、浮世離れしたふんいきの人でしたね。小保方さんと同じオーラを感じます。
彼女が亡くなったと聞いた時、もったいないと思いました。日野てる子の訃報を聞いた時も、もったいないでした。やはり癌でしたね。
小沢一郎の本、読みました。グランドキャニオンの話、他の話と混じっているかも知れないが、崖に簡単な柵があって「ここからは自分の責任で」と注意書きがあるそうです。その考え方、当然です。
昔の日本人は自己責任の意識が強かった。子どもが、池で事故死しても親の私のしつけが悪かったと言いました。今は市や町が、3mくらいの柵を作っていても、事故があると、3mでは不十分だったとか破れ目があったとかいい、管理責任を問い、カネを要求する。
背景を調べたら、入れ知恵をする連中がいる。弁護士とかプロ市民とか、「このまま泣き寝入りするんですか、金とれまっせ」とささやくそうです。そういう支援者がいるから訴訟も可能になるわけです。
最後にさわやかなオクラの花、うわさには聞いていましたが、立派ですね。はじめてみました。アオイ科ならさもありなんです。
by リチャード (2014-07-18 05:46)
リチャードさま、実はさっき昨日の記事を読み返して、ジャガイモ掘りのところになぜか無理やり小保方博士の話しや生活保護制度の話しを加えたくなって、そうしたところでした。
そしたら、リチャードさまから、杉浦日向子さまつながりで小保方晴子さんの話題。
またまた失礼ながら波長が合うときが多くて気味が悪い。まのじさまといい。顔も声も知らないのに(^O^)
by ojioji (2014-07-18 06:58)
元祖天然農園も、様々な緑が謳歌して、ゆったり気持ちいいですね!
> 出来るだけ力を借りないようにしているのですが、
鼻っ柱の強さが見えて、笑えます〜。
おキバリやすぅ。
しかしまあ、アメメ君の仏頂面は、本当に筋金入りですねえ。
檀ふみさんの飼い猫で、「亀や万年堂」という、これまた
タイヘンな面構えの猫さんがいたそうですが、負けてない…。
by まのじ (2014-07-18 16:56)
檀ふみさん、懐かしい。彼女も猫飼いだったのですか、嬉しいことです。
亀屋万年堂くんのお顔、どこかで見られませんか。検索したのですがナボナのお店しか載ってなくて。
向田邦子さまのマミオの写真はたくさん出回ってるのに。
元祖天然農園はぼくの完全放置^^;とちがって、必要な手を入れつつ不必要な除草などを放置みたいです。
by ojioji (2014-07-19 06:29)
多分1980年代の本で、各界の愛猫家著名人の文章と愛猫ショットを集めた
ものに載っていたと思うのです。
タイトルどころか、単行本か文庫かの記憶すらないのに、あの、
「亀屋万年堂」さんのキョーレツなお顔だけは、忘れられません。
念のため、書架をひっくり返しましたが、多分もう処分してしまったのでしょう。
G石さまと違って、モノ持ちが悪いので!
by まのじ (2014-07-21 18:02)