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みうめ姫と牛と田植え 2014-05-18投稿 [地元の紹介 美咲町打穴西豊坂上]

今朝のみうめ姫。
2008年1月17日生まれで、アメメにしつこく迫られて彼の子を産んだあと避妊手術済み。
塾猫コンビが彼女を崇拝しないのでストレス気味。
ときどき彼女だけにして家中を開放してやってます。
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ビニル袋を噛みゴミ箱を倒して首を突っ込むという定番のポーズを撮らせまくり。
ふーちゃんがいないと伸び伸びといたずらしてます。
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MacBookの電源アダプターもよいオモチャ。
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彼女の三毛の毛並みの美しさが写真ではうまく伝わらないのが残念です。


実家の田植えを早朝から取材しました。
機械化が進み、子どもの頃の手植えとは全く別世界。
150万円の乗用型田植機に苗や肥料をセットして田んぼの中をすごい速さで往復運転してゆくうちに十数分で一枚の田んぼが完了。
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植え付けと同時に肥料を苗の脇の土中に施すという優れもの。
写真のは4条(列)植えですが北海道とかの広大な田んぼでは10条植えとかあるそう。
昔の耕運機のような手で押す歩行型から、今や運転席に乗り込む乗用型が主流とか。
さらに、植え付け爪でマット苗を挟み持って土に差し込む動作を1回転当たり2回行えるため、ぼくから見ると驚異的な速度で植わってゆきます。
何だかクボタやヤンマーやヰセキの回し者になってしまいました。
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かつては家族総出あるいは親戚や近所も頼んでいた田植えが、技術革新・機械化によって二人あるいは一人でもできるようになりました。その人たちのお陰で豊葦原瑞穂の国の田んぼが辛うじて維持されているのです。

TPPが話題になった当初、新聞では、それが日本経済にとってあるいは都市住民にとって損か得かという経済の視点だけで書かれていてイライラしたのを覚えています。しかし、議論が深まるにつれ、儲かるかどうかという視点だけで米作りを語るような、幸せの尺度を金銭の多寡でしか測れない愚かで可哀想な人は少なくなったはずですが、不勉強で実体験の無いマスコミや政治家たちの多くは結局は経済の論理でああだこうだと論じているように見えます。

米作りや田んぼを維持することの大切さ・真の意義をわかっている方たちが、都会の人や蒙昧な農民を嘲り哀れむのではなくて、もっともっとわかりやすい言葉で彼らに伝えてゆくことが必要な気がします。
ぼくが言えるのは、新聞の経済記事が不安をいくら書き立てようと、田んぼや畑が維持されている限りちっとも心配は要らないということくらいです。一方で適応能力・応用力の無い人が滅びるのは生き物の摂理、仕方ないです。
塾のトイレに「農本主義」について貼ってたのを思い出してくれた人、いるでしょうか。


田植え取材(手伝いではありません(^_^;)の帰途、田んぼのさらに奥にある牧場をバイクで目指しました。途中から50センチメートル以上雑草が茂り遭難しかけつつ到着。
子どもの頃以来の訪問です。
牧場の、「寅さん」初期の頃の倍賞千恵子を思わせるお姉さんが出てきてくださって、牧場の中を見学。
牛くんたちが笑顔で迎えてくれました。ほんと良い顔です。牛に会いにまた来るつもり。
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さらに奥にある、唐臼古墳に。ここも小学校の遠足で来て以来です。
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詳しくはこの掲示板にて。ぼくは昭和33年生まれでこの古墳の発掘ニュースはよく覚えています。
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山を越えて白山神社という打穴里のお宮さんに。
名木に選ばれてる杜松ネズの木が左に見えます。
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急で長い石段が。
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数えながら上がると70段。休む場所無しで続いているので段数以上に長く感じます。
上から鳥居まで見下ろすと、
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ダイブすると死ねます。



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