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カサブランカ開花と未来から見れば今の自分がいちばん若い(^O^) 2014-07-10 [好きな言葉や拙見]

台風8号の影響で不穏な空の色、

百合の女王カサブランカが咲いたという電話を実家からもらい、台風でやられる前に写真を撮りに出向きました。あの巨大柱サボテンの傍に生えています。

DSCF0436.jpg

柱サボテンが4メートル以上もあるので目立ちませんが、カサブランカも2メートル近くの背丈。ぼくより遥かに高いです。百合のなかでも最大サイズとのこと。

台風前のいつもとちがう暗くて明るい不気味な光線の具合です。

DSCF0443.jpg

カサブランカの花言葉を調べると、

 

貴方は将校タイプの方。

兵隊ではよすがをおくれません。

なぜならば、みんなとうまくやっていくのが苦手だからです。

怒らないでくださいね。

貴方はとても上昇志向が強いので、人後に落ちるのが嫌で、負けず嫌い。

みんなにあわせてワイワイやることができず、またそのような機会にも恵まれていなかったため融通もきかせることができません。

ですから、貴方は将校のように一方的に命令をして人を動かすことの方が得意のようです。

でも、人の声が聞こえてこないのは悲しいことですね。

仕事もかなりできる方なのですが、敵が多く人間関係に軋轢が生じがちなので、結果が伴わず評価してもらえない場合も多いようです。

バランス感覚と人との和を常に意識して行動することが成功の秘訣です。

 

なんじゃこりゃ。儂のことを言っとるんか。

DSCF0440.jpg

 

過去から見ると今の自分がいちばん年老いているが、

未来から見ると今の自分がいちばん若い

将棋のプロ棋士 森下卓九段が語っています。


なるほど、何歳になっても、

人生で今がいちばん若いんだ、何でも出来る(^^)

と考えるほうが、

年取ってしまったなあ、もうあの頃のようには出来ない(´・ω・`)

と考えるより余程元気が出ます。

ぼくも森下九段に肖って、何歳まで生きるかわからないけれど、生きられる日のなかで今日がいちばん若いんだ、でまいります。

※(´・ω・`)この顔文字生まれて初めて使いました(^_^;)

※森下卓九段は実力者なのにタイトル獲得経験無く、無冠の帝王と呼ばれています。ぼくの趣味が将棋ということをたぶん初めて書きました、老後の楽しみです。

 

若い頃はゴーリキーの「涙で火事は消せない」という言葉が好きで、上部構造は下部構造に規定される、だから弁証法的史的唯物論なのだと本気で動いてたときもありました。今の若い方にはナンノコッチャでしょう。当時はそういう気持ちにさせる現実が日本の市井のそこかしこにまだありました。


ところが今や、そのような現実は天災でない限り避けることが可能です(自ら招いているのだとまでは言いません。自立自助)。天災ならば諦められます。台風8号に気をつけましょう、と付け加えます。


心の持ち方ひとつで幸せにも不幸にもなれます。

パスカルが紹介している「妻を亡くし絶望のどん底にある男が、競馬場で賭けた馬を応援しているときはすべてを忘れて興奮している」という話しや、将棋を指している男が親の訃報を聞いて「親が死んだか」と呟きながら駒をパチリ、という話しのように。

なんか例が特殊過ぎます。

そうだ、江戸時代の農民を例に。

日本史の教科書では「農民の負担する税は、田畑・屋敷にかけられる本年貢が主で、収穫の約40%(四公六民)前後を、米や貨幣でおさめた。その他…これらの負担はきわめて重く、また税は貧富にかかわらず同率であったから、百姓の生活は一般に貧しかった」とあります。中学の歴史でも「胡麻の油と百姓は、絞れば絞るほどいずる物也」と農民が虐げられてばかりいたように習います。ところが実態はどうでしょう。貧農史観というウソに詳しいです。


少し想像してみればわかるように、人口の八割を占めていた農民の作った米を残り二割の人が食らうだけで農民が飢えるはずがありません。武士や町人は皆んな相撲取りのような大食漢だったのでしょうか。そもそも農民は、太陽の下、今よりも豊かな自然の中、ヒメジョオンやハルジオンやアレチウリなどの外来の雑草も蔓延らず、上手に収穫を隠匿して自給自足の暮らしを送れたのです(^^)。上役のストレスも赤字決算の悩みも無く。畑や田んぼで弁当も食えれば、野菜の摘み食いも出来るし。


NHKの「おしん」に至っては、明治の後期でも東北の小作農はあんな暗いばかりの日々を送っていたかのように描いてぼくを感動させるし。作造(伊東四朗)が毎晩どぶろくを飲んでるときはご機嫌だったはずです、ふじ(泉ピン子)を怒鳴ったり蹴ったりしているときも、酒飲みならわかるでしょうが、不満を発散できて自己実現気分を味わえていたはずです。ふじはふじでおしんに愛情を注ぐとき至福の喜びに満たされていたはずです。どんなに貧しくても、日々の暮らしのなかで幸せを味わえる人は味わえていたはずです。


無収入なのに住民税という名の人頭税や国民健康保険料という名の税金や破綻した国民年金の納付書が届き、猫しか話し相手がおらず、天然農園で野菜の世話を毎日強いられているぼくは不幸のどん底なのでしょうか(^O^) 


そうか、心の持ち方というのは想像力を働かせることか。マスコミや広告業界は想像力が貧しすぎて、生き物の多様性、十人十色性を踏まえない記事を垂れ流し、徒に欲望を刺激する広告で人々の煩悩を煽っているのか。だから、それらに触れなければ穏和で充たされた日々を送れるわけです。


早起きして書いてた文章とは思えないねちねちとした熱気を感じます。


心機一転??
雨間に撮ってきた、離れの前の大輪の紫陽花をどうぞ。
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嵐の前の静けさで、やはり空気の色が変です。
DSCF0457.jpg
ロケーションはこのような感じです。

三和土の雑巾掛け、今朝も廊下の猫ゲロ拭きとセットで出来ました。
毎日、家の中全部の拭き掃除をされてる方々を尊敬します。とても清々しいお家だとお察しします。

それでは皆様、
あ 有難いなあ
し 幸せだなあ
た 楽しいなあ

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リチャード

 こんにちは。愚石庵からきました。リチャードです。
「今の自分が一番若い」は、私も、昔聞いて感銘を受けた言葉です。
 友人でかなりの年令の女性が、どうしても勉強したいというので、大学院に入りました。その職場は2年間の休職が認められていましたが、ご主人や子どもさんを納得させるのに、それなりの苦労もあったことでしょう。
その時、彼女がこの言葉を使いました。「いい年なんだから、いまさら」という気持ちを克服して、決断したといってました。
いくつになっても学ぶ姿勢は美しいと思いました。
 この言葉は、臆病な自分、現状維持にしがみつこうとする自分に新たな挑戦をすすめる言葉のように思います。

by リチャード (2014-07-10 16:58) 

リチャード

 「おしん」は、立派にベトナム語になっています。ラム オシン(LAM OSIN)といえば、おしんをするですが、家事をするの意味です。職業としてのお手伝いさんも、おしんです。私の妻もTVでおしんを見て感動したといってます。タイでも「おしん」は通じるそうです。恐るべし、橋田寿賀子。

 パスカルの競馬の話とその下の将棋の話は、勝負事、賭け事の魔力のことでしょうね。
 落語の「柳田の堪忍袋」や「文七元結」とか囲碁に集中しすぎて失敗した話です。ドストエフスキーも新婚旅行でイタリアに行って博打でスッテしまって、帰れなくなったという話があります。王子製紙か、どこか紙屋の御曹子が、バカラで何十億すったというニュースがありました。単にアホやなあと笑えない、博打の底知れない力を感じます。

 昔、山口組と一和会の抗争がおこった時、地方の末端組織で衝突があった。四国・高松で、組どうしが殺し合いをした。1人の組員がパチンコをしていて、撃たれた。まわりの一般客はみんな逃げた。しかし、血溜りの広がる悲惨な景色の中、逃げないでパチンコを打ち続ける一般人がいた。なぜか?
フィバーしていたんですよ、フィバー・・ハンドル放せませんわ・・
 マスコミはこの人を非難するように書いていたが、私は思った。「うそをつきなさい、あなたたちもやっているでしょ、似たような事を。自分さえ良ければ、そして他人への無関心」
by リチャード (2014-07-10 18:28) 

まのじ

飾ってあるカサブランカしか知らない者には、
ずい分たくましく、また、やけに黄色なお姿にビックリ。
「君の瞳に乾杯」というより、サボテンとドスこい、って感じ。
やはり、あの濃厚な甘い香りがするのでしょうか。

方丈記よりは、はるかにマハラジャなお宅のご様子、
これで縁側があれば、バッチリ!
by まのじ (2014-07-10 20:10) 

ojioji

リチャードさまの初コメント、ありがとうございます。こちらでもよろしくです。パチンコの話しの最後の一文が怖かったです。いろんな例にある勝負事の魔力も底知れませんが、そんなことで人間の心は虜になるくらいたやすく変われるんだなあと。それが色欲や食欲でも同じ効果がある人もいるだろうし。毎朝、お勤めをするとか意識して唱えなければ、うつろうのが人の意識でしょうか。
落語にもご造詣が。こちとら、この数年のにわか落語ファンです、面白話また教えてください。いつぞやのジミー時田のお話しといい、森羅万象を究めておられ見識に感服です。これからも催されたときはここでも排泄してすっきりなさってください(^^)

「おしん」実は大好きなドラマで、「ちりとてちん」と「おしん」の DVD購入しております(^^;)、京都でひとり見ながら涙したときも(^^;) 今は毎日ラムオシン(^O^) 
by ojioji (2014-07-10 21:35) 

ojioji

まのじさま、美咲町では今夜の月はまだ見えませぬ。蛙が喧しいです。
ブログのカサブランカ、言われてみると黄色が目につきます、真っ白以外のも今はカサブランカとして出回ってるみたいです。ぼくは派手な目立つ花は苦手で、カサブランカも老母のリクエストに応えただけです、と身も蓋もない古都を(^^;)

居宅は和風マハラジャかも。離れは方丈記の世界です。縁側、あるんですよ(^^)。居宅は86歳のお婆様(今は息子さんのところへ)が二年前まで住んでられた建物で、離れはその両親が昭和の初めから住んでられた建物で長年廃屋に。その離れをリフォームしました。が、縁側も仏壇も床の間も土間も温存しました。外観や床を新しくしてぼくが死ぬまで倒れないようにしました。死後は野となれ山となれです(^^;)
by ojioji (2014-07-10 21:48) 

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