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「福祉は麻薬と同じ其の弐」江戸はよかった(^O^) 2014-07-17 [好きな言葉や拙見]

偶に天然農園を出づると
外界がぼくに刺激を与えすぎて、心の平穏が破られてしまう。
救急車と言い、昨日の美咲町物産センターと言い。
未だ心の奥にもやもやが燻っています。

アメメくんも何だかもやもやしたお顔。
マスゴミに潰された気の毒な猪瀬直樹前東京都知事を彷彿させる表情
猪瀬氏は、東京都と日本の将来を大切にされるなら、大事の前の小事、厚顔無恥に徹することは出来なかったのでしょうか。
ブログの看板写真のアメメくんは、元気な頃の石原慎太郎氏や平沼赳夫氏のような貫禄があったのですが、腎臓が老化してすっかり痩せてしまいました。
DSCF0678.jpg
ノルくんとアメメくんは来年の夏は迎えられない気がしています。

ぼくの予感はわりと当たります。
昨夏、十数年振りに帰省して、生前の老父と会えましたが、京都に戻るとき、これが最後かなと予感して、亀甲駅まで送ってくれた甥っ子の車中でひとり落涙しておりました。老母にも半分くらいそのような予感がしてたのですが、当時より10kg程増量して健在です、目出度く予感は外れるときもあるのです(^O^)。

閑話休題。
彼らが天寿を全うした後で、鶏(と山羊)を飼おうと考えています。
それまでは彼らと過ごす時間を大切にしたいものです。

昨日は美咲町物産センターを訪れて、
あまりに安い野菜がなぜ出荷できるのかを考えました。
老人福祉の充実のお蔭で、お年寄りが生きるためのお金を稼ぐよりも、老後の生き甲斐のために野菜作りをしている面が強い、では、その老人福祉の財源はどこからか、税収からである。ということは、勤労者たちが納めた税金がいろんな省庁を経由して安い野菜になったわけか。その過程で費やされる人件費と無駄の壮大さよ。

結論:野菜の値段をもっと高くしてください。または、金銭による社会福祉を止めましょう(^O^)

好きなわけではない政治家の小沢一郎氏ですが、1993年の著書「日本改造計画」の序文で、アリゾナ州のグランドキャニオンを訪れたときの印象を書いた一文が好きです。(以下引用)国立公園の観光地で、多くの人々が訪れるにもかかわらず、転落を防ぐ柵が見当たらないのである。もし日本の観光地がこのような状態で、事故が起きたとしたら、どうなるだろうか。おそらく、その観光地の管理責任者は、新聞やテレビで轟々たる非難を浴びるだろう。(中略)大の大人が、レジャーという最も私的で自由な行動についてさえ、当局に安全を守ってもらい、それを当然視している。これに対して、アメリカでは、自分の安全は自分の責任で守っているわけである。(以上)

全く同感。昨日の記事のコメントで、リチャード・バサラ氏も述べておられます。
天は自ら助くる者を助く
自立自助
自律
言葉こそ違え、巧言(令色鮮し仁)政治家諸君やマスコミ諸君の肝に銘じてほしい考えです。

ただ、こんな良いことを20年以上前に書けた小沢一郎氏に関して言えば、その後、民主党やその後の活動で、バラマキ福祉によって愚かなほうの有権者の票を集めようという姑息な活動ばかりが記憶に残っています。

今は廃れた二上温泉の湯船の中で、傍迷惑にも九十歳近くの天寿を全うしたぼくの祖母(二上温泉の関係者各位、ご迷惑をかけてすみませんでした)も、生前、江戸時代の貝原益軒や二宮金治郎の話をしながら、金銭による福祉の愚かさを説いていました。

江戸と言えば(^_^;)、
中1の国語の教科書(光村)に杉浦日向子さま(癌で他界)の「江戸からのメッセージ」が掲載されていました。今に生かしたい江戸の知恵が(以下教科書引用)

なべに穴が空けば鋳掛屋に頼んでふさぎ、さらに使えなくなれば古金屋に下げ渡して資源とした。下駄の歯が減ったら歯だけを入れ替え、鼻緒が傷んだら鼻緒をすげ替え、ついに下駄本体が割れたら薪にして燃料とした。また、浴衣であれば、少し古くなったら赤ちゃんのおしめにし、それが古くなったら雑巾に、それもだめになったらさいて縄や敷物に編んだり、よって鼻緒の芯にしたりした。ここまで使いきり、それがぼろぼろになって果てれば、火にくべる燃料とした。

さらに、最後に残った灰までも肥料や糸作り・酒造、紙すきなどに利用した。


 さすが杉浦日向子さま、子どもたちに意義深いメッセージを残してくださった。

江戸の町を見れば、流行りのエコライフの名の下の使い捨て清潔スタイルが裸足で逃げてゆくでしょう。


そういったことを伝えるはずの、

団塊の世代より前の戦前派・戦中派の方たちは、ようくわかっていらっしゃるはずなのに、物・物・物・物・物に埋もれて、制度的に無理のある年金制度(金銭、金銭、金銭)の恩恵に最大限浴して是としておられるのが解せません。
年老いて呆けてきたのでしょうか。

このテーマの最後に、

あのマイク・タイソン氏の1998年11月のPLAYBOY誌の独占インタビューから、

"To be sincere and honest, welfare is worse than crack ever be."

思うに福祉ってのは最悪だな。

クラックより酷い中毒になっちまう。

頼っちまうんだ。

只で何かを貰うのがどれだけ楽か、分かるか?

何もせずにただベッドに寝て、いろんな男とヤりまくって、

子どもをごろごろつくってれば、

それだけで福祉のお金が入ってくるんだ。

そんなことをしていれば、

すぐにモラルも倫理も仕事に対する価値観も無くしちまう。

福祉ってもんはそういうもんだ。

彼の人生の歩みを辿ると、実に重い言葉だと思います。


塾でも、ある期間、廊下の掲示板に貼っていました、

何という塾だったのでしょう。


ちなみに、現在の彼は、

交通事故で娘さんを亡くされたことをきっかけに、

ヴィーガンになられたということです。


ヴィーガンというのは、

健康上の理由ではなく倫理面?から、

酪農食品・動物製品を取り入れない人のことで、

動物製品をどこまで否定するかでいろんな派があるみたいです。


どちらかに振れ過ぎたまま止まった振り子を、

真ん中で静止したままにするのではなく、

往復運動状態に戻しましょう。


などと綴ることの出来るブログというメディア、ありがたいなあ。

閑話休題^^;


今朝は実家の実兄からの要請で、馬鈴薯の収穫のヘルプに出かけてきました。

実兄は、ホームセンターの顧問をしつつ農業を営み、先端の農業技術や独自の試みを実践する農学の専門家です。プロですね。

アマチュアのぼくにとっては面白くないので、避けて(^_^;)出来るだけ力を借りないようにしているのですが、無茶な栽培をしていると、適切な指摘を冷徹にしてくれます。

こちらが元祖天然農園。左半分の無除草の草原が馬鈴薯畑。右には天然農園でお馴染みの螺旋形支柱に調理用トマトが鈴なりです。こんな雑草のなかに馬鈴薯が果たして如何程育っているのでしょうか。DSCF0664.jpg

正直、こんなに大きな馬鈴薯がこんなにたくさんとは思っていませんでした。全部で確か5畝植えてあったはずです。


DSCF0677.jpg

草茫茫が絶妙のカムフラージュになって、猪や狸や五位鷺や烏や鳶(帰郷してから見かけた奴らを適当に列挙)も、まさかこの下に馬鈴薯が1000個も埋まっているとは知る由も無かったでしょう。


ひと株に15個ほど、重さで言うと、種芋の30倍以上も付いています。右側の茎葉の真ん中に見える黒い球が種芋です。種芋は使い果たされて無くなったり萎んだりするのでは。固く丸いまま健在でした。種芋の養分を使わないで自力で土中や葉っぱからの養分を吸収して、小芋たちは斯様に大きく育つことが出来たのです。

DSCF0672.jpg

教科書の記述とは異なる現象が生き物の世界では、否、宇宙では普通に起きています。教科書に書いてるからこうだなどと、自分の目を否定するようなことを、教壇に立つ人種程、してしまいがちです。ぼくがそうでした。

今日の馬鈴薯を見ながら、小保方博士の取り組んだ研究の継承者の登場を切望します。

頼むからマスゴミ諸君よ、不正追及とは切り離して、研究テーマの深化追究もしてくれよ。


下の写真、ミニトマトが見えます。

でも、葉っぱは馬鈴薯です。

テレビや新聞のニュースで毎年のように「ジャガイモにミニトマトがなった」と取り上げられますが、珍しい馬鈴薯の実です。馬鈴薯は種芋から増やす歴史が長くて、花から実になりにくくなっているそうです。ちなみに食べられるかどうかですが、熟したら食べられるもよう、但し、美味しいものではないとのこと。

 DSCF0671.jpg

斯くして本日のジャガイモ掘り、とても楽しく参加できました。時間が短かったからです^^; 報酬は勿論お金ではなくて、掘るとき傷ついた芋をたくさんと荏胡麻の葉とオクラとトマトを現物支給で戴きました。厚労省殿、生活保護制度もこのように衣食住の現物支給や貸与にしましょうよ、全国から善意の寄付や山奥の土地の破格値売却申し出がじゃんじゃん寄せられて予算を大幅に削減できますよ。受給者もぼくのように悠々自適に暮らせて良いことづく目(^O^)


こちらはオクラの花の横顔とキヲツケをした子どもたち。

愚石庵の蓮華の写真に触発されて、正面からは撮りませんでした。成功でした。

DSCF0660.jpg

オクラ(英語okra、響きから大和言葉だと昔は思ってました)はアオイ科の植物なので、トロロアオイとよく似た美しい花です。野菜の中で最も綺麗な花と言う人もいます。綺麗なものは儚いのが世の習い。これも一日花なのでしょうか。

DSCF0679.jpg

アメメくん「彼方此方 出歩いて、世を誹るばかり。お前は隠者ではないのか」

存分に吐いたので、暫くは隠棲できそうです。

天然農園に籠もるのがやはり一等幸せでございます。


業務連絡:お母様が貫地谷しほりさまそっくりで岡山大学農学部三回生の方、おハガキありがとう。妹さまにもよろしくと天然農園に農学的アドバイスをよろしくです(^O^)


それでは皆様、
あ 有難いなあ
し 幸せだなあ
た 楽しいなあ

読んでくださってありがとうございます(=^ω^=)
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リチャード

 杉浦日向子、なつかしい。NHKの番組に出ていましたね。おっとりした、浮世離れしたふんいきの人でしたね。小保方さんと同じオーラを感じます。
彼女が亡くなったと聞いた時、もったいないと思いました。日野てる子の訃報を聞いた時も、もったいないでした。やはり癌でしたね。
 
 小沢一郎の本、読みました。グランドキャニオンの話、他の話と混じっているかも知れないが、崖に簡単な柵があって「ここからは自分の責任で」と注意書きがあるそうです。その考え方、当然です。
 昔の日本人は自己責任の意識が強かった。子どもが、池で事故死しても親の私のしつけが悪かったと言いました。今は市や町が、3mくらいの柵を作っていても、事故があると、3mでは不十分だったとか破れ目があったとかいい、管理責任を問い、カネを要求する。
背景を調べたら、入れ知恵をする連中がいる。弁護士とかプロ市民とか、「このまま泣き寝入りするんですか、金とれまっせ」とささやくそうです。そういう支援者がいるから訴訟も可能になるわけです。
 
 最後にさわやかなオクラの花、うわさには聞いていましたが、立派ですね。はじめてみました。アオイ科ならさもありなんです。


by リチャード (2014-07-18 05:46) 

ojioji

リチャードさま、実はさっき昨日の記事を読み返して、ジャガイモ掘りのところになぜか無理やり小保方博士の話しや生活保護制度の話しを加えたくなって、そうしたところでした。
そしたら、リチャードさまから、杉浦日向子さまつながりで小保方晴子さんの話題。
またまた失礼ながら波長が合うときが多くて気味が悪い。まのじさまといい。顔も声も知らないのに(^O^)
by ojioji (2014-07-18 06:58) 

まのじ

元祖天然農園も、様々な緑が謳歌して、ゆったり気持ちいいですね!

> 出来るだけ力を借りないようにしているのですが、
鼻っ柱の強さが見えて、笑えます〜。
おキバリやすぅ。

しかしまあ、アメメ君の仏頂面は、本当に筋金入りですねえ。
檀ふみさんの飼い猫で、「亀や万年堂」という、これまた
タイヘンな面構えの猫さんがいたそうですが、負けてない…。

by まのじ (2014-07-18 16:56) 

ojioji

檀ふみさん、懐かしい。彼女も猫飼いだったのですか、嬉しいことです。
亀屋万年堂くんのお顔、どこかで見られませんか。検索したのですがナボナのお店しか載ってなくて。
向田邦子さまのマミオの写真はたくさん出回ってるのに。

元祖天然農園はぼくの完全放置^^;とちがって、必要な手を入れつつ不必要な除草などを放置みたいです。
by ojioji (2014-07-19 06:29) 

まのじ

多分1980年代の本で、各界の愛猫家著名人の文章と愛猫ショットを集めた
ものに載っていたと思うのです。
タイトルどころか、単行本か文庫かの記憶すらないのに、あの、
「亀屋万年堂」さんのキョーレツなお顔だけは、忘れられません。
念のため、書架をひっくり返しましたが、多分もう処分してしまったのでしょう。
G石さまと違って、モノ持ちが悪いので!
by まのじ (2014-07-21 18:02) 

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